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「かわいそうなぞう」




ちょっと前に生協で買った絵本。

これ、確か自分が小さい頃にも保育園で読んでもらったことがあるよなぁ…。
と、かすかな記憶が。

内容は、戦争の話。
東京の空襲がひどくなってきて、動物園のオリが爆弾によって壊されたら動物が逃げ出して人間に被害を与えるので、その前に猛獣を殺してしまおうと計画された。
しかし、ゾウは食べ物に毒を混ぜても吐き出してしまうし、注射針も刺さらないということで、餓死させることになる。
何日も餌をやらずに、最後は、芸当をしながらゾウが死んでいく。

読んでいても、声が詰まるような話。
動物園のスタッフが、空に向かって
「戦争をやめろー。やめてくれー。」
と叫ぶ場面は、本当にグッとくる。

最近、ボコちゃんはなぜかこの絵本を好んで持ってくる。

内容をちゃんとわかっているのかどうかはわからないが、
ボコ「どうして爆弾が落ちてくるの?」
ボコ「戦争ってなに?」
ボコ「どうして戦争するの?」
と、真っ当な質問をしてくる。

私は、子供のけんかに例えて説明してみるのだが、伝わるだろうか…。

上野動物園には動物たちのお墓があって、戦争で殺されたゾウもそのお墓で眠っていると書いてあるので、今度、一緒にお墓参りをしようねぇ。
という約束になっている。



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↑久々の絵本シリーズです。最近読む本の内容が長くなってきて…。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (こぞうの親父)
2007-05-23 18:00:34
この本覚えてます。
正確に言うと、表紙の象があまりにも寂しげだったことを覚えてます。
前の保育園で戦争のことはかなり時間をかけて説明してくれてたみたいで、かなり敏感です。(広島カープとか言っても反応します)

本読みの時間って確かに長くなってきましたよねえ。
長編後のもう一回読んではつらずぎる
 
 
 
Unknown (AGP管理人)
2007-05-24 00:16:07
☆こぞうの親父さん

>保育園で戦争のことはかなり時間をかけて説明してくれてたみたいで

保育園でもそういった取り組みがあるんですね。
戦争のこと、命の大切さを子供に伝えていくのは、本当に大人の使命ですよね。
でも日々怒鳴ってばかりいると、そんなことすっとんじゃうのですが…。

私の後輩でも広島出身の人がいます。
やはりそこでの戦争に関する教育は、長崎以外の他県とは全然違うようです。

>長編後のもう一回読んではつらずぎる
わかります…。
途中でこっちが落ちてしまうことも…。。。
 
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