あめふらしな東京

わが街のクラブ「FC東京」を綴る。

Moving Football
~観ている人の心を動かせ~

J1League 第33節 vs.新潟 home @味スタ

2008年12月03日 | 東京
home最終戦となるdia obrigado の日。ここのところずっとスタジアムに行けない状況が続いていたので、最後だけは何とかと思い、何とかしました(笑)。ということで、ご家族での参戦。ホーム最終戦 dia obrigado でのご家族ツアーは、遡ること2002年11月24日の浦和戦。文さんとコバがリハビリ途上で、キッズクラブ限定サイン会に出ていたなぁ。あと、実はサイン入りユニフォームが当たったのだけど、それがオリベイラ選手(No.4、本人はすでに帰国)だったので、サインなしですと、営業の方から電話をいただいたり。あの日は、福田の延長Vゴール(懐かしい・笑)で勝利し、4位に浮上したっけ。

…などと、思い起こしながら、吉祥寺駅ガード下からの15:00発のバスでスタジアムへ。

今日はadidas Dayということもあって、画面映像もちょっとお洒落なのが入る。こういう映像にジーンと来やすい私は、ジ~ンと来てしまった。ゴール直後の祝福の様子を見ていると、ゴールに至る過程に直接関わった選手だけでなく、スペースを空けたり、相手をひきつけたり、いろいろな思惑で懸命に動いた選手たちも一緒になった獲得したゴールであることが想起される。そんなMovingFootballを1年間醸成してきた最後のhomeだ。

今節は梶山・徳永が出場停止。梶山が抜けたところは、石川、エメ同時スタートでヒマラヤ・かぼ~れの2トップ気味?で攻撃に変化か? SBは浄さんが左に入る(ナガトモが右、でも最近のナガトモは右?左?)。

試合は両チームともに中盤でのパス奪取から展開するも、攻め手までつながりにくい状況が続く。新潟はヤノキ ショー(って子どもは区切ってた・失礼)が右(東京の左)に張って、中をアトムが十万馬力の運動量で躍動。でも決定的な場面はむしろ、FKとかすっと前へ抜けてくる素早い展開だったり。ってことで、新潟にゴールを奪われかねない状況がいくつか。びびった。やられたぁ~と思った。が、新潟が無得点に終わったのは、ひとえに運、そしてSioの奮闘以外の何物でもない。東京も何とかサイドで抜け出して中央に送るも、新潟のゴール前は結構固い。ヒマラヤが機を見て放ったミドルはしっかり枠に行ったけど、GKに弾かれた。あれは実に惜しかったと思ったが、そういう変化をつけていくことで、突破口を見つけることも大切なのだろう。ということで、そんな攻防(結構地味ですが)の中、得点機を数回迎えたものの、結局(無事)0-0で前半を終える。

後半頭からエメに替えてオオ~タケ~登場。梶山の独自的な展開力がないチーム構成ゆえ、エメ、石川がらみでどこまで打開できるかと思ったけど、ちょっとノッキング状態だったか。エメが効果的に絡めなかった印象だったけど、すかさず大竹に交代していくところは、城福さんの打つ手の迅速さを感じた。しかし、オオ~タケ~もうまく絡みきれない状況は、新潟の中盤も相当な踏ん張りを見せているということか。やはり直近の天皇杯で当たっているだけに、かぼ~れへのマークもきついし、東京ボールでパスを展開しているうちに、新潟ゴール前にはすかさず3人固めた状態が作られている。ここが実に堅守。ボール奪取から素早い展開をしないと、新潟のゴール前を崩すのは難しい印象。パスを奪取されるのも、ミスというよりは新潟の動き出しの良さかも。

そんな中でも、かぼ~れがビッグチャンスのゴール目前。しかしシュートは上空へ。これは痛かったなぁ。率直にかぼ~れもショックだった表情。

その後、石川に惜しいプレーがあったものの、鈴木達也に交代。ペースが落ちる前に、フレッシュな選手を繋いでいき、攻撃の手をゆるめないということか。別の意味でも「人も動く」だなぁ~と思っていると、ヒマラヤも交代。ヒマラヤは結構良い働きをしているように感じたけど、やっぱり疲弊が見られたのか、前線での動きを一層活性化しようという狙いなのか、赤嶺に交代。かぼ~れが交代なら祐介の登場も期待できたけど、祐介、次のチャンスに向けて頑張ろう!

新潟は交代のないままに残り15分に入っていく。その後、あわや新潟先制!状態があるものの、これまたSioの奮闘で救われる。この後、得点が入って試合に勝ったとしても、MOMはSioだろうな、これは!…と思ったら、おお~たけ~がシュートで奪ったCKから、赤嶺がヘッダーを決める。こちらの席からだと、相手DFにゴールライン際で阻まれたように見えたので、OwnGoalかと思ったけど、再生画面で見たら、ちゃんと決めてましたね。

こうなると新潟も点を取りに行かなくてはならんので、ゴール前3人衆のブロックも揺らぎがちで、2点目のチャンスも広がる。新潟としては厳しい展開か…ということで、ようやく一人目の交代はFW同士でアトムに替えて河原。新潟もアレッサンドロの不在が痛いか…2枚目のカードを切らないままにロスタイム。相手陣内での東京のボールキープが増えていく。残りちょっとで「眠れない街」。久しぶりに聞きますね。

ということで、試合終了。

2002年浦和戦homeとは幕切れ方は違うものの、結果は1-0の勝利。そして5位に浮上。次節は仕事で断念していたら、突然、仕事解除になるものの、チケットはすでに完売ゆえ、知人と共に、味スタで川崎vs.Verdyでも見ようかと。最終節は悲喜こもごも、いろいろなドラマがまたあるのだなと思いつつ、城福監督の挨拶を聞く。この人は熱いなぁ~、と改めて惚れ惚れする。来年度、スタジアムへの足はますます遠のく可能性は大なるものの、Sosioだけは継続しようと決意した。(2002年のdia obrigado で決意し、Sosioになった私)

直近では、天皇杯のユアスタ、行けると良いのだが…。