メンタルケアーセラピスト岩瀬のショートブログ

世田谷在住カウンセリングセラピスト岩瀬真一郎のボディ&メンタルセラピー話

養父の児童虐待

2010-01-31 16:27:00 | メンタルカウンセリング
また、児童虐待による死亡事件が起きました。

被害者は7歳の男の子、
加害者は22歳の母親と31歳の義理の父親。

恋人なども含め、
この実父でない男性からの幼児虐待による事件は、
もう珍しくなくなりました。



今回のケースが口惜しいのは、
事前に学校も行政側も、
虐待の事実は把握していたのに、
養父の二度と暴力は振るわないという言葉を信じ、
避けられた悲劇を招いてしまったことです。



男性の中には、
育児能力が全く無い上に、
他の男性の子に対して、
極端に冷酷になる人間がいることも、
決して珍しくはありません。

さらに自分よりはるかに弱い者に対して
暴力を振るうことから、
逃れられない男性も多いと
私は考えております。



その結果、
幼児虐待は起こるべくして起こります。

おそらく、
この養父は魅入られたように幼児虐待を繰り返し、
若い母親は止めることすら
出来なくなっていたのでしょう。

その心理状態についてはここでは分析しませんが、
学校関係者が
両親さえ揃っていれば何とかなるという幻想を止めない限り、
児童虐待は無くならないと思います。




②認知行動療法

2010-01-25 16:45:09 | メンタルカウンセリング
では、
認知行動療法とは、
どういったものなのでしょうか。



これは今は言葉や理論だけだと、
ネットでも簡単に調べられるようになりました。



しかし、その解釈や実践法となると、
セラピストによっても様々だったりします。



私はと言えば、
実はあまり小難しく考えておりません(b^-゜)

ただ単に、
クライアント自身の、
思い込みや勘違いの指摘、
それによるクライアント自身の軌道修正の手助け、
ぐらいに思っています。



でも実はこの思い込みのたぐい、
メンタル疾患にかかっていない方々にも、
当てはまることが多いものでして(^_^;)



その代表的なものの一つに、
「恋愛」があります(・_・;)

他人の恋愛話の中には、
滑稽なものが多いと思いませんか?

実は以前他のサイトで、
恋愛相談専門のブログを開いていたこともあるのですが、
そのほとんどが認知行動療法の手法を応用することで、
解決出来ることばかりでした(^_-)☆



ただ何よりもこの治療法を私が施術するのは、
結果が出ているからなんですがね('-^*)/




①認知行動療法

2010-01-22 18:02:16 | メンタルカウンセリング
今さらですが、
私のカウンセリングの主体は、
認知行動療法をベースにしております。

もちろん最初のうちはクライアント中心療法で、
ひたすら耳を傾けることもあるのですが、
ドクターなどからの紹介だと、
早めに認知療法に切り替えます(*^-^)b

そしてもちろん私には、
得意のタッチセラピーと、
イメージ療法も組み合わせるので、
他のセラピストと比べると、
かなりクライアントに対して
能動的なセラピストになるでしょうね(^_-)☆



しかしこのスタイルに関しては、
自分の中でも常に賛否両論渦巻くことがあります。
果たして、このままで良いのだろうか、性急にアプローチしすぎではないだろうかとm(..)m



ただ、
以前から比べると認知行動療法自体が、
世間に認められてきたことと、
そして何よりも結果が出ていることで、
このまま続けて行く勇気を与えてもらっております。



結局、治るのを見るのが好きですし、
何よりも、
クライアントとその家族からの言葉が、
一番ですからね(=^▽^=)






震災とPTSD

2010-01-20 15:58:59 | メンタルカウンセリング
今年も、神戸の震災の日がやってきました。
あれからもう15年もたったのですね。
その年月の速さに言葉を失ってしまいます。

あの日、私は東京のテレビで、
まるでどこかの国で起こってるような、
燃え盛る街並みをぼんやりと眺めていました。





神戸の震災は、
災害によるPTSD(心的外傷ストレス障害)が、
日本で初めて大量に発生した事故だと言われます。

米国においては、
ベトナム戦争により大発症したと言われるPTSD。

個人的には米国精神学会の理論なので、
さほど信頼はしてないのですが。



しかし震災の後遺症に苦しむ人達のため、
15年経過した現在も
神戸に通っている先生もいますし、
また震災直後ではなく、
数年後に発症した方もいるそうです。



日本では、
どうしても肉体の被害の方が
問題となりますが、
強大な力で死の恐怖をもたらすと同時に、
大事な物や親しい人間を
一瞬のうちに奪い去る悲しみを植え付けられた精神疾患についても、
もっと目を向けてもらいたいものだと思っています。





自己評価

2010-01-16 14:42:15 | メンタルカウンセリング
自己評価というものは、
高すぎても低すぎても、
やっかいなものです。



過大評価しすぎて、
自分を見失うのも
周囲から孤立する原因となりますし、
かといって低すぎると、
卑屈になりすぎて自滅し、
やはり協調性がとれず孤独に陥ります。



この高すぎる人々と、
低すぎる方達、
意外と似たもの同士だったりするんですがね(^_^;)



自己評価の見極め方は、
内側から冷静かつ創造的に眺める主観視と、
外側から論理的に推察する客観視が、
必要となります。



自己評価は
この2つの目線を、
混戦させないことが肝心なのですが、
最初からこの2つの違う視点を、
同一視してる方も珍しくありません。

早い話が
勘違いとか、見当違いとかいうやつです(・ω・)/



時々自己評価を
笑い話の一つにでもしてみれば、
実に簡単に溶けたりするんですがね(^_-)☆