保育園本当に最後の夏まつり（多分）

もう1ヶ月ほど前の話になってしまうのだけど、平日、仕事を早目に切り上げて、ボコちゃんと一緒に3月に卒園した保育園の夏まつりに行ってきた。
行ってみてわかったことなんだけど、年長組だったときの担任の先生が、丁寧にクラスの子全員に手紙を送ってくださっていたのだ。
ボコちゃんは、お世話になった先生たちにランドセル姿を見せることなく引っ越してしまったから、こういう配慮はとてもうれしかった。

保育園に着くと、たくさんの顔なじみ。
たった3ヶ月しか経っていないというのに、懐かしい気持ちがこみあげたのは私のほう。

ボコちゃんは、ちょっと物怖じしてるし。

先生に言わせると、
「不思議よねぇ。ちょっと前までは普通にみんなで遊んでいたのに、学校が違うっていうだけでこんなふうに物怖じしちゃって。これも成長ねぇ。」
と。

しかし、しばらく経つと、3ヶ月前にすっかり戻っていたけどね。

とまぁ、そんな子供の様子など気にもとめず、私は他の子のママたちと、しゃべるしゃべるしゃべりまくる…。
引っ越して、ストレスがたまっていたのは、私のほうだったのだ。
と、自分でも気づいたり。

一番大きな話題は、歯のことだった。
みんな乳歯が永久歯に生えかわる時期で、ボコちゃんも下の前歯の内側に永久歯が見えてきたときだったので、私もすっごく気になっていた。

話を聞いていると、すでに寝るときだけ矯正している子や、まだ矯正はしていなけど、いずれ矯正することが決定している子。
本当に様々。

歯が抜けるまで放っておこうかとも思っただが、やっぱり、早く歯医者に行ったほうがいいよぉ～という結論になったので、すぐにも歯科を受診することを決意した日となった。

まぁ、そんなふうにくっちゃべっていたわけだが、その間ボコちゃんは、Hちゃんと一緒に保育園恒例のお化け屋敷も克服し、いつの間にか、ちゃっかり商店街のかき氷まで買いに行ってしまい…。
（お金はHちゃんのおばあちゃんに出してもらっていた！）

一通り夏まつりを楽しんだあとは、すでに入居者がいる引っ越し前の社宅を見ながら、ボコちゃんが大好きで毎日のように会いにいっていた近所の看板犬のソラ君に会いにいき。

そしたら、ソラ君のママ（←飼い主さんのこと。いつもボコちゃんはそう呼んでいる。）が、入学祝いにとケーキを買ってくれるというので、ひょこひょこすぐ近くのケーキ屋さんについていき。

私はソラ君のところで待っていたのだが、なんと、ボコちゃんが買ってもらったのは、ホールケーキ！！！！！

んなばかな…。

恐縮しつつ、3ヶ月前まで住んでいた、思い出のいっぱいつまった地をあとにした…。

帰りの駅では、燃えるような空の色に、美しいうろこ雲が見えていた。

（写真はソラ君のママにいただいたホールケーキ。PHSで撮影）



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↑今度行けるのはいつの日だろうか。