下手な横好き

貴方の住まいは必ず完成しますか?

「完成保証制度」の義務化が始まる?【ある記事から】
 4月3日の静岡新聞によると、金子一義国土交通大臣が、住宅完成保証制度の}制度義務化などについて言及したと言う。

 記事によると、「4月2日の衆院消費者問題特別委で、富士ハウスの破たんした
問題を受け、建築会社が倒産した時に住宅を完成させるための
「住宅完成保証制度」について、見直しを含めて検討を進める考えを示した」と
いうのだ。

 大口善徳議員(公明、東海比例)が完成保証制度への加入義務化について
検討してみてはどうか、という質問に対して、金子国交相は「完成保証の
義務付けは一つの課題」と答弁。
同時に「利用率は必ずしも高くないが、(制度の)点検を含めて、
コストの高さや使い勝手の悪さがあるかなどを検討してみる必要がある」と
答えたということである。

 完成保証制度の義務化は、消費者にとってはとても喜ばしいと言える。

 なぜかというと、万が一、富士ハウスのように倒産しても、自分が支払ったお金が
保証されるので無駄にならないからだ。
その一方で一番の課題は、工務店が「企業体力」や「資金力」といった部分で
格付けされてしまうこと。
つまり、保険会社はなるべく倒産リスクの少ない工務店に加入してもらいたい。
そのため、多くの中小工務店にとっては、保険加入の際には過去数期の決算書の提出や経営者との綿密な面談、さらに経営指導など、中にはとても嫌がることも受け入れなければならない可能性がある。

 またもう一つの課題は、瑕疵担保保険義務化と同様に、指定保険機関でなければ保険取り扱いがダメということになれば、ビルダーや建材商社などが独自に
行ってきた完成保証制度との整合性や調整なども必要になってくるということ。
こうした中小工務店への対策について金子国交相は、
「大手だけでなく、中小のメーカーにもガイドラインを広げることや、ガイドラインの中で強制力を持たせるようにできるのかを含め、検討したい」と述べたというから、
義務化になればもはや他人事ではない。
ただ上手に制度を利用すれば、中小工務店の格付けアップに繋がり、
消費者に安心して自信の住宅を売れるようになるとも考えられるだけに、
継続して注目していく必要がある。・・・・・・・・以上この様な記事が有りました。
・・・・・・・・・・次回に続きます。
   まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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