「よく耐えた!」― 試合後、G裏に挨拶に向かう選手達にかけられたコール。
awayでの応援は、homeよりもウィットに富んで楽しいものが多くなる傾向があり、今日一番のヒットはこれ。観ている側の試合の流れとしては、まさに「その通り」という印象だ。それだけに、このコールの意味をしみじみと感じ入り、思わず手を叩いて笑ってしまった。しかし、「よく耐えた!」と言わなくてはいけない試合展開、選手や監督の感じ方はどうだったのだろうか…。それは別の意味で気になるところでもある。
さて今季初awayは、前節黒星だけど今節がhome開幕戦の、サポーターがかなり熱い新潟。ここのところ新潟awayでは辛酸を舐めているので、正直、覚悟しての新潟入り。こちらの方に乗せていただき新潟入りした後、お世話になる宿泊先でまず呑む、そして「新津温泉」の石油香に浸り、新潟「酒の陣」で十二分に新潟酒を堪能した後にスタジアムへ。
第2節のhome開幕に燃える新潟は、巨大レプリカユニを掲げての応援が熱い。けど、前に新潟awayで体験した、スタジアムは東京エリア以外、ほぼ全面満席からはほど遠い状況ではないかと。やっぱり「酒の陣」の影響は大か?などと揶揄しながらも、今日の試合の厳しさは覚悟しなくてはいけないだろう。
という東京のスタメンは、
カボ~レ
エメ Nao
ハニュ 今ちゃん 梶山
長友 モニ 吉本 徳ちゃん
Sio
控えは、荻、藤さん、浅利、川口、ヒマラヤ、赤嶺、そして大竹。
EL GOLAZOの予想と外れたのはエメ(赤嶺)のみ。吉本は昨季の涙の途中交代リベンジというのがネタになっていたが、水曜日の(幾分屈辱の)国士舘大学戦でよく声を出し、非常に良い動きをしていたとの話もあり、ある意味、小平で結果を出している者がスタメンになる、をしっかり実現したカタチかと。ただし、梶山は体調不良との噂で国士舘大学戦は不出場だったが、今日はスタメンで登場。エメも練習試合は早々に交代だったが同様にスタメン。
さて試合は前半10分頃、連続して東京が3得点。開始5分で3失点の国士舘大学戦のリベンジのようなタイミングでの得点。
1点目は、とても美しいパスがつながり、エメが初ゴール。理想的とも言えそうなパスの流れだったので、意外性のある、という感じじゃないけど、Lovelyかな♪ ちゃんと走っているところにボールがしっかりと出ていて、ボールがつながるに従ってわくわく感が高まる感じが、素敵だった。
2点目は、ミドルレンジから打った石川のシュートを北野が弾いたところに、しっかりカボ~レが詰めて初ゴール。幾分ごっちゃんゴールだったような気もするけど、まぁ、いつものことで、Fwたる者、そこに詰めていることが重要。ということで、素直に喜びたい。石川のシュートもキレが良かったと思う。
3点目は何とも不思議な…(笑)。しかしこれも観ようによっては、そこに今ちゃんがしっかり詰めていて、かつ、DFとGKの合間で、実に巧くループ気味に蹴り上げたということで、これこそある種のLovelyだったかもしれない。けど、この3点目が結果的には決勝点となったのだから、サッカーは何が起こるかわからないということだ。
いずれにしても前半のこの3得点の後は、攻め手もあるものの決定しきれず、新潟はhome開幕でこの3失点は痛恨だと思うけど、何とかそれ以上に傷口を広げずに前半を終了。東京としては3得点の後、甘えが出たとか守りに入ってしまったとは特に思えないくらい、動きは変わらなかった気がするのだが、結果的には、この後、追加点が奪えなかったことで、新潟の反攻を喰らうことになった。
後半、当然のことだけど、home新潟はそれこそ必死になってボールに喰らい付いてきた。東京がペースを落としたとは思えなかったが、そこは相対的なものなのだろう。明らかに新潟の選手が球際で競り勝っていた。そんな中、内田が絶妙なタイミングでボールを受けてワントラップで前に出した後、すぐにシュートしてきた。素早いタイミングのシュートで、東京の守備陣は全く対応できなかった。DFも完全に出遅れたし、Sioも反応できなかった見事なゴール。スキルフルでそれこそLovely! 相手をほめるようなゴールだったと思うが、試合の流れ的にはヤバイ1点だった。案の定、その直後、今度は矢野貴章に徳ちゃんが振り切られてドカンとやられた。これは東京自体が動揺していたんじゃないかなと思うほどに、虚を突かれたというか、手前からのプレスが甘かった印象。
いずれにしてもこれで1点差。
東京はawayチームとしてはかなりヤバイ状況、home新潟はイケイケ状態になってきた。
ということで、城福さんも動いた。
浅利がベンチ前で準備を開始した段階で、今日は今ひとつ調子の出ていない印象の梶山との交代、ハニュと今ちゃんがより前目になって点を取りに行くのか、などと予想していた。しかし、交代はエメ。初得点だけでなく、攻撃を展開する上でも、そして何よりも前からの守備でも相当頑張っていたと感じたが、この交代はコンディション的なものなのかどうか。いずれにしても守備を落ち着かせて、エメの位置までハニュを上げて、攻撃の手は緩めないということかな。
さらにNaoに代えてノブオさん。石川は前節もそうだったけど、ずいぶんとチームにフィットした動きが多くなってきて、実際、得点にも結びつく動きがあり、NewNaoという印象で好印象を持っていた。試合の最初からフル稼働で来ているので、多分、そういう意味での交代かなと。
そして最後はカボ~レに代わって赤嶺。カボ~レはできるだけ長く試合で使ってコンディションを上げて欲しいというで、引っ張るだけ引っ張って…という感じもした。相手が2枚も3枚もカボ~レについてくるので、その分、他の選手を有効に使えると、もっと攻撃の厚みを増すだろうなぁと思った。その辺の連携はこれからなのだろう。いずれにしても今日はカボ~レが先発で、ここまで頑張れたのは良かったんじゃないかな。ごっちゃんだったとしても(くどい・笑)、初ゴールも出たことだし♪
ということで、1点差になった後、最初はやっぱり雰囲気的にも新潟が押せ押せだったけど、そのうち試合は一進一退という感じになってきた。東京の守りの意識がしっかりしてきた印象があり、何とか1点差で凌げるかなというようにも感じられていた。前半は矢野貴章にへばりついていたのは吉本だったけど、後半はモニが多かったかな…モニは、前節はまだまだスピード感がなく危うげなところも感じたけど、今日はスピードがあってよかったと思う。ただ、味方へのパスなどではありゃりゃというのも少なくなかったように思えるので(笑)頑張ろうね♪ 交代で入った赤嶺は、攻撃だけじゃなくて守備でも粘っていた。ノブオさんも同様。ただ、リスクの高いというか冒険的なパスは減って、確実なボール回しが増えた印象で、そういう点では、東京の追加点の可能性は幾分低くなったようにも感じられた。唯一、前に上がったハニュが、ロスタイム、ゴール前で絶大なる得点機があった。あそこで追加点が奪えていれば、試合としてはかなり申し分なかった印象になったのだろうけど、決め切れなかったのはちと残念であった。…が、その手前あたりから、まだ2分ほどはあったと思うが「眠らない街」を、そう、何年ぶりだろうというくらい懐かしく歌い始めた(笑)。
そして無事、試合終了。
勝ち点3が取れてよかった。
右肩上がりのチームとしての成長が期待されるだけに、勝ち点3の中で、経験を積むことはとても大事だと思う。
G裏での挨拶の後、吉本が呼ばれた。約1年ぶりにリーグ戦スタメンで勝利を手にすることができた。この1年間、きっと苦しい思いがあっただろう。そんな彼の想いをG裏の面々はちゃんとわかっているところが素敵だなと思った。今日も失点場面での状況はわからなかったが、確認できた限りでは、頑張っていたな~と思う。CKで惜しいヘッダーもあったような…これで得点していたら出来過ぎか(笑)。まだまだこれからの選手なので、是非、次の試合出場機会を求めて頑張って欲しい。
そしてカボレも呼ばれた…んだけど、「シャー」がわからなかったようで、ずっと両手を振っていた(笑)。ちゃんと教えてあげてください、チームの皆さん。
そして初勝利まできっと待っていた「城福東京コール」。城福さんはしっかり両腕出ガッツポーズをとっていた。2節終了で負けナシ。まずは上々のスタートかな♪
次は木曜日(祝日)のCup戦。私は仕事なので参加できないが、右肩上がりで頑張ってもらいたい。
※ちなみに神戸が川崎に4-1で勝利。大久保とボッティが復活している点が前節とこれまた違うが、その神戸に引き分けは結構大きかったかもしれないなと思ったです。
※モニはhomeでは青タイツ、awayは白タイツ着用。肉離れを防ぐには効果的かな?今季は怪我ナシで是非通年フル出場で頑張っていただきたい。あ、今日も赤いCPマークを腕に巻いていた。 頑張れキャプテン!
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awayでの応援は、homeよりもウィットに富んで楽しいものが多くなる傾向があり、今日一番のヒットはこれ。観ている側の試合の流れとしては、まさに「その通り」という印象だ。それだけに、このコールの意味をしみじみと感じ入り、思わず手を叩いて笑ってしまった。しかし、「よく耐えた!」と言わなくてはいけない試合展開、選手や監督の感じ方はどうだったのだろうか…。それは別の意味で気になるところでもある。
さて今季初awayは、前節黒星だけど今節がhome開幕戦の、サポーターがかなり熱い新潟。ここのところ新潟awayでは辛酸を舐めているので、正直、覚悟しての新潟入り。こちらの方に乗せていただき新潟入りした後、お世話になる宿泊先でまず呑む、そして「新津温泉」の石油香に浸り、新潟「酒の陣」で十二分に新潟酒を堪能した後にスタジアムへ。
第2節のhome開幕に燃える新潟は、巨大レプリカユニを掲げての応援が熱い。けど、前に新潟awayで体験した、スタジアムは東京エリア以外、ほぼ全面満席からはほど遠い状況ではないかと。やっぱり「酒の陣」の影響は大か?などと揶揄しながらも、今日の試合の厳しさは覚悟しなくてはいけないだろう。
という東京のスタメンは、
カボ~レ
エメ Nao
ハニュ 今ちゃん 梶山
長友 モニ 吉本 徳ちゃん
Sio
控えは、荻、藤さん、浅利、川口、ヒマラヤ、赤嶺、そして大竹。
EL GOLAZOの予想と外れたのはエメ(赤嶺)のみ。吉本は昨季の涙の途中交代リベンジというのがネタになっていたが、水曜日の(幾分屈辱の)国士舘大学戦でよく声を出し、非常に良い動きをしていたとの話もあり、ある意味、小平で結果を出している者がスタメンになる、をしっかり実現したカタチかと。ただし、梶山は体調不良との噂で国士舘大学戦は不出場だったが、今日はスタメンで登場。エメも練習試合は早々に交代だったが同様にスタメン。
さて試合は前半10分頃、連続して東京が3得点。開始5分で3失点の国士舘大学戦のリベンジのようなタイミングでの得点。
1点目は、とても美しいパスがつながり、エメが初ゴール。理想的とも言えそうなパスの流れだったので、意外性のある、という感じじゃないけど、Lovelyかな♪ ちゃんと走っているところにボールがしっかりと出ていて、ボールがつながるに従ってわくわく感が高まる感じが、素敵だった。
2点目は、ミドルレンジから打った石川のシュートを北野が弾いたところに、しっかりカボ~レが詰めて初ゴール。幾分ごっちゃんゴールだったような気もするけど、まぁ、いつものことで、Fwたる者、そこに詰めていることが重要。ということで、素直に喜びたい。石川のシュートもキレが良かったと思う。
3点目は何とも不思議な…(笑)。しかしこれも観ようによっては、そこに今ちゃんがしっかり詰めていて、かつ、DFとGKの合間で、実に巧くループ気味に蹴り上げたということで、これこそある種のLovelyだったかもしれない。けど、この3点目が結果的には決勝点となったのだから、サッカーは何が起こるかわからないということだ。
いずれにしても前半のこの3得点の後は、攻め手もあるものの決定しきれず、新潟はhome開幕でこの3失点は痛恨だと思うけど、何とかそれ以上に傷口を広げずに前半を終了。東京としては3得点の後、甘えが出たとか守りに入ってしまったとは特に思えないくらい、動きは変わらなかった気がするのだが、結果的には、この後、追加点が奪えなかったことで、新潟の反攻を喰らうことになった。
後半、当然のことだけど、home新潟はそれこそ必死になってボールに喰らい付いてきた。東京がペースを落としたとは思えなかったが、そこは相対的なものなのだろう。明らかに新潟の選手が球際で競り勝っていた。そんな中、内田が絶妙なタイミングでボールを受けてワントラップで前に出した後、すぐにシュートしてきた。素早いタイミングのシュートで、東京の守備陣は全く対応できなかった。DFも完全に出遅れたし、Sioも反応できなかった見事なゴール。スキルフルでそれこそLovely! 相手をほめるようなゴールだったと思うが、試合の流れ的にはヤバイ1点だった。案の定、その直後、今度は矢野貴章に徳ちゃんが振り切られてドカンとやられた。これは東京自体が動揺していたんじゃないかなと思うほどに、虚を突かれたというか、手前からのプレスが甘かった印象。
いずれにしてもこれで1点差。
東京はawayチームとしてはかなりヤバイ状況、home新潟はイケイケ状態になってきた。
ということで、城福さんも動いた。
浅利がベンチ前で準備を開始した段階で、今日は今ひとつ調子の出ていない印象の梶山との交代、ハニュと今ちゃんがより前目になって点を取りに行くのか、などと予想していた。しかし、交代はエメ。初得点だけでなく、攻撃を展開する上でも、そして何よりも前からの守備でも相当頑張っていたと感じたが、この交代はコンディション的なものなのかどうか。いずれにしても守備を落ち着かせて、エメの位置までハニュを上げて、攻撃の手は緩めないということかな。
さらにNaoに代えてノブオさん。石川は前節もそうだったけど、ずいぶんとチームにフィットした動きが多くなってきて、実際、得点にも結びつく動きがあり、NewNaoという印象で好印象を持っていた。試合の最初からフル稼働で来ているので、多分、そういう意味での交代かなと。
そして最後はカボ~レに代わって赤嶺。カボ~レはできるだけ長く試合で使ってコンディションを上げて欲しいというで、引っ張るだけ引っ張って…という感じもした。相手が2枚も3枚もカボ~レについてくるので、その分、他の選手を有効に使えると、もっと攻撃の厚みを増すだろうなぁと思った。その辺の連携はこれからなのだろう。いずれにしても今日はカボ~レが先発で、ここまで頑張れたのは良かったんじゃないかな。ごっちゃんだったとしても(くどい・笑)、初ゴールも出たことだし♪
ということで、1点差になった後、最初はやっぱり雰囲気的にも新潟が押せ押せだったけど、そのうち試合は一進一退という感じになってきた。東京の守りの意識がしっかりしてきた印象があり、何とか1点差で凌げるかなというようにも感じられていた。前半は矢野貴章にへばりついていたのは吉本だったけど、後半はモニが多かったかな…モニは、前節はまだまだスピード感がなく危うげなところも感じたけど、今日はスピードがあってよかったと思う。ただ、味方へのパスなどではありゃりゃというのも少なくなかったように思えるので(笑)頑張ろうね♪ 交代で入った赤嶺は、攻撃だけじゃなくて守備でも粘っていた。ノブオさんも同様。ただ、リスクの高いというか冒険的なパスは減って、確実なボール回しが増えた印象で、そういう点では、東京の追加点の可能性は幾分低くなったようにも感じられた。唯一、前に上がったハニュが、ロスタイム、ゴール前で絶大なる得点機があった。あそこで追加点が奪えていれば、試合としてはかなり申し分なかった印象になったのだろうけど、決め切れなかったのはちと残念であった。…が、その手前あたりから、まだ2分ほどはあったと思うが「眠らない街」を、そう、何年ぶりだろうというくらい懐かしく歌い始めた(笑)。
そして無事、試合終了。
勝ち点3が取れてよかった。
右肩上がりのチームとしての成長が期待されるだけに、勝ち点3の中で、経験を積むことはとても大事だと思う。
G裏での挨拶の後、吉本が呼ばれた。約1年ぶりにリーグ戦スタメンで勝利を手にすることができた。この1年間、きっと苦しい思いがあっただろう。そんな彼の想いをG裏の面々はちゃんとわかっているところが素敵だなと思った。今日も失点場面での状況はわからなかったが、確認できた限りでは、頑張っていたな~と思う。CKで惜しいヘッダーもあったような…これで得点していたら出来過ぎか(笑)。まだまだこれからの選手なので、是非、次の試合出場機会を求めて頑張って欲しい。
そしてカボレも呼ばれた…んだけど、「シャー」がわからなかったようで、ずっと両手を振っていた(笑)。ちゃんと教えてあげてください、チームの皆さん。
そして初勝利まできっと待っていた「城福東京コール」。城福さんはしっかり両腕出ガッツポーズをとっていた。2節終了で負けナシ。まずは上々のスタートかな♪
次は木曜日(祝日)のCup戦。私は仕事なので参加できないが、右肩上がりで頑張ってもらいたい。
※ちなみに神戸が川崎に4-1で勝利。大久保とボッティが復活している点が前節とこれまた違うが、その神戸に引き分けは結構大きかったかもしれないなと思ったです。
※モニはhomeでは青タイツ、awayは白タイツ着用。肉離れを防ぐには効果的かな?今季は怪我ナシで是非通年フル出場で頑張っていただきたい。あ、今日も赤いCPマークを腕に巻いていた。 頑張れキャプテン!
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早々と勝ち点4。
カボレは良かったですか?
またアウェイ行きたいもんです。