町田の平屋は建設性能評価取得のため、4回の現場検査を受けます。今回は2回目の耐力壁設置の検査、耐力壁設置の状況や金物の設置状況の確認です。
監理者としての確認は済んでいるので、手続き的なところもありますが、第三者の目が入るのは大事です。検査機関の検査員とグリーン化事業の採択グループに所属する設計者の2者の検査を受けます。結果は支障なし。次の工程に進めます。
雨に濡れずに車から玄関に行くための庇も出来てきました。庇の出は約1.4mあり、安心感があります。
外壁のタイベックも設置され、設備の為のスリーブも設置も進んでいます。月曜日から断熱気密工事なので迎える準備です。
レンジフードの給気と排気のためのスリーブは防水、気密、耐火を考慮して後の施工も問題ないように設置されています。
自由に曲がるフレキダクトは使用せず、鋼板製のスパイラルダクトを使用します。
木造住宅のレンジフードは外壁のスリーブ位置とレンジフードの取付位置が比較的近く、スパイラルダクトで配管するためには位置出しを設計段階から行っておく必要があります。
レンジフードのスリーブについての昨年の記事
レンジフードのスリーブはカナイの不燃パイプにスパイラルダクトをつなぎ、アルミテープで固定してから外部側から設置します。
下の図は、現場の施工のため描いた詳細図の手順のイラストです。図面を描くソフトで書きました