昨年度は、別れが多い年だった。
人との別れ、自分の若さとの別れ…。
自分ではどうしようもないことが多かったので、心をあきらめモードにしながら毎日を送っていた。
今年も何が起こるかわからないけど、また今日から新たな気持ちで、四季の変化を楽しみながら進んでいこうと思う。
昨年度は、別れが多い年だった。
人との別れ、自分の若さとの別れ…。
自分ではどうしようもないことが多かったので、心をあきらめモードにしながら毎日を送っていた。
今年も何が起こるかわからないけど、また今日から新たな気持ちで、四季の変化を楽しみながら進んでいこうと思う。
最近すぐに目が疲れるし、まだ読んでいない本もあるし、「もう本は買わない!」と思っていたけど買ってしまった。
JA版家庭画報『家の光』に連載されていたときから読み続けて18年。
この小説に出会った当時まだ生まれたての赤ん坊だった息子は、先日市長選の投票に行った。
つい先ほど、この本に収録されている四話中、ようやく二話目を読み終えたところ。
二話目の「だんだん人形」、プーチンとウクライナの関係をほうふつとさせるような内容で、
最後に少ーしだけ救われるけど切なかった。
一話目の「青瓜不動」も、今の若い女性が置かれている状況とダブり、怖いというより、怒りがわいてくる内容。
なんで女性だけがこんなに大変な目に合うねん!と。
その一方で、土の改良に瓜を植えることに惹かれ、
情報をググっていたら、検索エンジンの広告に農業大学の広告が提示されるようになってしまった。
怨念とかオカルト的な怖さは、最初の頃の作品の方が強かったように思えるなぁ。
18年前はただただそれを楽しんでたけど、
今はもう少し深く読めるようになり、
最近ようやく、おちかちゃんが前向きになれるまで時間がかかったことに納得している自分がいる。
そして、お茶・お菓子付きの長時間カウンセリング、しかも無料。
これって夢のような場所ではないかと思う。
こういう場所で一度じっくり自分の話をきいてもらいたい。
できれば椅子で。
久しぶりにウォーキング。
この時期は寒いけど、好きな香りがあちこちに出現しているので、それに誘われて歩いてしまいます。
一番先に香るのが蝋梅。
1月半ばにはもう咲いてくれていました。
次は同じくらいに気づくのですが、
梅と、
スイセン。
どちらも奥ゆかしくていい香り。
正法寺の梅園が見ごろを迎えていました。
白梅、紅梅、どちらもいいね。
東京に行った際、東京駅で少し時間があったので、近くの美術館を探したらここがあった。
『にんげんだもの』
20代の頃、仕事でミスをして落ち込んだ時、そのことを友人に電話で話したら、しばらくして送られてきたのがこの本だった。
なんというか、しょぼーんとしている私の横に並んで座って、「まぁ、ねー、あるよねー、落ち込むよねー」と一緒に落ち込んでくれたり、一緒にとぼとぼと歩いてくれるような本だった。
その後、相田さんの作品はメディアでどんどん取り上げられて有名になっていき、そのうちこの本を開くこともなくなっていった。
今回は、「30数年ぶりに会った知り合いがむっちゃ立派になっていた」といった感じの美術館訪問だった。
丸の内南口の改札を出て、徒歩10分。
東京国際フォーラムの地下1階にある。
地下道からも行けることが帰りにわかった。
立派な場所に飾られていたけれど、どの作品もあの頃のように気持ちに寄り添ってくれることを再確認した。
というか、若いころは感覚で感じ取って慰められていたが、今はより深いところ、諦観についてようやく共感したというか…。
詩の中で時々打ち明けているように、人物が高潔でないところも「『にんげんだもの』ねー」と距離が縮まった。
相田さんの作品について批判はいろいろあるようだ。、
達筆なのになざと下手に書くのはどうなのか、とか
わかりやすい言葉を並べただけ、とか。
この上の詩、お手本のような達筆で書かれたら、どう感じるのかな。
かすれ具合を見て、ルイ・アームストロングの声を思い出した。
彼のあの声だから持ち味倍増になったり魅力が醸し出される歌って多い。
相田さんも、きれいな声じゃなくて、絞り出すようなだみ声で、思いを伝えたかったんじゃないかな。
わかりやすい言葉であることへの批判は、私はちょっと共感できないが、
難しい言葉を使いこなすことに挑む人、わかりやすい言葉にしようともがく人、「みんな違ってみんないい」(金子みすゞ)。
久しぶりに出会った知り合いは、いろんなことを教えてくれました。
最終日に行ってきた。
最近、2か月があっという間だ。そろそろ行くか、と思って日程を確認したのが最終日1日前だった。
もう、やめとこうかなと思ったが、若いころお気に入りだった絵本の作家さんなので行ってみた。
……もっと早く来ていたら、2回見られたのに……。
絵葉書を3枚買った。
タイトルは、上が「赤とんぼ」、下が「冬の星座」。
どちらも好きな唱歌。
歌をテーマにした安野さんの絵はやや控えめで、それぞれが持つ歌のイメージをこわさないところが好き。
なんか気になって買ったのはこちら。↓
ハックルベリー・フィンの冒険の絵本の挿絵か何か。
たくさんあった絵葉書の中でなぜこれに惹かれたのか、自分でもよくわからない。
子どもの頃、ハックルベリー・フィンとトム・ソーヤのように遊んだ友達に送ろうと思っていたからかも。