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長池とも子 三国志「破龍」孫策編第2話

2005-08-30 20:26:25 | 長池とも子「破龍」
三国志烈伝 破龍 第5話 江東の暗雲 /長池とも子 著/秋田書店/発売中/580円(込)
内容とコメント「プリンセスGOLD」(毎月16日発売)2005 9月号に掲載された、三国志の少女漫画版。今回は主人公の一人、孫策編の第2回。荊州に侵攻した孫軍の、襄陽(じょうよう)での長期戦から峴山(けんざん)の悲劇で状況が一変し、已(や)む無く停戦に至るまでが描かれています。
孫策と父・孫堅の会話が非常に良かったです。過去…昔でも現在でも軽んじられる人間や生命の尊さを語るシーンは単なる少女漫画の域を出た強いメッセージ性が有ります。
少女漫画が苦手な方にも是非読んでいただきたいです。
一方で周瑜の思惑で洛陽に遠ざけられてしまった孫策の想い人・芳春(ほうしゅん)の今後も気になります。孫策との再会はあるのでしょうか…。
この武将がキラキラ♪
程普と韓当。程普は熱くなりがちな孫策や取り乱す孫軍を冷静に引っ張る智将、韓当は黄蓋同様、情に脆い人。三人揃って初陣の孫策に若き孫堅を重ね、ほほ笑ましくプレッシャーをかけるのでありました。
この武将がキラリ!
孫堅と黄蓋。孫堅は武勇一筋の猛将でありながらも、命をいとおしみ、その営みを守りたいと願い戦う温和な面を見せてくれます。ちょっと意外でしたが、かっこ良いです。
黄蓋は勇猛果敢で情も厚い、とにかく熱い人です。



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