あめふらしな東京

わが街のクラブ「FC東京」を綴る。

Moving Football
~観ている人の心を動かせ~

J1League 第20節 vs.名古屋 away

2008年08月10日 | 東京
何とか都合をつけて「弾丸ツアー」で名古屋へ。

とは言っても、速度の遅い弾丸ですので、三鷹8:05発で、高尾→甲府→塩尻→中津川→(恵那)→金山→熱田と18きっぷを使って、そこからはこちらの方と折りたたみ自転車でご一緒させていただき、熱田神宮「宮きしめん」・瑞穂「美濃路」経由で、スタジアム到着は18:30。10時間半の長旅(って飲食抜きなら8時間半ほどか・笑)。熱田・瑞穂間は、こちらの方のGPSがフル稼働し、途上で自転車専用「光温泉」なる銭湯も発見しましたが、それは次回へのお楽しみにしておきましょう。

…ということで、かなり完成した状態で瑞穂運動公園陸上競技場に到着。応援エリアはほとんど満席なので、後方通路手すりにもたれかかりながらの応援。

東京とは対照的にベスト4へ進出し、リーグも上位の名古屋を相手に、中2日のaway転戦である。厳しいことには違いないが、ここで結果が出れば、リーグ戦としてはまた上位に喰らいついてもいける。重要な試合だと思う。

さてスタメンは、

     かぼ~れ
        ヒマラヤ
エメ             ナオ
    ハニュ    アサリ
徳ちゃん  モニ  サハラ  今ちゃん
        Sio

という布陣。
今ちゃんがサイドバック。相手に合わせた布陣なのかもしれない。モニはここのところ城福さんからも好評価なので、復活(?)にも期待したいですね。

さて、試合は、東京がボールの寄せも厳しく、セカンドボールも拾えていたし、そこから積極的にボールを展開していきます。パスが通らないときにも明確な意図を感じました。リスクを承知でボールを出す。通れば相手を崩せる、そういうボールが多かったんじゃないかなと。また、エメもキレキレの動きで、一人二人と抜きますので、相手の陣形を崩すには大きな効果があったかな。ナオも美しいタイミングで飛び出したり、ボールを受けてからの動きも良く、惜しいシュートもありました。名古屋のG裏の方は気づかなかったと思いますが、背後で時折、稲妻が閃光。鋭い東京の攻めと連動しているのではと勝手に思っていました(笑)。
そんな中で、徳ちゃんからのクロスをハニュ、そこからヒマラヤへ出たボールをトラップして、前を向いた瞬間に閃光一発のファインシュート! いやぁ~見事でした。前半を0-1で抜けます。

後半は、モニに替わって椋原が右サイドに入り、今ちゃんがCBへ。モニは、以前のようなスピード勝負系ではなかったけど、特に悪かったとは思えなかったので、ひょっとすると怪我かな…スタメンが取れそうなときに痛いなと思ったが、どうだったんでしょうか。

名古屋も得点を目指し山口に替わって杉本が入ってきました。杉本は左サイドでの切れのある動きとボール出しは見せたものの、そこから中に連動して切れ込んでくる動きは少なかったかな。ヨンセン、玉田と、ゴールに次々と飛び込んでくる選手がフリーな場合が後半多かった印象だけど、シュートは幸いにゴール枠を外れていった。今日はツキも味方してくれているかなと。
終盤、名古屋の選手にも疲弊した様子があり、ミスが目立ってきた。それでも、ゴール前に入ってくるシーンは何度もあったけど、何とか防いでいた。
そんな中でのロスタイム4分。
攻め上がる名古屋のボールを奪取した今ちゃんがドリブルで突進。ゴール前に楢崎がいるだけ、という状況で、更に赤嶺が全力で併走。2対1という圧倒的に有利な場面、この追加点で試合は決まる! …と、今ちゃん、ゴール直前で赤嶺にパス。ちょっと強かったか、赤嶺がコントロールしきれず?で、シュートは楢崎へ。う~ん…やはり2点目は相変わらず遠かったですね。けど、彼らの生真面目さもあるのかな、緊張しちゃったかも…とか、いろいろ考えましたけど。ま、それでも何とか完封でしたので、勝ち点3を得て、結果はついてきた今日の試合ということですね。

お立ち台とシャーはヒマラヤ。決勝点を叩き出したので、まぁ、当然なのでしょうが、ゴール以外でも、今日のヒマラヤは結構動きが良かったと思いました。後半でしたが、左サイドを(多分)徳ちゃんが持ち上がった際に、ヒマラヤがゴール前に猛ダッシュを見せたシーンがありましたが、あのヒマラヤの加速は実に見事でした。徳ちゃんからのクロスは相手DFにカットされてしまいましたが、あのヒマラヤの鋭さは、かなり感動ものでした。

北京に行っていたら、決めていたんじゃないかな。

…などと、結果論的に想像してしまうほどの動きの良さだったと思いました。

これでようやく勝ち点は30になりました。何とか上位との差を広げずに済んだかな。上位陣に敗退や引き分けが多かった今節ですし。そして次節は、ホームで浦和と対戦。今日のような勢いのある好ゲームを期待したいものです。勝ち点3が奪えれば、再び上位に食い込めます。楽しみな次節です。

ということで、勝ち点3で気分良く、瑞穂から今池まで自転車ダッシュし、「やぶ屋」さんで焼酎を水のように(って水割りですけど)いただきました。その後、名古屋駅近くの銭湯でひと風呂浴びて、気持ちよく「ながら」で帰京、と思ったのですが、時間が間に合わず、そのままの汗まみれで帰京。

ま、それでも勝ち点3の弾丸ツアーは気分最高ですね、はい。

※写真はボランチ(って言っても彼の場合は関係ないか…笑)・ハニュのミドルシュート。枠には行っていましたが、楢崎にはじき出されました。惜しい。

大分であと一点が…

2008年08月07日 | ひとりごと
当初は仕事で行く予定だった宮崎→大分→名古屋という贅沢な企画を目論んでいたのだが、一気に粉砕し、名古屋弾丸ツアーだけがかろうじて残った状況ゆえ、夕食をいただきながら、携帯サイトで試合経過を追う。3分のカボレ先制弾に興奮が高まった。2点をとらなくてはいけない試合で、この時間帯の1点目は嬉しかった。前半終盤に同点に追いつかれたが、いずれにしても2点目を取るだけである。その後、赤嶺ポストヒットに興奮は高まりつつも、金崎のクロスバーヒットに動揺し、一進一退なのか、東京が攻めながらも試合巧者になりつつある大分にいなされているのか、その辺が見えないのが辛い。そして終盤、塩田も上がって全員攻撃!というところで、携帯サイトのアクセスが頻繁になったようで、つながらない状況が続き、つながったと思ったら試合終了でした…(涙)。
予想されるスタジアムの猛湿度の中、応援に向われた皆様、お疲れ様でした。Cup戦はここで終戦ですが、8月反攻に向けて、良い試合であればよいなと祈るばかりです。Leagueは名古屋から反攻開始ですな。日中18きっぷ(往路)→ながら18きっぷ(帰路)の弾丸で参加します。