まい たびっくす

ネコ好きの建築家 羽鳥誠一のブログです。

ティーンエイジャー

2007-03-30 09:46:23 | くろーずあっぷ なう
うちの近くの中学校や高校の生徒たちはみなブレザースーツを制服として
着てますが ネクタイにブレザースツまではいいのですが
靴はスニーカーというのはどうも頂けません 高校生はYシャツを露出させて
スラム街のラップダンサーのようないでたちだしなんか見ていいて不愉快に
なってくるのは私だけでしょうか そもそも彼らには制服なんて
必要ないと思います なぜ制服を着せるようになったのか考えて見ると
生徒を躾けるというより 親や学校が監理しやすいようにするためだと
おもうんですね それから制服をつくる業者が儲けるというのも理由でしょうか
父が女子高校の教師をやっていた頃 その学校は私服でした
以前は制服だったのですが 生徒の自主性を尊重するということで
そうなったそうです 私服になった当初は親たちが懸念したとおり
学校はファッションショーさながらだったそうですが
少し立つと生徒たちは自分のスタイルをそれぞれ見つけ出し
派手に着飾るようなことはなくなったそうです
ティーンエイジャーの年頃はとにかく多感でエネルギーが有り余っている
年頃です そのエネルギーを外側から拘束するのではなく
自分たちで制御する術を見に付けさせるのも教育なのかななんて
考えます.
羽鳥建築設計室 

土建国家にっぽんの現状

2007-03-27 07:32:02 | けんちくと街
仙台の駅前には車と歩行者を完全に分離した
ペデストリアンデッキという歩道橋のようなものがありますが
出来てから30年近くなるんでしょうか
完成当初は近代的で都会的な雰囲気を醸し出してましたが
現在は歩道や階段に使われてる磁器製のタイルが所々欠けて
とても貧乏くさいんです 同じ製品で綺麗に補修してやればいいのに
ある所は別のタイルだったりまたある所はモルタルだったり
ちぐはぐなんですね これはたぶん30年前の製品が
製造中止になり部材が調達できなくなったためだと思うのですが
役所もメーカーも無責任なためにこういうことがおこるのだとおもいます
20年30年たてばひびが入ったり 欠落したりすることは
十分にありうることでリスクに対するマネジメントの欠如と言ってもいいですね
家電製品や車にも同様のことがいえるんだと思いますが
これではいつまでたっても豊かな暮らしなんて望めないかもしれませんね。
羽鳥建築設計室

こうそくばす

2007-03-24 08:09:12 | まい コラム
ここ数ヶ月車での移動が減り電車にのることが多くなったのですが
私の使う仙山線を走る電車には向かい合って座るボックスせきがあって
これが本当に窮屈なんです 男性同士が向かい合うと
ひざとひざがぶつかってとても居心地が悪い
考えて見ると 戦前のボギー車(蒸気機関車が牽いていた客車)
の頃の設計寸法なんですね 昔の日本人は背が男性でも
160センチ台でしたのでそれぐらいだと普通かもしれません
こんな環境に長時間つめこまれた日にはと考えると憂鬱(ゆううつ)に
なりそうです 高速バスも同じことが言えます
出来るだけ多く効率よく輸送したい経営者の気持ちもわかりますが
もう少し快適さにも配慮してくれるといいんですがね。
羽鳥建築設計室

おもいつき

2007-03-21 10:18:57 | まい コラム
車で街中を走ってるといつも渋滞でいやな思いを
させられるんですが 街中はこんなに道路が広いのに
どうして渋滞なのか都市計画でどんなにいい道路を整備したって
混雑の度合いは変わらないように思えてなりません
まるでいたちごっこのようできりが無い
家族が 車を駐車するとき「丁度スーパーのカートみたいに
重ねて駐車できたらいいのにね」なんていったものだから
「そしたら 亀を立てるみたいに車を立てて駐車したらどう?」
なんてアイディアがでたもんだから車の中は大笑いで
「そしたら 車の裏側もそれなりにデザインしなきゃね」って
発想が次から次に飛んでゆくから面白い一日でした
常日頃から疑問をもつというスタンスから
常識を打開するいいアイディアが飛び出すんだと思うんです
私は今でも小さなノートを持ち歩いてふっと沸いてきたアイディアを
書き付けることを習慣にしています。
羽鳥建築設計室

すらんぷ

2007-03-17 10:17:58 | 日々のこと
ときどきというかごくたまに 思考能力が無くなる
感覚におそわれるときがあるんですけど
自分が正しいと思っていたことがふとした切欠で
疑念をもち気持ちまで不安定になる状態です
でもこんな時はいったん頭の中を空っぽにして
気のみ気のまま他力本願とでも言いますか
この身ををゆだねてしまうこともひつようかななんて思います
おとといもストレスがたまったのか何も考えられない状態が続き
睡眠薬を少量飲んで就寝しました
昨日は家族と夜遅くまで馬鹿話して禁酒していた焼酎のふたを開け
ちょっと酔っ払い状態で床に就きました
例えて言うならバッテリーがあがった状態に近いのかもしれません
こんな時はチャージする方法を自分なりに知っておけば
スランプから早く開放出来るんだと思いました。
羽鳥建築設計室

ぱらさいと にーと

2007-03-13 09:47:17 | まい コラム
わたしが子供だったころと比べて最近の子にはこういう傾向がありまして
(仕事に就くか就かないかぐらいの年齢)自分がなにをしたいのか
という具体的なゆめを持たないまま30歳過ぎまで親に寄生し
ぶらぶらとしてるという傾向でこれがパラサイト族というそうです
考えて見ればうらやましい生き方だなんて思います(それができるんですから)
でも若い頃に自分は何の為に生まれてきて何の為に仕事してるのかなんて
考えることは至極健全なことだと思います これまでの世代は
あまり深く考えてこなかったのですから その付けが今きてるんですね
私の知り合いの子が今年高校2年生に上がる予定だったんですが
去年暮れから家出をしどうやらロックバンドにノメリ込んでるようなのです
家庭の事情は知りませんがこの子にとっては人生の大きな分岐点に
立たされてるようなものだと思います
大人からみれば高校も出てないような小娘が世間の荒波を乗り切れる訳なかろう
とうつりますが 私たちが何の為に学校に通い何教科もの勉強をしてきたのか
その理由がわかってくるのが 早くて20代後半から30代半ばだと思います
だからこういう子には 興味ある分野のその道のプロフェッショナルのもとで
3ヶ月とか半年みっちり丁稚奉公(でっちぼうこう)に出してあげることが
最良の解決策なのではと思いました。
羽鳥建築設計室

かぞくかん

2007-03-10 09:32:30 | まい コラム
少子化が叫ばれてる昨今
結婚したくともできない人たちが今多いですね
大手設計事務所に3ヶ月出向勤務して気が付いたことでづが
ここの事務所はスタッフの大半が30代~40代で既婚者が
男女とも多いんです 私と歳もそう変わらない子持ちの女性が
深夜10時 11時まで仕事してるんです
寿退社を奨励しない社風なのかとにかくがんばるママさんパパさんなのでした
私が思うにサラリーマンも幼児をおんぶして出社できる環境を
社会や国が整備する必要があるのではないのかと考えました
ワークスペースに託児ブースを設け時間のあいた社員が交代で
子供の面倒をみるとかそんな話を家族に話したら
30年前大学の職員の人が子供をおんぶして出勤していた話がでて
そんなきとくな人が日本にもすでにいたことを知って驚きました
こういう事は国だけでも社会だけでもマスコミだけでも不十分で
すべてが一斉にワット変えないと変わってゆかないものなのではないでしょうか
そんな気がします。
羽鳥建築設計室

じこしゅちょう

2007-03-07 09:35:48 | まい コラム
今「プレゼンテーションなんてこわくない」という本を読んでいますが
プレゼンテーションはもともと欧米で発達した表現テクニックで
我われ日本人のように 言葉数少なくとも意思の疎通が計れる民族には
あまりピントこないんではないでしょうか(これまでは)
でも グローバル化が進んで一人ひとりの考え方が違っているいま
日本でもプレゼンテーション技術は必要になってきてるみたいです
プレゼンテーションのポイントは
自信を持っている人か 堂々としているか 相手に対して失礼にならない身嗜みか
相手に対して好意的か(スマイル顔) 情熱的か そして 何を主張したいのか
などが 相手から評価されるポイントだそうです
外国映画特に西欧のものをみていつも魅了される理由にひとつにいまいった
ポイントがあるのかも知れませんね。
羽鳥建築設計室

魔法使いに大切なこと

2007-03-03 20:34:31 | まい コラム
今借りてるレンタルDVD「魔法使いに大切なこと」をみて
考えさせられたんですが ここで繰り広げられてる
ストーリーの中で魔法使いの存在が社会的に認知されていて
法律で魔法を使っていい場合のケースなんかがきめられ
個人の欲望の赴くまま何でも夢を叶えられると言った
これまでの「魔法」の対して私たちが抱いてるイメージをいましめるといった
内容のアニメなんですが これまでも私たちは遠くへ早く移動したいという
夢の実現として自動車を発明してきたし 鳥より高く飛びたいと言う夢の実現が
飛行機を生み出した経緯をもっています
でもこれって ある意味魔法と同じ効能かもしれませんね
だからと言って 私たちの暮らしに幸福をもたらしたかと問われれば
?・・・ですかね。羽鳥建築設計室