Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

60数年の殿様が浪人に

2011-10-31 21:42:03 | 日記
KEIKO のクモ膜下出血の手術で、うちのオフクロが同じ状態になった時を思い出した。オフクロもクモ膜下出血で二ヶ月入院した。その時、親父はまだ仕事をしていたが、家事は全くしたことがなく殿様生活で60数年。家にはオレ、姉貴と誰も居ず、自炊生活に泣く泣く突入。ケンカっぱやく、腕っぷしも強い親父だったが、ガスコンロなどつかったこともなく、初めはコンロのツマミを回して火がつくことを怖がっていたりした。昼飯も弁当からコンビニ弁当、カップラーメンに変わってしまった。今ではカップ焼きそばも作れるようになったが。因に、親父よりかなり年下のカミさんの母親は作ることができないが。自分で台所に立つうちに、かなり上手になっていった。しまいには、料理好きな息子の俺にホルモン煮込みの対決を申し込んできた。そして、親子対決は実現した。おれはオフクロの味を再現した。何と親父はさつま芋を入れるという、荒業で勝負。審査員はオフクロとカミさん。ジャッジは2-0で親父の勝ち。確かにオレも敗けを認めた。すごくおいしく楽しいバトルだった。それから三年後かな、親父が脳卒中になり、左が不自由になってしまい、男の料理バトルは出来なくなった。親爺はレシピは教えてくれない。仕事を離れても職人のままなのかなと。でも、もう一回食べてみたいと思う、ちょうど今頃の母親が手術したころになると。

くだらねぇオヤヂの一人言(公共事業とサブプライムローン)

2011-10-30 22:20:25 | 日記
サブプライムローンとは、ちと違うが微妙な共通点があるような気がする。ジャブジャブ遣って貧しい人のためということが偽善的思いという点かな。お金が無いものに借金をガンガン重ねさせる。そして第三者は懐が重くなることを信じている。感覚麻痺を利用している。それは原発関連も同じなんだよな。単独事業といって住民の役にたたないカネの使い方が普通だと思っている借金まみれの自治体は、こんな事態でも自分たちが良ければいいのか?無性に腹立たしい今日この頃である。例えば、自治体で光ケーブルを設置して、情報発信の道具にして顧客確保に努めたい、とか言っても、そんな宿泊施設は既にHP、ブログは立ち上げている。そして、最終UP時刻は2007年とかザラである。これは光であろうとなかろうと、タイムスタンプはよくて2011のままであると思う。案ずるより生むが易し、言う言葉がある。ふと思うのはキッチンを新しくすれば、炊事はキチンとやるから!と言って、全然変わらない婦女と同じになると思うような気がしてならない。

TPPなんてよくわからない

2011-10-26 20:57:23 | 日記
そりゃ、農作物は当たり前のことだが一番影響をうけるのは労働者だろ。拝金主義で 太平洋を固めようとするわけだから、ますます、正社員と契約社員の差が開くってわけだ。今のようなロードークミアイの意識では、乗り越えることはできない大きな波であることを、ロードークミアイ役員はどれくらい意識しているのか?ただの選挙マシーンとしか稼働していないのであれば、利権に群がる企業と同じではないのだろうか?いくら、バブル〜氷河期クリアしたとはいえ、正社員の賃金確保にしか目を向けることができなかったのは、何故か?団結して弱者と闘うのであれば条件闘争に切り替え、組織力の強化が必要であったはず。労組の前に企業名をつけてしまった時点で日本の労働運動は、生ける化石になってしまった。化石になったことも知らない自分達は、経営陣とゴルフをやって立場が同じような錯覚におち、構成する組合員は満たされていないのではないのだろうか。  一人一人の労働に対する時間と質を吟味したマネジメントを真面目に考えなければいけない時期が、音も出さず足早に近付いているような気がしてならない。ドラッカーではないがセルフマネジメントの重要さを感じずにいられない。ロードークミアイがあっても、労働時間が長いままだったり、メンタルで休職者が5%を越えているのだったら、一部上々でもブラックの仲間入りだな。それでも、若者は安定を探し続けますけるのだろうか。

IT→ICTへの変化時期はいつからだったのかな

2011-10-22 19:05:33 | 日記
あんなに悲惨な震災があっても、北のほうから紅葉前線は徐々に何かしてきている。今年は、昨年よりペースが遅い。なぜかカメムシの冬越し体制も今頃になっている。異常気象なのか、地震のせいなのかよくわからないが。


紅葉時期とはいえ、震災の影響は大きいらしく例年より訪れる観光客はかなり少ないそうだ。そういえば、紅葉しはじめている山々を見ながらふと思ったことがあった。昔の仕事は「ITドカタ」だったので、「光の道構想」とか、どうなっているんだろうな。潤沢な「ICT交付金」を使って、限界集落の隅々まで光ケーブルは設置したものの、この前の震災で、結局は電気が無ければICTもクソも何もあったもんじゃないと、全ての日本人は身に沁みたはず。各世帯への簡易なUPSの配布と、携帯電話会社の非常時における通信機能の強化が先なのではと。非常時じおいては「デジタルサイネージ」とか、結局、使えないものしかないんじゃないのかな。自治体で設置した光ケーブルの有効利用は残念ながらあまり耳にすることはない。いわゆる「逃げ切り世代」以降でなければ、「ICT」なんて絵に描いた餅にしかならないんだろうな。その世代でも、かなり差があるわけだし。「ICT」なんて呪文でしかないのだろう。そういえば「ICT交付金」の利用は地上デジタル対策がほとんどだったと思う。自治体で光ケーブル等を設置したとなると、当然維持費もかかるはず。5月頃に被災地で手付かずになっていた自治体で設置した光ケーブルを見たときに「これの処置はどうるんだろうな?」とか、思ったものだった。もう修理しているかもしれないな。地上デジタルテレビのためだったら第一に修理したのかも知れないな。
「ITドカタ」とはいっていたが、「ICTドカタ」とは言わないしな。今の自分は生活に最低限のジョウホウツウシンチシキしかないオッサンだからどうでもいいんだけれど。まぁ、安全に楽しく暮らしていければそれでいい。だから、TPP、原発でも何でも、問題点を国民に明らかにしたうえで議論をしていかなければいけないのではないのかなと。
今日もまた、トビトビにグダグダ愚痴ってしまった土曜日なのであった。




Reader感想記

2011-10-17 12:18:11 | 日記
かなり、読書する時間がなかったようなここ2,3週間。

「探偵はバーにいる」 東 直己 著



ススキノを舞台にし、映画化されたハードボイルド?な探偵ものだったが、中断しながら読んでいたので、時々数が多い登場人物を忘れたりして対して、長くはないものの読了するまで時間がかかってしまった。多分、地元の人であればかなり、楽しめるシチュエーションがあったのではないかと思う。ストーリー的には、始めの方テンポが悪かったような感じも。基本的に後半のたたみかけが、推理小説のリズムであるので、それは仕方の無いこと。まぁ、普通の小説だったのかなと。若干、同じフォントサイズでも、行間が狭いような感じで電子書籍で読むには少し違和感が生じた。同じストーリーであれば、誰がどの役を演じきれるのか非常に興味がある。機会があれば自分でイマジネーションを膨らませた部分と対比しながら映画を見てみたいものだな。