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8月2日:NASA、クルーのオリオン脱出を評価する

2017年08月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのオリオン宇宙船で、宇宙飛行士達が月を越えた目的地から地球に戻りまた太平洋に着水するとき、安全に宇宙船から出て乾燥した大地に戻る必要がある。2017年7月10日~14日に、テキサスのガルヴェストン沖の海を使って、NASAと国防総省のチームが、様々なシナリオでオリオン脱出手順をテストした。クルー脱出テストの間に、米国沿岸警備隊、海軍、空軍からの支援とともに、オリオンと地上システム開発およびオペレーション計画からの合同チームが、補助を受けてまたクルー自身で、どのようにカプセルから出るかを評価した。宇宙飛行士達と技術テストチームは、オリオン打上と大気入りで使うために開発されたNASAのオレンジ色の先進的クルー脱出スーツの改良版、オリオン・クルー生存システム宇宙服を着用した。

<出典>: 「オリオン宇宙船(Orion Spacecraft)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 月までは片道5日程度、往復で10日程度であればスペースシャトルの飛行とほぼ同じです。しかし、それより遠い火星では往復するだけで概ね500日かかります。多量に物資を積む必要があり、果たしてどのくらいの大きさの宇宙船が必要になるのでしょうか?

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