楽しみにしていた「ツールド三河湖」
ちび怪獣は、40キロを見事に走りきり、「最年賞(少?)」として、メダルをもらいました。
ちなみに最年長は80歳の男性、目が不自由なので、奥様のサポートで同じく40キロ完走しました。
とはいっても、長い道のりだったね。
朝は、5時に起床。まだ暗いと文句をいうちび怪獣を起こし、すぐに朝食を済ませると、顔を洗い、着替えて、
玄関で「早く行こうよ!」
パパ、ママまだ朝食食べています。(トイレぐらい済ませるよう注意を受けていました)
受付は6時からで、混雑が予想されるからと、パパは自転車で会場(岡崎こども美術博物館)まで直接行き、
ちび怪獣とママは、車に自転車を積み込み出発!(6時半)朝日が気持ちいいね~。
会場となりのアイシンの社員駐車場に車を停め、自転車を組み立てていると、パパから「受付完了しました」との電話。
ちび怪獣&ママも自転車に乗り、パパの待つ会場に合流。
受付でもらった「バーム」でエネルギーチャージ!
元気な子供たちは、暑さでだらける大人たちを尻目に
元気に遊びまくります。(友達ができたらしい)
開会式が終わり、いよいよスタートだけど、
距離の長いクラス(120キロ⇒80キロ⇒55キロ⇒40キロ)からのスタートで参加人数も多いので(計900人)
ちび怪獣の40キロクラス(300人)は一番最後まだまだ先なのに、
本日の主役は待ちきれない様子です。
ママもスタンバイOK!(4年?ぶりの自転車イベント。愛車のMTB/ROCKYちゃん久々に日の光を浴びてます)
ちび怪獣にせかされて、
前のチャレンジクラス(黄色)のスタートを後ろから見送ります。
緊張してる?
鼻の頭が汗粒で、いっぱい。(友達と遊び過ぎだよ~。)
今日は暑くなりそうだね。
さて、わがチームもスタート。始めの数キロは、信号とその渋滞でなかなか進まず、
走っては止まりのうちにいつの間にか町を抜け、心地よい風景が広がっていました。
気持ちいい~!と叫びつつ走ること10キロ。
唯一の大会の給水所で飲み物をもらい、トイレ休憩です。
まだ余裕顔のちび怪獣。
サイクリングを楽しんでいるようです。
20キロ地点のくらがり渓谷で休憩し、折り返し20キロを戻ります。
だから、これからの道は、次第に、登り坂が増えてきます。
ちび怪獣も、とうとう笑顔が消え、、、、黙々と走ります。
自転車を止めて休憩しても、少ししか休まないちび怪獣を心配し、通り沿いにあった、食品店の日陰のベンチを借り、強引に休憩させました。
先ほどの休憩では、スポーツドリンクは飲めないといい、お茶だけ飲んでいたので、
エネルギーに変わる糖分を採ってほしいと、好きなジュースを選ばせたのだけど、少し飲んでは、「早く行こうよ。」と自転車に向かうちび怪獣。気持ちがすっかりゴールを向いている。
お店の人の話では、「あと4キロだよ。」でも、多分、ず~っと上り坂。
パパがアイスクリームを買ったので、それも食べてもらって体を冷やします。
気温もどんどん上がってきたし、日差しも痛い。一度体をリセットしないと、たどり着きません。
町を抜け、心地よい日陰の森を抜け、最後の1.2キロの緩やかな登り坂は、長かったね。
がんばって、20キロ走り抜けました。くらがり渓谷到着です。
ここでは、昨日から一宮の実家に預けられていた、あかりちゃんと、おじいちゃん、おばあちゃんと合流し、迎えてくれました。
チェックポイントでお弁当をもらい、ランチタイムです。
タイムレースでないので
6人で、のんびりお弁当タイムのつもりが、お弁当をしっかり食べたちび怪獣は、「行こう!」とヘルメットをかぶる始末。
もう少し休憩したら?という、みなの声も聞こえないようです。(大きなオナラはおじいちゃんに向けてやってましたが
)
あかりちゃんは、再びおじいちゃん、おばあちゃんと車でゴール地点へ。(ママ~と涙の別れ。)
ちび怪獣&パパ&ママも出発です。
時間はちょうど昼、太陽がジリジリと肌を刺します。当たる風は温風です。
木々の日陰は、前半の下り坂のみでそこは一気に駆け抜けてしまった。
ランチでもらった凍ったお茶は、あっという間に溶けて温かくなっていた。(飲んでもおいしくない)
行きにあった給水所で再びトイレ休憩(スタッフは撤収して、水は配ってなかったです。)
あと10キロです。もうちび怪獣は笑顔も言葉も少なく、、、、
黙々とゴールを見ている。
平坦な暑い道を走り続け、橋を川と別れれば、後少し。
交差点の要所で、スタッフが応援してくれます。
「がんばれ!あと信号2個でゴールだよ!」
そして、
さすがにこの坂は上れないね!上ったところがゴール(美術館)です。
パパはダッシュで消えましたが、ちび怪獣とママは自転車を降りて、坂道を上っていると
おじいちゃんが、待っていてくれました。
(ず~っと待っててくれてのかな?)
放心状態?
目の前はゴールだよ!
ゴ~ル!!!
40キロ走破!本当によくがんばりました。
あかりちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、他にもたくさんの人応援ありがとうございます。
くじける言葉、態度は一度も見せることなく、あっさりと帰還してしまい、パパ・ママは驚いています。
よくあるドラマのように、、、
泣くちび怪獣をはげましつつ走行し、もっともっと時間かかると想定してたので、びっくりです。
6歳(年長さん)でのこんな経験は二度とやってきません。(来年はメダルもらえないよ!)
このがんばりに自信持ってください。
パパママもおつかれさまでした~。