アートリンクプロジェクト中間報告会

今日は、ギャラリーホワイトキャンバスでアートリンクプロジェクトの参加メンバーとその関係者の中間報告会、兼交流会があった。ここでみんな、どんな人が参加しているのかを初めて知る事になった。僕は前回も参加しているし、この企画のアーティストディレクションにも関わっているから、だいたいわかるんだけど、初めての人たちはこんなに関わっているんだとびっくりしたようだった。でも、全体の雰囲気が伝わると、ヴィジョンが見えてくるし、他の人と情報交換などして、自分たちの活動に参考にできるから、とても良かったんじゃあないかな、と思った。案の定、みんな進行の仕方は様々だし、方法も全く違う。なんだか隣の芝が青く見えるようなそんな感じがした。よおうし、もっとがんばらねば！と気合いが入りました。最後のほうで、あるアーティストの意見から非常に濃い内容のトークに発展。そういった事があるからこそ、このイベントの価値があるというようなことを実感させられた感じがした。テッちゃん一緒にがんばっていこうね！

新年早々のアーとリンク

年が開けて新年早々のコラボレーション。今日こそは何かを得て帰らねばと思い、出かけた。今日は本当にシンプルなお絵描き。
お互い、いつも描いている画材を持っていって一緒に絵を描こうというもの。なにげにゆったりと描き始めた。そこで、少し気づいた事が一つ。どうもテッちゃんは自由に描くということをしないみたい。何か僕の方を見て、こう描けばいいの？って眼が訴えている。そう、それでいいんだよって頷くとちょっとずつ描き始める。でも絵の具を出す時は、チューブの中身を全部出すくらいの勢いでどばっと出す。それでちょっちょっと描く。もったいないから僕がその絵の具を使って自分の絵を描いてみる。僕が描いた絵をテッちゃんに渡して、「この続きを描いて」っていうと、ふちをなぞるように描きだした。でも作品を壊すような描き方はしない。しちゃいけないって思っているのかな？そのあたりがまだ、謎。そんな感じでできた作品の一枚がこれ。

ぼちぼち始まったアートリンク２００６

前回好評だった岡山県でのアートイベント、「アートリンクプロジェクト」の第２弾、アートリンクプロジェクト２００６が始まった。このプロジェクトは知的障害者とアーティストのコラボレーション作品を半年間の交流の末、岡山各地のギャラリーなどで発表するというもの。第2回目の僕の相手はテッちゃん。自閉症の高校生でこの春から社会人。

実はテッちゃんは前回も参加していて、とてもいい作品をつくっていた。前回のが凄かったから、プレッシャーあるなあと思いながら、制作開始しました。最初はとりあえずなにかやってみようと思い、修正テープ（ペン型）を使って絵を描いてみよう！ってやってみた。でも、反応はう～んいまいち。じゃあ次に絵本を見てそっくりそのまま描いてみよう！でも、いまいち。なかなかテッちゃんの好みを探るのに苦戦してます。。。。