いつも明日から

今日もいいけど、明日もいいよね。

PAPER MOVEMENT 紙が動く、心が動く展

2015-10-18 20:15:21 | Weblog
ちょっと前のことになってしまいますが、9月の下旬から渋谷ヒカリエで開催されていた、
「PAPER MOVEMENT 紙が動く、心が動く展」を観に行きました。







福永紙工のかみの工作所というプロジェクトで様々な紙製品を開発・創造されていますが、
その中で“紙が動く”というテーマから生まれた新しい製品がたくさん披露されていました。


無類の紙好きで知られる私としては、観に行かない手はない!と張り切っておでかけ。
面白く美しい紙たちに魅せられてまいりました。






中でも、この「格子虫」、回るんです。しかも形を変えながら。その姿がとってもかわいくて、面白い。

紙のパーツを組み合わせただけ、と言えばそれだけなんですが、そのサイズがきちんと設計されていて、その結果とても不思議な動きをする虫に生まれ変わった。



で?という方がいるでしょ?それでなんなんだ?って。
私も聞きました。

「いや、特に意味はないんです」

もう、その言葉にキュン。


便利だ、とか、役に立つ、とか、必ずしもそういう機能を持ち合わせていなくてもいいと思うのです。
面白い、とか、なんなんだこれ?ってつい気になる。そういうものに心惹かれるのです。

てなわけで購入。パッケージもおしゃれでした。






かみの工作所と言えば、TERADA MOKEIの1/100シリーズが有名ですが、
クリスマスバージョンとかコースターバージョンも出ててとてもかわいい。

ああ、こういうものを生み出す現場にいたいね。
つくづく、紙を愛していると思うわ、私。




紙の面白さ、美しさと、そこから広がる可能性にきちんと目を向けている方たちがいることがとても嬉しく、そして励みになります。
これからも彼らの活動にますますの希望と期待を託して。

宮古島の旅 その2

2015-10-02 08:40:48 | Weblog
宮古島の旅、続編の更新が遅くなりました。
第二弾は食事編。


食べること(+飲むこと)が、やっぱりどうしたって楽しみになりますなあ。
旅のごはんは特に。





初日の夜。居酒屋「中山(ちゅうざん)」にて。


宮古島の周りの伊良部島、池間島はカツオ漁で有名。
てなわけでここはやはりお刺身を。マグロもいます。



これは沖縄では有名、グルクンの唐揚げ。



そして初体験の宮古ぜんまいのとろろ和え。
ぜんまいって言って想像するあれとはちがう、少し硬めの葉物野菜。
地元で採れるものってのはやっぱり興味があるし、面白いよね~


ザ・居酒屋っぽくて良かったです、ちゅうざん。



ビールでほろ酔いの母娘は、二次会用のお酒を求めて沖縄ではスタンダードなコンビニ「Coco!」へ。


オリオンビールの夏バージョンと、焼酎 菊の露。
ホテルにてのんびり二次会を楽しんだのでした。





二日目のお昼は宮古島の北に位置するタコ料理で有名な「すむばり」にて。
平日で、お昼をだいぶ回っていたにもかかわらず、大変な混みようでした。
店員さんはクール。

写真はないのですが、タコ丼とソーキそばを食べました。
どちらも美味しかった。ソーキ(豚のアバラ肉)がとろけました。



夜は沖縄っぽい居酒屋さん「あぱら樹」へ。


ゴーヤの酢の物と近海魚のお刺身。
店員のお兄さんに魚の名前を聞くも、「地元の呼び方で~」と言われてよく聞き取れず…

あとからスーパーとか行って魚売り場見てたら、これだね!ってのがありました。
「アカマチ」いわゆる浜鯛だそうです。
もう一種類は…はっきり分からず…



ホルモンちゃんぷるー。味噌味。



アボカドとポークのシーザーサラダ。
ポークってのはスパムとかああいう缶詰のポークです。なるほどね~



島豆腐の厚揚げ。外側カリカリで美味。



メニューを見てるだけでも楽しいです。


帰りは土砂降りの雨に降られながら、駐車場までダッシュ。
今日ばかりはお酒を我慢した親孝行娘が運転してホテルまで帰りました。




恒例の二次会ではオリオンビール攻め(※翌日分も含んでいることを念のため補足しておきます)。





さーて三日目は「島の駅みやこ」にいって地元食材とかお土産品をみたりしてたら
美味しそうなお弁当が売ってたので、お昼はこれに決めました。


盛りだくさん。揚げ物も煮物も野菜の和え物も美味しかった。
東京でもよく見る普通のお弁当のようで、中身はやっぱり地元のものっぽかった。
詳細が分からないのが残念ですが…



ちなみにお酒もいっぱい売ってた。ほぼ焼酎。



そして最後の夜は沖縄のファミリーレストラン「和風亭」にて。
母はお寿司御前をもりもり食べてました。
私は今日は母に運転を譲ったので(代わっていただいたとも言う)、ビールとおつまみを。。


赤魚の煮つけ。薄味でちょうどいい。



ボリューミーな海鮮サラダ。


ガチャガチャしてなくてゆったり夕食を楽しめました。





最終日ランチは、迷った末に再度島の駅へ。



常連気分で宮古そばをいただきました。
沖縄ってうどんもそばもひっくるめてそばって言うんだね、という結論に至りました。



それから「まいばり宮古島熱帯果樹園」で食べたドラゴンフルーツ&パイナップルアイスが美味しかった。
驚くほどのピンク色。鮮やかでした。しかし写真撮り忘れ。。





そんなこんなでたくさんの美味しいものを食べてまいりました。


結局人はその土地のものに触れることを求めて旅をするのだと思うので、
特にうちみたいな食べること(+飲むこと)を何よりの楽しみだと思っている人々にとって、
沖縄、そのなかでも宮古諸島の食文化を自らのカラダで感じられたのはとても良かったです。


観光産業と地元民の生活がどう両立してるのか、
そこに不都合な部分や理不尽なことは起きていないか、
そんなことを気にしながら毎回いろんな土地へ行っていますが、
ここの人々は、激しい熱を帯びることなく、のんびりとその両方に向き合っているような感じがしました。

もちろん、胸の内に色々な想いはあるのだろうけども。良くも悪くも、島の文化なのかもしれません。