最近すぐに目が疲れるし、まだ読んでいない本もあるし、「もう本は買わない!」と思っていたけど買ってしまった。
JA版家庭画報『家の光』に連載されていたときから読み続けて18年。
この小説に出会った当時まだ生まれたての赤ん坊だった息子は、先日市長選の投票に行った。
つい先ほど、この本に収録されている四話中、ようやく二話目を読み終えたところ。
二話目の「だんだん人形」、プーチンとウクライナの関係をほうふつとさせるような内容で、
最後に少ーしだけ救われるけど切なかった。
一話目の「青瓜不動」も、今の若い女性が置かれている状況とダブり、怖いというより、怒りがわいてくる内容。
なんで女性だけがこんなに大変な目に合うねん!と。
その一方で、土の改良に瓜を植えることに惹かれ、
情報をググっていたら、検索エンジンの広告に農業大学の広告が提示されるようになってしまった。
怨念とかオカルト的な怖さは、最初の頃の作品の方が強かったように思えるなぁ。
18年前はただただそれを楽しんでたけど、
今はもう少し深く読めるようになり、
最近ようやく、おちかちゃんが前向きになれるまで時間がかかったことに納得している自分がいる。
そして、お茶・お菓子付きの長時間カウンセリング、しかも無料。
これって夢のような場所ではないかと思う。
こういう場所で一度じっくり自分の話をきいてもらいたい。
できれば椅子で。