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初めて自分の車が持てる!ヒャッホー
中古マーチK11をベタ可愛がりしていく日記です。

旦那号のお手伝い

2007-12-06 14:11:05 | 旦那車

またまた旦那車R32の作業を手伝ってきました~

今回はフロントのBNR32純正キャリパー&ローターを、ER34純正キャリパー&ローター
へ交換する作業です。
旦那号の装着していたキャリパーを、
以前オーバーホールした際の満腹感も忘れ、
ウキウキ気分で新品を購入しました。       (↑その1)          (↑その2)


 ~本日やる事~
・BNR32キャリパー&ローターから、ER34キャリパー&ローターへの交換
(ER34キャリパーをBNR32に取り付けるには、事前に専用のナットの圧入が必要です。)
・マスターシリンダーのオーバーホール
・16インチタイヤ交換、組み換え8本 (←これが鬼)
・エンジンオイル交換など・・・

自宅にガレージがあれば、時間制限の問題も無しなのですが、
うちは自宅から少々離れたレンタルガレージを借りてやります。
与えられた時間は、お昼から陽が落ちるまでの約半日。

上記の作業にともない、ブレーキフルードの交換やら何やらと、
やらなければならない事がちょっと多すぎやしないかい?という気もしつつ・・。
作業は分担でやるのが一番効率的ということで、旦那はメインのキャリパー交換。
私はタイヤの組み換えをやる事にしました。

まずはジャッキアップし、すぐにエンジンオイルを抜き始めます。
ウマは絶対的に必須アイテムです。
その間にタイヤを全て外し、組み換え作業へ。
装着してあるフロントキャリパー&ローターを外し新品を装着。
マスターシリンダーを外し、クリーナー洗浄、内部のピストンを新品へ交換。
ブレーキフルードを入れエア抜き、エンジンオイルを入れる。
組み換え済みのタイヤを戻し、ブレーキの効き具合をチェックして完了。

書く分にはとても簡単そうな流れなのですが、現場はてんやわんやでした。
私のタイヤ交換では 「ビートがさっぱり引っかけられませ~ん!」 などなど・・・。
まぁ素人仕事ですので、コツをつかんでいないせいもあり、
思ったように行かないのが基本です。
作業がなかなかはかどらないと、制限時間も非常に気になってくるのですが、
タイヤの組み替え後、ちゃっかりアルミホイールの裏側まで洗浄しちゃったりして、
余裕かましてます。

私が8本のタイヤ達に翻弄されている中、気がつけばメインの作業の方は
マスターシリンダーのO/Hまで進んでしまっています。
肝心のキャリパー交換作業時はほとんど手伝えていません。
これを見に来たのに、知らぬ間に終わっちゃった~~  (ノД`)・・ウウ

しかし何かと時間も押してしまい、どんどん先に進めていかなければならない状況です。
時間が迫ってくると人間ってスゴイものです。
いつもは1本持つのも重いなぁ、と感じていた16インチタイヤをですね、
そんなに大柄でもない私が、片手に1本ずつ計2本持ってるんですよ。
それで小走りしても、不思議と落としたりはしません。
「なんだ、私ってこんなに力持ちだったのか~~」 と意外に思いましたが、
心のどこかで何か違和感も感じておりました。
右手に空タイヤ、左手にアルミ単体、そんな状態で旦那の目の前をワタワタと
通ったりもしていたのですが、特に何も言われませんでした。

しかし案の定、家に帰ってきたら妙にタイヤが重くなってて運べません。
疲れもありますが、タイヤがいちいち重さを変える訳もないので、
「火事場の馬鹿力」って程ではありませんが、やはり感じ方の差なのでしょう。
旦那が無関心だったのは、本人の作業の方がそれどころじゃない状態だったようです。
それに男性の感覚だったら、たいした事でも無いのか・・・ちぇ。

その日の夜は体中がギシギシと言い出しまして、
思わず腰や肩にCRCを注入したくなる程でした。
筋肉痛が当日にきたので、早めで良かった~などと少し思ったりもして。

作業を見ていなかったので、詳しい記事が書けずに残念ですが写真だけ。
こちらローターが入っていた箱です、箱の作りはピザっぽい ・・・中身は、かなり硬そう。


無事に装着出来た状態です。

BNR32用を見慣れていたので、まずはその大きさに感動です。
新品ならではの美しさもありますが、造型が美しい~ ホレボレします。

ブレーキの効き具合は、格段にアップしたようです。
だからと言って手放しで、じゃあかっ飛ばせ!とは言いませんが、
しっかりと止まれるようになったという安心感は大好きです。
うーーん、マーチにも付けたいぞ!

 -- 注 --

キャリパー等の重要保安部品をDIYでいじる際は、
最悪の場合、その日は車を置いて帰らねばならない事が充分有り得ます。
それは精神的負担にもなりますが、
置いて帰る事やプロに頼む事も選択肢に入れてくださいね。
その場合、事前に利用するレンタルガレージの了解も必要になってきます。
「今日は車で帰って来られないかも知れない」 と覚悟を決めてから行う必要がありますが、
これは同行者にとっても同じ認識が必要となります。



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (山田 康夫)
2007-12-06 20:57:19
>管理人殿
 お久しぶりです、先日のニスモフェスティバル参加できずに残念でした。
 レポ、拝見しました。
 いつもながら難易度の高い作業をされているので感心します。
 今回はタイヤ交換もされたのですか?16インチはリムガードが付いているタイヤが殆どですので装着には慣れがないと難しいです、なのに作業を淡々とされているとは・・・驚きです(笑)。

 ブレーキですが一般の方だと純正ブレンボか社外品のブレンボに目がいきがちです、たぶんこのようなマニアックチューンには誰も注目しないと思います(笑)が、個人的には対コスト面からこの仕様が一番マッチングが取れていて、BNR32に17インチホイールはどうしてもバネ下が重くなり軽快感が損なわれるのでは?と感じます。

 モデルライフ末期でBNR32が仕様変更を行なった(ブレンボ製ブレーキ、ETSの再チューニング、クラッチの構造変更、フロントダンパーの減衰力UP)のは「N1レースで格下のシビックに煽られる(真夏の筑波耐久では、どうしても軽量なシビックに分がある)のが許せなかった」という当時の開発陣のプライドがVSpecを誕生させています。
 
 だからVSpecはあくまでも「N1レースに勝つために生まれたベースモデル、だから17インチ化で多少バネ下が重くなり軽快感が損なわれても関係ない」ではないかと思っています。
こんばんは~ (apollo)
2007-12-07 01:44:21
お久しぶりです。
ニスモフェスタは残念でしたね。
私もニスモフェスタ前日にやった今回の作業のダメージが多大だったため、置いてけぼりになってしまいました。でも凄く寒かったそうですね~

タイヤ交換は本当に堪えました。
本数的にも私には過酷でしたが、やはりマーチのタイヤ交換とは訳が違います。
さっぱり上手くいかずヒーヒー言ってました。
「淡々」とは程遠い状態です。

キャリパー&ローター交換ではとてもご意見参考になりました。いつも丁寧にご説明頂きましてありがとうございます。
正直ブレンボという名称にはほのかな憧れはありましたが、それよりもBNR32の純正アルミが大好きでして、インチアップしなければならない物にはなかなか興味が持てませんでした。ローターのサイズアップがこのように可能になった事は本当に嬉しい事です。
ブレーキ屋にいた際、確か「制動力をあげるにはローターとの接触面積を上げる事が重要だ」と習った覚えがあります。
そこでふと素朴な疑問なのですが、今回キャリパーもサイズアップしましたが、パッドの大きさは変わらないと言うことは、接触面積の拡大は「穴」の分だけなのでしょうか?それ以上に明らかに効果があるように感じるのですが・・・今までのローターの状態のせいだったのでしょうかね?
それとも従来の物よりも中心から離れた箇所を掴むという事で、効率的な力が生まれるのでしょうか?(何かの法則?)
キャリパーの容量アップでパッドの接触角度やピストンが強く作動する?などの効果もあるとしたら、同時にブレーキホースの強化も必要な気がしてきますし、時の経過(開発時間)に何か秘密があるのでしょうか・・・。
眉をしかめブレーキの事について悶々と考えて込んでいる主婦も我ながらどうなんだとも思いますが、気になってたまりませ~~ん。ヒントを下さいませ!!
奥様凄~い!!! (ケチおやじ)
2007-12-07 11:43:37
クルマ好きの者からしたら、もうスーパー奥様ですよ。
スーパーといっても食品スーパーじゃないところが、
これまたスーパーですよ。
富士で再会したきんちょめ号の何気に鈍く光るブレーキ周りも
こうした「内助の功」があったからなんですね。
いやはや、奥様に拍手ですよ!

女の人って乗り物のこと頓着ないですが、
ウチのヨメ、せめて自分の車くらい洗ってくれ…
凄くないんです~ (apollo)
2007-12-07 19:12:21
こんばんは、ケチおやじ様

先日はニスモフェスティバルでは主人がお世話になりました。
ケチおやじ様とごん太様に同行させて頂き、お陰様で楽しい一日を過ごせたととても喜んでおりました。ありがとうございます。

ところで今回は雑用にワタワタしていただけでして、たいして凄くはないのです~
でもここで手伝っておけば、マーチの事をやる際にかなり働いてくれるはず、フフフ・・・と目論み協力しております。
本業の主婦の方がかなりインチキ臭いレベルですので、雑用小僧として働きなんとかバランスを保っている次第です。
実は協力的なのもブレーキに関する事だけでして、他の事はさっぱり分かりません。

最近寒いので、私もついつい洗車はさぼり気味になってしまいます~
こんばんは! (山田 康夫)
2007-12-07 21:55:03
>管理人殿
 仰るようにパッド面積はBNR32、ER34とも同一です。その「差」というのはキャリパー取り付けの「足」だけです。

 ここで整理すると、
 ・キャリパーピストン径、マスターシリンダーピストン径も従来と変化なし(これはER34と同一)
 よって発生する力も変化なし(圧力一定の法則により)

 「従来の物よりも中心から離れた箇所を掴むという事で、効率的な力が生まれるのでしょうか?(何かの法則?)」とコメントされていますがその通り、「テコの原理」が働いているのです。
 ピストンを動かす力は同一で中心からの距離が伸びている分、作用する力(=ブレーキの効き)は上がるという結果が出ます(同じ力でも距離が伸びる分、作用する力は大きくなる)。
 
 または
 「トルク(この場合制動力)=力(これは同一)×距離(中心からキャリパーまでの距離が変化)」でも考えられます。

 ブレーキホースの強化(ステンメッシュなど)もフィーリングが上がりますが、その耐久性(カシメ部からのフルード漏れや純正ホースにくらべ圧の逃げがなくなり(ゴムだと圧がかかれば膨らむが、ステンだと膨らまず圧がダイレクトにかかるため、キャリパーシールに負担がかかる)ので好みの問題もありますが純正品が一番だと考えます。
 以前ブレーキホースメーカー(ニチリンゴム)に行ったとき「重要保安部品」と大きく書かれた看板とそれを生産していることの意味が詳細に書かれた注意書きが印象に残っています。

 文章がへたなので分かりにくい面もありましたがもし不明点があれば質問ください、わかる範囲内で回答しますよ。
山田様、こんにちは (apollo)
2007-12-08 09:50:04
ご丁寧な説明をありがとうございます。
大変良く分かりました!(というか、分かったつもりになれました)
タイヤが一回りする間のパッドの接触時間が増えた事に関係するのかも?などと怪しげな素人推理が次から次へ湧き出ておりましたが「てこの原理」だったとは・・・!
教科書に載っているイラストにありがちな、直線的なイメージで捉えていましたが、円の場合でも変わらずに作用するのですね。「てこ原」奥が深い~
社会に出たら何の役にも立たないさと勉強をさぼっていましたが、もっとちゃんと勉強して理解しておけば良かったです。
ここ最近しばしばローターに思いを馳せておりましたが、これで少しすっきりした気分です。きっとちゃんと理解出来るようになるにはしばらく時間がかかりそうです。

以前のO/Hの際、我が家の愛車もブレーキホースを社外品にしてしまいましたが、これも全て不安感&不満感からのチョイスなのだと思います。
本来の力を知らないというのは、本当に惜しいものです。随分と遠回りしてしまっているなぁと思わずにはいられません。
あの車を後から手に入れた方で、そういった方はきっと多くいらっしゃるでしょうねぇ・・。
我が家の場合経済的な理由から、ほんの少しずつのスローペースですが、従来の形への「改良」を楽しんでいけたら良いなと思っています。

相変わらず「何が分かっていないのか分からない」感じの質問ばかりですが、いつも察してくださってありがとうございます。
的確なアドバイスに感謝しております。
これに懲りずまた教えてください。
こんばんは! (山田 康夫)
2007-12-09 02:11:44
>管理人殿
 実際に体験してみると分かりやすいので一つ例を。
 車載工具にあるL字のホイルナットレンチでホイルナットを緩めるとした場合、そのままの長さだと緩みにくい(女性の場合だと特に)ですが、長さ30cmほどの鉄パイプをレンチに差し込むと同じ力でも少し動かすと緩みやすくなるかと思います。
 原理はこれと同じですよ。

 注)ホイルナットを締める際はレンチのみを使用してください、パイプで長さを延長して締めるとハブボルトが折れてしまいます(それだけ締め付けトルクが増えている)。
山田様 (apollo)
2007-12-09 17:21:14
こんばんは
分かりやすい例をありがとうございます。
日頃実生活では「高速でビュンビュンと回転しているものを止める」などという行為をした事が無かったので、いまいちピンとこなかったのですがなるほど良く分かりました。
鉄パイプは、女性一人のドライブ時にパンクしたという状況にはよさそうですよね。
でも物が物だけに車に積んでいちゃダメなのでしょうね~