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、『原爆の秘密 ━ 昭和天皇は知っていた(国内編)』(鬼塚 英昭著、2008年7月19日

2010年08月14日 | Weblog
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その本は、『原爆の秘密 ━ 昭和天皇は知っていた(国内編)』(鬼塚 英昭著、2008年7月19日、成甲書房刊)である。帯には「日本人による日本人殺し、生き血で稼ぐ奴等の悪相をみよ」とかなり過激である。ここからはかなりデリケートな内容となるので、私の私情をはさまずなるべく抜粋に抑えたいと思う。



20P「彼らは、ロックフェラーやモルガンと通じていたのだ。そして、原爆がおとされるまで日本を降伏させないようにする芝居を演じていたのである」


25P「終戦工作とは何か。簡単明瞭に書くならば、原爆誘導および処理のために天皇が畑(第2総軍司令官、畑俊六元帥)を呼び寄せ作ったものである・・・・・一、原爆投下情報を完全に知りながら、それを全部封印した。二、8月3日から6日にかけて、原爆投下予定地を中心に、大勢の人々を集めた。三、武器弾薬も食糧もないのに、たくさんの兵を招集し、その兵たちを九州に送り込んだ。」


31P「原爆の情報はすべて、畑と大屋(同司令部、大屋角造中佐)の2人でヤミのうちに処理する処理されたのである。どうしてか?劇的な演出で、多くの広島市民に死んでもらうためである。スペクタクルが必要であった。天変地位に比すべき出来事が演出されなければならなかったのだ。スティムソン(陸軍長官ヘンリー・ルイス・スティムソン)は天皇(昭和裕仁天皇)にそれを期待したのである。天皇の特命を受けた畑は、大屋を三笠宮(皇弟、三笠宮崇仁中佐)と有末(陸軍参謀本部、有末精三中将)から強引に呼び寄せ、演出を担当させたのである」



46P「それは、大勢の非戦闘員である坊やとか女子供、年寄りの人たちに至るまで、あらゆる人々に死んでもらわないと、アメリカが進めてきた「無警告による大量殺戮」が成就しないからにほかならない。


54P「スティムソンは原爆を日本に確実に落とす、という約束をロックフェラー、モルガン、イギリスの金融界の面々としていた。そこでは、スティムソンは原爆(ウラン爆弾とプルトニウム爆弾)が完成するまで戦争をのばさなければならなかった。」


92P「原爆投下というアメリカの“仕掛け”を日本が“受け入れた”のである。もし原爆投下の前に、天皇が降伏宣言をしていたら、原爆投下もなかったのである。そうすれば、スティムソンはロックフェラーやモルガンや国際金融寡頭勢力を裏切ったことになるのだ。天皇よし、スティムソンよし、ロックフェラーよし、モルガンよし・・・。しかし、広島と長崎の人々にとっては最悪であった。原爆ごろしの歌が21世紀の今日でも聴こえてくる。その歌の正体を見究め、これを封じ込めなければならない時が来つつある。」


130P「広島、長崎のみならず、死者たちよ甦るべし。そしてこの戦争は、天皇による、天皇のためのものであったと知るべし!このような国家に、美しき大和の国がなりはてた過去を、拳を握りしめ振り返るべし!」


かなり過激な表現だが、もちろん著者は、何の根拠もなく上記のようなことを述べているわけではない。特に広島原爆投下前夜に畑俊六元帥が、県知事、広島市長、政官民の大物たち、広島軍司令部を集めてへべれけになるまでの宴会をしていたときの下りや、本当は8:06に投下された原爆を8:15として発表をしなければいけなかった理由、アメリカの都合上原爆投下後も国家が原爆による放射能汚染は広島と長崎には存在しないと発表したためにさらなる被害を被ったときの下りは読んでいて、本当に胸を締め付けられる思いがする。

著者は何度も現地に赴き、被爆の生者(時には死者の)生の声を聞き、徹底して証拠を掲げて執念で命を懸けて記しているので、ぜひ一読をお勧めしたい著書である。





もしここに書かれていることが真実であるならば、私が知る「竹内文書」に記されているような世界天皇の姿とはかけ離れたものである。
(→渡辺監督「天皇伝説」街頭ポスター)




ところで、信じられないような話だが、第2次世界大戦中においても、アメリカのロックフェラー財団などの国際ユダヤ資本財閥が、当時の敵国であるドイツに対しても、傘下の軍事企業から兵器販売を行なっていた事実はあまり知られていない。




とにかく真相は自ずと明らかになるであろう。何故なら 出口王仁三郎が自ら「皇道」を名のった大正5年から、もうすぐで100年を迎えようとしている。





P.S 棘々しい内容になってしまって申し訳ないですけど、原爆で亡くなられた多くの人々のご冥福を心より願っております。

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