ブログというものはもっとこう、人に有益な情報や心に響く文章を書くものなのだろうと今更ながら思うのですが。
私の場合はまあそれはもう、自分のため極まりない。
バーッと発散してスッキリしたり、読み返して振り返ったり。我が身が生き延びるためのツールとして使っている傾向があります。
そこへの罪悪感って結構あったんだけど、それがだんだんと、「文章を書くことが好きなんだから、それだけでいいじゃないか!」と思うようになりました。歳をとるって恐ろしいことですね。
要は、インターネットの普及によって文章を書くことやらそれが世に見られることが格段に増えた現代であるがゆえに、そこに何かしら人様が介在して価値のあるものと認められることが当たり前みたいになったわけだけど。
文章だって言ってみればアートの一部みたいなもんで、表現手段の一つであって、極論を言えば「アーティストの勝手でしょ」並みのものすごいわがままなツールでさえあるのではないだろうか。と、思ったわけです。
やあやあ、ばか言ってんじゃねえ的な言葉が飛び交いそうですが、私はさ、なんか妙に納得したわけ。今の私は。
若かりし頃であればきっと、「そんな考え方するなんて、なんて自分本位なの!サイテー!」とか思ってたと思う。
だけど、今の私は残念ながらだいぶん図太くなってしまって、「いいじゃん自分本位で!」って思えるようになってしまった。
年の功ってすごい!
そう思えたのも、ちゃんと経緯があって、そこが一番大事なとこなんだけど、それはまたじっくり書くことにしよう。
一度で完結させるのはもったいない。
ひとつ言っておきたいのは、「尊敬する人の言葉なら、素直に受け止められられる」ということです。
人は自分に都合のいいところしか見ないようにできている。それでも、それを信じていくことで行き着く世界もある。
それを信じて、今は。いざ大人の世界へ。