下手な横好き

住宅が腐る・・・・・住宅専門誌からの報告と警告

これから、小松空港から東京へ日帰りのとんぼ帰りに成ります。

仕事抜きにして、願わくば、雲の合間から富士山、それに東京スカイツリーが見えればと思っています。

さて、昨日のスタッフのブログとも関係しますが、断熱施工と通気防湿シート施工の不具合で住宅が、

腐朽菌にむしばまれている現状を住宅専門誌で取り上げられている件です。

よってこだわりの基礎のお話しは後日と致します。

住宅が腐る・・・・・・やっぱり充填工法【内断熱施工】

上記の記事は、結露や雨水の侵入で、壁の中の断熱材が湿気を帯び、そして乾かない状態が続けば、

木材に腐朽菌が繁殖し腐らしてしまっている写真ですね。【内断熱工法の場合は必ずこの危険性が潜んでいます】

下記の写真は、壁の中に侵入した湿気(雨水)排出に考えられた通気層を設けた施工でしたが、

その施工の不具合で新築して間もない合板が湿気を帯びている現状ですね【逆に湿気が外気から侵入】

上記は外壁のサイディングを取り外した所、白い防水シートめくり上がり下の合板が

湿気で色が濃くなっています現状を伝えています。

これでは合板は蒸せて直ぐに腐ります。

先般もこの欄で外断熱にこだわるの理由の中で述べましたが、施工を正しくすれば内断熱も外断熱どちらでも良いなんて言う問題では

無いのです。

折角結露防止に通気層を設けても結露が起きているのです。

記事を読めば施工上のまずさも有りますが、全て施工が悪いと片付ける問題では無い様に私は思います。

中でも、内断熱だから合板に結露が起きていると考えるべきで、逆に考えれば、

内断熱で外壁に合板を使えば大きなリスクを負うと考える方が良いと思います。

建物外周部に合板を使う事をむしろ禁止するべきですね。

【適材適所】と言う面から日本では、合板が建物外周部に向かない建材ではと考えます。

ところが建物外周部に合板をはって【ツーバイフォー住宅以外に】耐震性の優れた工法として売り出しているメーカーがいます。

小松でも建築していますね。しかもこのメーカーは雨中でも平気で合板を濡らして作業をしています。

直ぐに腐る住宅を耐震住宅と言っているのですからこれはもう詐欺ですね。

このブログを読んで頂いている皆様は、何処とは言いませんが、この様な建築会社は絶対に選ばない事ですね。

最後に内断熱施工をする場合はその施工方法の改善や使われる部材【断熱材)の選定に注意し、合板は使わない事です。

本当は写真以外に読んで頂きたいのですが、著作権に触れるために一部と致します。


写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

谷村
同感です。まさに眼クラ蛇に応じず。はこの事を言うのでしょうね。
米田です
適材適所
http://www.asahi100nen.com/
福田社長様、谷村先生、夫々の専門的立場での貴重なコメント有難う御座います。

適材適所に使う事が大切ですね。

私は合板は、雨水の侵入の恐れの有る所、
結露を起し易い所に使う事を禁止するべきと
思っているのです。
しかし、これでは、大手メーカーの全てが建築できなくなりますから、国交省も出来ないでしょう。
それで、耐水性能の高い合板と成るのでしょうが、所詮は合板ですね。

同業者の事をとやかく言うのも如何なかな?
との思いも有りますが・・・・・。

それでも、建築して頂けるお客様が一番大切と思いで同業者には嫌われるでしょうが、
ブログを書いています。

生意気ですが同業者に対しては啓蒙と思って
います。

たまたま、ブログで外断熱の話しをしている
最中に、
何時も購読している、住宅専門誌に「住まいが腐る」記事が御座いました。

これは、繊維系断熱材を用い内断熱工法で結露を起しての事。

それと、その対策としての近年生まれた壁通気工法でも結露を起す危険性の高い事が掲載されています。

それの危険性の高い代表例の合板ですね。
【上記の湿気た合板】

酷い話しですね。

ところがこの事例より酷い現場がこの石川県に有るのです。

合板で耐震住宅と自慢しています。

ところがその施工と言えば、雨中で合板をヅクヅクに濡らして平気で建築する住宅会社ですね。
【濡れた合板は一週間でタイベックが黒く成る程カビが生えていました】

福田様も感じて頂けているご様子ですが、

この様な業者が一番困るのです。

ところが資金力が有るのですね。
シュールームを造り多額の経費をかけてのチラシの配布でお客様を言葉は悪いのですが手玉に取っていますね。

谷村
合板
大手メーカーの技術者で合板そのものを(性質、性能、利点、欠点)を知らない方が多いです。シメールの啓蒙をしても感じます。
増締めと緩み防止の違いすら分かっていないし、理解しようとも思っていない(疑問も抱かない)又は、何も考えない技術者が多いです。

 自分の現在の地位を守る事には熱心です。だから、新しい考えや技術を理解できないので、今までの工法を守り、現実を見ようとしないのです。
福田温熱空調
合板はサランラップで包んで通気できないようなもの
米田様
外壁に合板を打ちつけるのはサランラップで壁を包むと同じです。構造用合板は特類といってフェノール系の接着剤が使われいます。
この接着剤は水に強く合板が剥離しないような強力なものです。

しかし欠点はほとんど通気しないのです。
これを室内側に使えば有効ですが、外気気側に使うと最悪ですね。

内断熱材のグラスウールやロックウールの相対湿度が高くなり壁体内が結露して木材が腐ります。

タイベックシートの張りかたも通気層をふさいで施工すれば通気層内の空気の流れ悪くなり湿気が抜けにくく、相対湿度が上がり結露の原因になります。
いずれも温熱環境のことを知らない、知れされていない、又知ろうとしないことからおこります。

最も悪いは知っていてコストを下げ利益追求のために、こんな施工をする会社がまだあるということですね。

これが問題なのです。これはもう罪悪です。
建築業界から排除しなければなりませんよ。
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