カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

青梅大祭

2007年05月03日 | Weblog
青梅大祭
青梅大祭の歴史と見所
青梅宿{青梅村}に位置する住吉神社の氏子である五町(現在山車人形を所有する住江町・本町・仲町・上町・森下町)で山車を曳いたのが青梅大祭の始まりです。現在は5月2・3日になっています。山車人形は江戸の人形師たちが腕を振るった傑作揃いで、明治の終わりまでは山車の上に高く飾られて巡行し、豪華絢爛を謳われたものです。その後、電線が張られるようになると山車は現在の屋台の形での巡行となり、人形は町内に飾られるようになりました。
青梅大祭の見所は、華やかな衣装で山車を先導する拍子木と手古舞、粋な出で立ちで唱ずる町内衆の木遣り、山車が行き交うときの競り合いは祭のもう一つの見所、それは青梅ならではのケンカ囃子と呼ばれている威勢のいい囃子、また街道を埋め尽くす露店(露天)の数々五町の人形と衣装等は{青梅市指定有形民俗文化財}に指定されています。(青梅大祭チラシより一部抜粋)
マウスオン2画像
<本町の山車(囃子連)・幕>
青梅住吉祭礼
江戸型の祭礼
江戸式のの祭礼の花とうたわれた美しさの一つに、行列の立て方がありました。豪華な装束の人形や幕をつけた鉾山車、花山車、余興の屋台、作り物の屋台、地走り(路上での芸能)などを守る一群の行列です。
行列の人々には、役職の格式のある礼装(警護・行事)や派手なお揃い仕立ての長着(町内連中)、粋な勇み肌の伴天出で立ち(職方や鳶)、吉原の芸者風のいなせな男仕立ての美しい着付け(手古舞)とさまざまな発想・工夫・知識が凝らされました。そして眺めて楽しい見事な行列に仕立て上げていたのです。
清元「神田祭」に「(行列の)警護・手古舞はなやかに……来ても見よかし花の江戸」、常磐津「三社祭」では「屋台囃子に浮き立つや…先を払わせ鉄棒は、真間の手古奈か手古舞か」などと祭礼行事のはなやかさを歌います。{以下略・江戸型の祭礼とは 青梅本町区祭典委員長 斉藤慎一氏より一部を引用}
マウスオンアルバム

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<「はやし連(和田町)」><「宮本町の山車人形(神功皇后)」><「美しい山車と幕」><「山車(西分町)」><「山車人形」>
<「賑わいの青梅大祭」>
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幸い好天下、華やかな賑わいの青梅大祭(東青梅駅~青梅駅~宮ノ平駅)の一部を垣間見ることが出来ました。古式床しい伝統行事の尊さも実感しました。色々な露天風景も紹介出来ればよかったのですが、又の機会にしたいと思います。今日はI氏宅でのティータイムを挟んで自然と伝統文化、それにしても盛り沢山な一日でした。

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