EMMYの日記帳

普段の生活で思ったことを書き綴ります。

引退試合

2007年06月30日 | Weblog
先日、高3の3男の剣道の引退試合を主人と見に行った。
小1から近所の剣友会で兄2人とともに剣道を始めた3男は、
さほど運動神経がいい方ではないが、
剣道だけはコツコツ続け、高校では2段も取得した。
兄2人は高校では違う部活に入り(テニス、演劇)、
剣道を離れてしまったので、
唯一現役の3男を、主人は特にかわいく思っているようだ。
けれど、高校に入学して以来、一度も試合を見に行ったことがないまま、
3年生最後の大会がやってきた。
恥ずかしがり屋の3男はいつも見に来ないでといっていたので、
内緒で主人とバイクで出掛けた。
体育館ではすぐ見つかってしまった。
まさか、こんな遠くの体育館まで来るとは夢にも思っていなかっただろう。
「何でこんなとこにいるの?」という顔をしていた。

3男は団体戦の中堅だった。
久々に見る3男の剣道着姿はなかなかりりしく、
落ち着いた身のこなしは頼もしく見えた。
見ているこちらが緊張してしまい、
ハラハラドキドキの3分間だった。
先に面を取られたけど、すぐに面を取り返し引き分けだった。
チームは惜敗し2回戦へは進めず、
3男にとっての最後の試合はあっけなく終わった。
帰宅してから「残念だったね」と声をかけると、
相手チームのキャプテンと対戦して引き分けたからうれしかったとのこと。
3男にとっては満足のいく引退試合だったようでよかった。

甘ったれの末っ子と思っていたけど、
いつのまにか兄弟中で1番背が高くなって、
タンクトップが似合う今時の若者になっていた3男を見て、
子離れしていないのは私の方だなと思った。