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私の履歴書(作詞編) その8

「ポインセチア」

やっとこの季節になった。
この季節になったら書こうと思っていた。
私が最後に作詞した曲。
あー、また作詞したいな。がんばろう。

AGPのライブが年末にあることが恒例になってから、何かクリスマスソングを作りたいと思って書いたのがこれ。

クリスマスソングというのしか決めていなくてタイトルもテーマも何も決まっていなかった。
で、どうしても植物を入れたかったので(今まで作詞したものは、何かしら季語になるようなものが入っているのだ)、クリスマスシーズンの代表的な植物のポインセチアの花言葉なんかを調べてみた。
花言葉はいくつかあったが、

「私の心は燃えている」

これだ!
と思った。よし、この詩にはポインセチアを使おう!
ということで、「ポインセチア」。
タイトルもポインセチアにしようか散々迷ったのだが、このタイトルが一番おさまりがよかったので、そのままポインセチアにした。

花言葉を調べつつ、テーマは、「大人の恋」にしようと思った。
大人の恋と言っても、20代半ばくらい。
そこそこ過去に苦い経験などをしている男女が、新しい恋にためらいながらも、ふつふつと湧き上がる恋心を止められずにいる。もちろん、結婚を意識しつつ。
そんな20代半ばの女心の微妙なところを表現できればなぁと思って書いた。
クリスマスソングだし。
でも、微妙な女心というよりは、結果的に、ストレートというか素直な表現になった感じ。

曲は、当時「29歳のクリスマス」という山口智子、柳葉敏郎、松下由樹が出演しているドラマがあって、その主題歌、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」をイメージしながら作詞した。

「寄り道」(中絶、若者の恋愛)→「ポインセチア」(大人の恋、新しい恋)→「あなたと」(婚約)→「今夜から」(結婚式)→「君の赤ちゃん」(出産)
この5曲はつながっているんだ。(括弧内はその曲のテーマ。)

こんな話をAGPのバンドの練習後にしたら、
「じゃ、今度は、『破局、離婚』だねー。」
なんて、言われたっけ。
確かに。まるで、昼メロだな。

「ポインセチア」
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
この歌を (AGP管理人)
2005-12-04 01:42:37
後輩のK君に捧ぐ…。

がんばれK君!
 
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