EMMYの日記帳

普段の生活で思ったことを書き綴ります。

半天一家

2008年02月07日 | Weblog
我が家半天一家である。
主人も3人の息子たちも、永年半天を愛用している。
私は持ってない。
炊事には不向きだから、着たいとも思わない。
食事中にあの分厚い袖が、
おかずの皿にくっつきそうで、ハラハラする。

先日電車で出掛けた帰りに、
長男に駅まで車で迎えに来てもらったら、
パジャマに半天姿で運転して来たのには驚いた。

主人はたまに間違えて息子の半天を羽織ることがある。
それぞれ柄が違うのに、
何十年着てるのよ!と突っ込みを入れたくなった。

桜の花

2007年12月07日 | Weblog
長かった夏のあと、短い秋があり、一足飛びに冬が来たようだ。
紅葉もいつもより遅く、
我が家の庭のもみじの木もようやく色づいたと思ったら、
例年ほど赤くならないうちに、もう半分ほど散っている。

いつも通る富雄川沿いの桜の木の一部は、
今年は10月にも花が咲いた。
あまりの陽気に、春と勘違いしたらしい。
奈良に住んでから10年になるけど、
秋に咲いた桜を見たのは初めてだ。
枯れ枝に咲いた桜の花はちょっと異様だった。
その桜も散り、冬枯れの富雄川沿いで、
先日また小さな花を咲かせている桜の木を見つけた。
11月下旬の小春日和に誘われて思わず咲いてしまったのかも知れない。
まだ若い小さな桜の木の枯れ枝の先のピンクの花が、
寒風にさらされながら必死に咲いている姿がとてもけなげで、
今日もまだ散ってはいないかと気にしている。

ちびちゃん

2007年10月30日 | Weblog
うちで飼っていた17才のメス猫のちびまる(通称ちび)が
先週末、息を引き取った。
以前住んでいた、千葉のマンションの駐車場で
次男が拾ってきてから17年。
真っ白で小柄で、仕草も女の子らしく、
かわいい鳴き声のちびは、息子たちのアイドルだった。
年老いてからは、赤ちゃん返りでもしたように甘えん坊になって、
始終誰かのひざの上で眠っていた。
1ヶ月程前から体調を崩し、時折全身けいれんを起こし、
急激に痩せてきて、足元もふらつくようになった。
土曜の夕方、ペット用のオムツを買って帰宅すると、
ちびは寝床用のダンボールハウスに
頭から体半分だけ入れて、力尽きていた。
翌朝家族で、家の裏のサスケのお墓の隣に葬った。
9年前に死んだサスケと寄り添っている昔の写真を飾り、
思い出を語り合った。
うちに来てくれてありがとう。
安らかに、かわいかったちびちゃん。

結婚記念日

2007年10月03日 | Weblog
今日は25年目の結婚記念日だ。
あっという間の25年だった。
辛いことも楽しいことも全部いい思い出。
辛かったことはあまり思い出せないから、
やはり私は楽天家なんだろう。

週末は南紀白浜へ一泊旅行の予定。
とっても楽しみ!

2007年09月30日 | Weblog
異常なほど残暑が厳しかった9月が
またたく間に過ぎ去った。
特別長かった今年の夏もようやくなりをひそめ、
真っ赤な彼岸花が家の周りもに咲き始めた。
これからはどっぷり秋に浸るのだろう。
なぜかもの悲しく切ない季節に・・・

晩夏

2007年08月31日 | Weblog
今年の夏はとにかく暑かった!
お盆に青森に帰った時も、
記録的な猛暑で、とても避暑にはならなかった。

でもさすがに8月も末になると、
日暮れが早くなり、虫の声も聞こえ始め、
季節は確実に秋に近づいている。
少し色褪せてきた、庭の百日紅(さるすべり)も
逝く夏を惜しんでいるかのようだ。

里帰り

2007年07月31日 | Weblog
早いもので、明日からもう8月。
実家のある青森では2日からねぶた祭りも始まる。
今年もお盆には帰省する。
今春から就職したばかりの長男と次男は休みが合わないので
残念だけど置いていくことになった。
これでネコの世話は安心。

私にとっての夏休みは、お盆の里帰り。
年に一度の里帰り。
お墓参りに、親戚の人たちや同級生との語らい。
懐かしい故郷の景色。
心躍る、夏休み。

この時期になると思い出す好きな歌がある。

ころがりし カンカン帽を追うごとく
ふるさとの道 駆けて帰らん
                寺山修二

引退試合

2007年06月30日 | Weblog
先日、高3の3男の剣道の引退試合を主人と見に行った。
小1から近所の剣友会で兄2人とともに剣道を始めた3男は、
さほど運動神経がいい方ではないが、
剣道だけはコツコツ続け、高校では2段も取得した。
兄2人は高校では違う部活に入り(テニス、演劇)、
剣道を離れてしまったので、
唯一現役の3男を、主人は特にかわいく思っているようだ。
けれど、高校に入学して以来、一度も試合を見に行ったことがないまま、
3年生最後の大会がやってきた。
恥ずかしがり屋の3男はいつも見に来ないでといっていたので、
内緒で主人とバイクで出掛けた。
体育館ではすぐ見つかってしまった。
まさか、こんな遠くの体育館まで来るとは夢にも思っていなかっただろう。
「何でこんなとこにいるの?」という顔をしていた。

3男は団体戦の中堅だった。
久々に見る3男の剣道着姿はなかなかりりしく、
落ち着いた身のこなしは頼もしく見えた。
見ているこちらが緊張してしまい、
ハラハラドキドキの3分間だった。
先に面を取られたけど、すぐに面を取り返し引き分けだった。
チームは惜敗し2回戦へは進めず、
3男にとっての最後の試合はあっけなく終わった。
帰宅してから「残念だったね」と声をかけると、
相手チームのキャプテンと対戦して引き分けたからうれしかったとのこと。
3男にとっては満足のいく引退試合だったようでよかった。

甘ったれの末っ子と思っていたけど、
いつのまにか兄弟中で1番背が高くなって、
タンクトップが似合う今時の若者になっていた3男を見て、
子離れしていないのは私の方だなと思った。

秘蔵映像

2007年05月31日 | Weblog
十数年前の我が家のホームビデオのテープを、
主人の知り合いがDVDに入れてくれた物を見た。
懐かしい幼い息子たちに、若かった主人と私。
動物園や海辺での映像は、
子育てにあまり参加しなかった主人が、
珍しく家庭サービスをしてくれた時の証拠映像みたいだ。
それにしても、今では図体もでかく生意気になった息子たちの
かわいかったこと。
私の、息子たちに呼びかける声の優しかったこと。
特に、片言をしゃべり始めた3男の舌足らずの言葉とはにかんだ笑顔は
心底かわいいと思った。
3男に話しかけながらカメラを回し続けてる、母(私)の強い愛情も感じた。

休みの日はひとりでツーリングなどに出かけてしまうことも多かった主人は、
息子たちの幼い頃の記憶があまりないらしい。
近くの公園や、家の中で遊ぶ息子たちの映像を見て、
自分の知らない息子たちの姿が新鮮だと、のたまった。


2007年04月04日 | Weblog
春は桜。
なんと言っても桜。

校庭の桜、川べりの桜、線路沿いの桜、
お城の桜、坂道の桜、山桜。
入学式、桜並木、桜吹雪。

桜を見るとなぜか心が癒される。
桜を見るとなぜか心が浮き立つ。
切なさも、喜びも全てを包み込んでくれる。
桜は日本人の心の原風景なのかな。