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1月24日: 矮小銀河 Kiso 5639

2018年01月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このNASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡イメージで、星の誕生の猛火が矮小銀河 Kiso 5639 の一端を照らしている。 Kiso 5639 は傾いたエッジ・オンであり、流星花火に似て、輝く燃える頭と長い星の尾を持っている。その外見は銀河達の「オタマジャクシ」クラスにある。明るいピンクの頭は水素の輝きからであり新しい星達の爆発によって照らされている。これらの若い星達の質量は約100万の太陽に等しく、100万年未満以前にできた大きな集団にグループ化される。これらの星達は主に水素とヘリウムから成るが、酸素と炭素のような重い元素をつくっている。これらの星達が死ぬとき重い元素を放出し周囲のガスを豊かにする。 Kiso 5639 では、銀河の頭の中の明るいガスは他の銀河より重い元素が不足している。天文学者達は、銀河間の宇宙が原始のままの水素の豊富なガスを含むので、銀河が原始のガスをその環境から付着させたとき、最も新しい星形成の出来事が引き起こされたと考えている。ガスの空洞は過熱したガスの穴を切り開く多数の超新星爆発に起因している。この観測は、2015年2月と2015年7月に、ハッブルの広視野カメラ3でとられた。 Kiso 5639 は我々から8200万光年にあり、その頭は差渡し約2700光年である。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

 


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