4月9日
<弱さ>
コンビニが24時間営業に戻った。商品の種類は以前の9割程度。
スーパーは閉店が20時に延長された。商品の種類、量共にほぼ震災前と同じ。
鮮魚、お刺身も同じ量で価格も変わらない。皆、普段通りの買い物の風景になった。
商品がそろうと久しぶりなので買いたくなる。
一昨日の余震でJRが又不通になった。復旧は4月中旬になるという。
一度復旧して便利を取り戻すと、動かないことが不満になる。
さっきまで被災地の真ん中にいたのに、そこを離れると貪欲と不満が顔を出す。
心は弱い。だから祈りが大切なんだ。
<お陰さま>
同じ支部の公務員の後輩。来週から福島県の原発避難地域の自治体に支援を
命ぜられた。普通に話しているけど不安だろう。家族も大変な思いだろう。
仲間としても心配だ。私は危険の過ぎた場所に支援に行かせて頂いた。
彼は危険と言われる場所に向かって行く。
自衛隊、警察、消防そして役所。公務員の献身的な行動がありがたい。
普段からやって当然とお礼を言われることも少ない。
本当にご苦労様です。皆さんのお陰さまで何万人もの人が助かっています。
<新婚>
3月8日、青年部同士が結婚した。3日後に大地震だ。
新妻はその日から教会に泊り込みで炊き出し、ボランティアさんの食事作りだ。
夫は平日は介護の仕事。休日は会員さんのお宅の復旧作業に精を出す。
まだ、ゆっくりとした二人だけの時間はない。
若い二人に頭が下がる。ごくろうさま、そしてありがとう。