< ギリシャの財政破綻 >
将来起こり得る財政破綻を少し見てみましょう。
ハイパーインフレに始まり、バブル崩壊、恐慌、債務不履行、最悪は戦争へと進むかも。
幾つかの事実を指摘します。
1. 大戦後、国家の債務不履行(デフォルト)は世界60ヵ国であった。
1例として、戦後日本は紙幣増発のためハイパーインフレを起こし、国民は限度額以上の預貯金を放棄させられた。
2. 財政破綻で国が消え . . . 本文を読む
< 債務残高 >
この1週間は絶望、怒り、無力感に苛まれた日々でした。
この選挙結果では、日本が奈落の底へと堕ちるとしか思えない。
なぜ日本の政治文化はこうも劣悪なのか?
私が今年、ブログを立ち上げた理由の一つに、世界や日本が良い選択を行うには何が大事かを一つ一つ確認しながら、それを訴えて行くことでした。
しかしそれは間に合わず、私の恐れる最悪の事態へと突き進んでいるように思え . . . 本文を読む
< 防波堤から海を眺める >
今日は、私がよく散歩する場所を紹介します。
ここは兵庫県の淡路市仮屋で、大阪湾に面した漁港です。
海と山に囲まれた土地です。
< 防波堤から山を見る >
冬温かく、夏は風が吹き過ごしやすいので、花の栽培が盛んです。
また海からは多くの魚、海苔、蛸が獲れ、新鮮でおいしい。
また水と米もおいしいです。
休日になると大阪や神戸から海釣り客が来ます。 . . . 本文を読む
私のブログ「aquacompass7」はWordPressの「嗜好的なブログ賞」にノミネートされました。
私にこの賞を指名したTHE BLAZING TRAILに感謝します。
この賞は10月13日に受賞していたのですが、発表するのが大幅に遅れました。申し訳ありませんでした。
私は今年、3回受賞しました。私は大変嬉しい。私は今年5月から世界に向けて投稿し続けて来ました。私は世界中の幾人かが、 . . . 本文を読む
< 政党乱立 >
10回にわたって、この衆院選をどう捉えるかの判断材料を示しました。
最後に、最重要な視点をまとめ、連載の目次と要約を記します。
重要な視点
今、舵を大きく切らなければ日本の10年後は、恐らく悲惨な社会状況に陥っているでしょう。
この兆候は約20年前から経済で現実のものとなり、国民も実感し始めた。
それが民主党による政権交代へとつながった。
現在、国会はしどろ . . . 本文を読む
< ベルリンの壁崩壊 >
現在、タカ派の威勢が良い。
平和をどうしたら得られるか、ここ半世紀にそのヒントがあります。
どうして世界が平和を取り戻したのか
ベルリンの壁が崩壊した1989年以前にヒントがある。
この壁はベルリン市民が壊したのですが、それは東欧民衆の西欧への強い憧れと長い苦悶の末だったのです。以前、東欧諸国はソ連をバックにした独裁制で、秘密警察に監視され監獄のようでし . . . 本文を読む
< 政党乱立 >
政局混乱がなぜ起き、何を招くかを見ます。
ヒトラーが活躍した時代にヒントがある。
今の政局は、短命内閣、小党分裂、タカ派台頭、甘言が特徴です。
この現象は1930年前後のヒトラーが頭角を現す時期に酷似しているのです。
増税拒否から独裁が始まった
当時ドイツは前の大戦で疲弊しながらも議員内閣制をかろうじて維持していた。
1928年、社会民主党は保革大連合を果たし . . . 本文を読む
< 震災当日の宮城県のスーパーで並ぶ人々 >
硬直化を阻止出来ない最大の理由は、日本文化にあります。
それは村意識や内集団ひいきの悪い面が出ているのです。
私達は属している集団や企業に強い愛着と安心感を持ち、時には忠誠心も持ちます。
これが震災後の市民の落ち着いた振る舞いや、一致団結し企業を支えて高度成長を可能にもしたのです。
しかし一方で、公害や原発の危険を企業内から告発する人は . . . 本文を読む
< 保安院と東電 >
前回は社会の硬直化を確認しました。
今回はなぜ硬直化が進行し、改革出来ないかを見ます。
硬直化の始まり
政府が産業を牽引することは、戦後日本のお家芸で、世界から羨望の眼差しで見られた。通産省の長期プロジェクト、農林水産省の保護政策、大蔵省の護送船団方式等はその典型です。
復興期に大いに役立った、この手法も経済発展と国際化で陰りを見せます。護送船団方式などは早々 . . . 本文を読む
< 元安全保安院の答弁 >
今回の選挙には色々な争点、TPP、領土、原発、子供、社会保障、経済活性化、赤字財政などがあります。
個々の問題もさることながら、そこには幾つかの根本的な問題が潜んでいます。
一つの根本問題は日本の硬直化です。
社会の硬直化とは不明瞭なものです。
硬直化とは、大きく成長し固定化した組織や制度などが、社会や経済の変化に適応出来なくなった状態を指します。
. . . 本文を読む
< 福島原発事故 >
生活を守るのか、生活の悪化を予防するのか。
この視点で、少し日本を見てみましょう。
現状が良いと思われる方は現状維持を望まれるでしょう。
日本の素晴らしい点、誇るべき点は多々あります。
一方、現状に不満を抱いている方や将来を不安視する方は、社会を変えたいと望むでしょう。
両者の心情は尊重されるべきです。
今回は、既に問題が生じ、放置すれば深刻度を増す可能性 . . . 本文を読む
< 地球 >
少し日本と世界の将来を想像してみましょう。
そこから日本の選択すべき道が見えてきます。
将来起こる可能性の高い問題点を幾つか挙げてみます。
* 地下資源の枯渇 : 地球全体では、限界が見えて来る一方、新たな埋蔵が発見され微妙にバランスを取っています。
* 地球温暖化 : 地球全体では30年ほど前からバランスを崩し始めています。気温や大気、森林、天然の水産資源、農耕地は . . . 本文を読む
< レーガン大統領 >
社会科学で最も当てにならないものは経済学でしょう。
流行った多くの経済や予測の本を読んだが、ほとんど外れた。
簡単に注意点を記します。
誤算、とんでも説。
* レーガノミックス : 1981年、米国大統領レーガンは、スタグフレーション(高インフレと経済停滞)から脱却するために、画期的な経済理論を掲げました。素晴らしい理論ほど単純で美しいと、当時もてはやされ . . . 本文を読む
< 消費増税のアンケート >
現在、日本では、各党首が口角沫を飛ばし夢のような政策を訴えています。
どうせ守れないなら何を言っても良いかもしれませんが。
国民は正しく理解していないと将来後悔することになります。
増税について
良く聞く、胸に突き刺さる警句があります。
「消費増税は景気を後退させる。1997年の消費増税がその例だ。」
これは応えます。これが真実なら、誰でも躊躇しま . . . 本文を読む
< 国会議事堂 >
現在、日本の政局は悲惨な状況にあり、益々、悪化の一歩を辿っています。
大きな視点から選挙を見ます。
先ず現状をどのように見たらよいのでしょうか?
* 現在、経済は長期低迷しているが、比較的、日本は安定・安全な社会。
* 将来に不安があり、今後、深刻度が増していく。
将来に禍根を残す問題とは何でしょうか?
* 人口減(出生率減): 高齢化と生産者人口減で、高 . . . 本文を読む