浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

南紀の旅(潮岬・編)

2017-03-24 22:39:36 | 2017年 南紀の旅
【2日目】

「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」のルールを
おさらいしましょう。

【ルール1】
移動は原則として、鉄道、路線バス、コミュニティバスのみ。
タクシー、自転車、ヒッチハイクなど、他の交通機関の利用は禁止。

【ルール2】
ルートは自分で決める。
入念な下調べをし、自作メモ、紙の地図のみ使用可。
案内所や地元のかたからの情報収集もOK。

【ルール3】
1泊2日で目的地にゴールすること。
ただし、チェックポイントには、必ず訪れねばならない。



【ルール2】に則り、
事前に、スケジュールをきちんと決めました。
本州最南端・潮岬(しおのみさき)への行き方も、
綿密に組み立てます。



・・・ムムッ。



串本町コミュニティバスの時刻表。

行き
串本駅16:40→潮岬16:57(正式には「潮岬観光タワー」)

帰り
潮岬 17:02→串本駅17:19

ううむ。
滞在時間5分。
チェックポイントに到着した証拠写真も
撮らねばなりません。
バス停から、石碑までの距離も不明です。
果たして、うまく乗り継げるだろうか。

では、帰りのバスを、1本遅らせたらどうなるか。
最終便になりますが、バスはまだあります。

潮岬 19:17→串本駅19:34



うぬぬぬ。

そうなると、くろしお34号、
串本18:34→和歌山21:06には、
間に合いません。

特急ではない紀勢本線、
串本20:20→和歌山23:44には、
乗れそうですが、
夜11:44に着くとなると・・・。

【ルール3】
1泊2日で目的地にゴールすること。

ギリギリですねえ。
ましてや、
魔の2日目ともなれば、
時間に余裕を残しておきたいものです。

さあ、どうする!?



何度見ても、
一行の都合に合わせた時刻に変わるわけでは
ありません。

あっ。

タワー!
タワーの営業時間は!?

3月~11月 8:30~16:30

・・・。
すでに、閉まっています。
19:17まで、あてどなく、
潮岬で待つのも、不用心ですよねえ。

あっ。

レンタサイクル!
レンタサイクルなら、自由に移動できるぞ!

【ルール1】
移動は原則として、鉄道、路線バス、コミュニティバスのみ。
タクシー、自転車、ヒッチハイクなど、他の交通機関の利用は禁止。



自転車は、ルール違反になってしまうし、
そもそも、返却場所の多くは、潮岬付近。
駅の近くの観光協会に返すこともできますが、
営業時間は、17:00まで。

う~ん。

う~ん。

やっぱり、この方法かなあ。

串本駅16:40→潮岬16:57
潮岬で5分
潮岬 17:02→串本駅17:19
串本駅付近で1時間15分
串本18:34→和歌山21:06

時間配分はアンバランスですが、
1番、安全なようです。

これでいきましょう。

ただ、
この判断が、後で響かなければいいのですが。



さすが、本州最南端ともなると、
一筋縄ではいきません。

そんな思いを噛みしめつつ、
定刻どおり出発の
串本町コミュニティバス・潮岬線に
乗りこむ一行。



さあ。
無事に、写真を撮り、帰りのバスに乗れるのか!?!?!?

くづつ。
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南紀の旅(串本駅・編)

2017-03-24 10:15:45 | 2017年 南紀の旅
【2日目】







定刻どおり入線してきた、
くろしお13号に乗車する一行。



スタッフA)何やってるんだ、まっくろじゃないか!
スタッフB)いっけねえ。
スタッフA)早くしないと、発車するぞ。
スタッフB)ええと、こっちに立って、ああして、こうして。

パチリ。



ピリリリリ!



・・・セーフ!

新宮まで、主に海沿いを走る紀勢本線には、
緊急時、列車を降りる際の注意書きがあります。





そうそう。
大切なことですねえ。



雄大な景色が、車窓に広がります。
微妙に角度を変えていく太陽の光と、太平洋と、岩。
本州最南端に近づいている感覚が、
増してきました。

紀伊田辺15:24→串本16:31(約1時間)





串本町は、
面積約136平方キロメートル、
人口約17,000人、
町の花は、スイセンでっす。













2015年に公開された
映画「海難1890」(主演:内野聖陽、監督:田中光敏)を
ご覧になったかたも多いことでしょう。

明治23年(1890年)、台風の夜、
トルコの軍艦エルトゥールル号の遭難者を、
紀伊大島の人々が、救出、看護。
悲しいことに、命を散らした方々も、
丁寧に埋葬をしたそうです。

それ以来、串本とトルコは、
離れていても、いつでも友達なんですねえ。


ポーチ(株式会社KCR)



さあ。
3つ目のチェックポイント、
本州最南端・潮岬を目指しましょう。



え~っと、
串本町のコミュニティバスだったわね。

バス停、バス停・・・。
あった、あった。
すでに、数名、並んでいるので、
すぐに見つかりました。

駅を出て、左手。
串本町観光協会の案内所も近いので、
安心ですねえ。



時刻は、16:35。
もう夕方といっていい時間帯です。

早朝からの移動、見学で、
知らず知らずのうちに、
気力も体力も、消耗しているはず。

今から、潮岬へ行き、串本駅に戻り、
さらに、
今日中に和歌山に着くことはできるのでしょうか!?

くづつ。
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