子供と写真と音楽と。
AGP管理人が、一日一笑を目指して日記を書きます。コメント大歓迎です!
つれづれなるままに…
「ひろしまのピカ」
この絵本は、私が生協で買って昨日届いた。
それで早速読んでみたのだが…。
内容は、広島の原爆が投下された親子の話。
ちょっと、ボコちゃんを怖がらせてしまった。
ちょっとではなく、かなりか…。
もう少し大きくなってから読んでやればよかったかな。
まず、表紙の絵からして、
ボコ「怖い。」
と言っていた。
んで、読んでいる途中に、
ボコ「この絵本、もう生協さんに返せないの?」
と聞いてくる。
私「じゃあ、辞めようか。」
と言ってみたが、最後までなんとか聞いた。
そして、その後質問攻め。
ボコ「この絵本、変な本だね。」
ボコ「どうして、爆弾落とすの?」
ボコ「お空に爆弾があったのかな?」
ついには、
ボコ「ねー、もう、絵本買わなくていいよ。"ボコ"ちゃんち、絵本いっぱいあるんだから。」
とまで言わせてしまった…。
かなり反省。
でも、現実の話なんだよね。
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↑伝えなきゃならないことはあるんだよね。夢でうなされなければいいが…
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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うちでもちょうど、そんな話題が出たところです。
先月のNHK教育TV「おはなしのくに」で「かわいそうなぞう」をやってたのね。
見て1号曰く「せんそうをやってるの?」
わたし「60年くらい前にね。この国は今はやってないけど、よそでは今も、やってるよ」
1号「えええーーーっ?! ほんとにー?」
わたし「うん。先週バグダッドっていう街で、サッカーの試合に勝って喜んでるオジちゃんたちが爆弾で何十人も死んじゃったよ」
1号「・・・・・(泣きそう)」
ちょうど8月、そんな季節よね~。
来週放送予定のTVドラえもんも「ぞうとおじさん」だし。
(「かわいそうなぞう」のドラ版、ひみつ道具で無理矢理ハッピーエンドに持っていく^^;)
・・・いきなりリアルの話じゃなくて、ドラ版からスタートでも良かったのかな・・・?
無視できる問題じゃないことは重々承知なんだけど
どうやって伝えたらいいもんかなぁ。
自分はどうだったっけ?と思い出そうとしても
幼稚園児の時の記憶って、無いんだな~・・・
表紙絵に記憶があります。
そして、この絵本ではないのですが
絵がこわいという思いをした記憶は
今でも記憶に焼きついてます。
自分が幼稚園生の頃に、入院してた時
親戚のおばさんがお見舞いに絵本を買ってきてくれました。
「かたあしダチョウのエルフ」という絵本でした。
多分、本屋で適当に手にとって買ってきたんだと思います。
入院中のブルーな気持ちに拍車をかけるような
幼心にも切ない内容であり、さらに絵がなにしろ怖かったので
ボコちゃんと同じように「この絵本いらない」と
母親に言ったのですが、「お見舞いで持ってきてくれたものなんだから
大事にしないとダメ」と却下され、今もその絵本は
本棚にしまってあります(笑)
原爆(戦争)の話は、もしかするとまだボコちゃんには
早かったのかもしれませんが、実際に悲惨な話ですから
絵を見て素直に「怖い」と思う年頃に読ませる事は
大事だと思いますし、「どうして爆弾が落ちてくるの?」
なんて疑問を抱いた辺りは、戦争について関心を持つための
いいとっかかりになったんじゃないでしょうか。
どれだけ怖くても、本当にあった出来事ですから…。
そうですよね。1号ちゃんにもまだきついですよね。
確かに、私も早すぎたかなぁって。
>どうやって伝えたらいいもんかなぁ。
おっしゃるとおりです。
かわいそうなゾウのときも質問攻めでした。
でも、実際にあったことだし…。
おいおい、考えていきたいですね。
戦争を知らない私たちも。
私の伯母は看護婦として満州の野戦病院で働いたし、伯父は実際に志願兵として、戦争に行きました。
海軍兵で、乗っていた船が魚雷にやられ、何キロも海を泳ぎ続けてなんとか助かったとか。
やはり、生き残っている経験者の話をじかに聞くのが、私自身も一番心に残りました。
それから、私自身、父(昭和10年生まれ)に「どうして戦争したの?」ってやっぱり聞いていましたよ。子供のころ。
☆satoさん
satoさんにも、そんなことがあったんですか…。
やはり、それだけ強烈な絵だったんですね。
>どれだけ怖くても、本当にあった出来事ですから…。
まさにそうなんですよ。そこなんですよ。
日本昔話とか、西洋の童話だって、すごく残酷なものがありますが、原爆は現実だったわけで。
とりあえず、この絵本は娘が読みたいというまでは本棚の中ですね…。