いざ!(^0^)/、高倉桃次郎が行く!! オリジナル

まるで、地図と画像集(写真集)のごたるブログばい。
(^0^)

「そらゆけ、セントラルアミューズ定時校」・実習初日2

2006-03-31 19:38:10 | Weblog
授業は、午後6時開始、午前3時まで
放課後のクラブ活動は時間に関係なく様々、
中にはメイドクラブもあるメイドの養成らしい
メイン棟には、メイドカフェも営業している
しかも廊下を挟んだ目の前に、そのメイドカフェ
に就職するために、出来たものだという
なかなか厳しいらしい

廊下を挟んだコンビニ、ファーストフードで
バイトしている生徒も居る
これは生徒にしてみれば便利な話しである
バイトが終われば目の前が教室というのだから
遅刻もない、中には寄り道で遅刻する生徒も
居るが不思議でない
メイン棟には何でもありだ、一言で言えば
一つの街が、巨大な建物の中にあるというか
屋上は、豊島園か富士急ハイランド並みの遊戯施設が
ある、これだけ巨大な施設だ何があっても不思議じゃない

校内には、一般客も居る大学と同じで場所によっては
一般に開放しているのだ、ただし数は半端な数じゃない
平日はそうでもないが、土日や祭日は黒山の人だかりだ
入場自体無料なのだから、そりゃ多い
メイン棟は、学校とデパートと遊園地とイベント会場が
一つに合体した多目的施設なのだ
だから、やたらと人が多い、当然迷子も多い
全日だと、泣きじゃくる迷子が授業中の教室入って来る事も
度々あるので、教室は迷子の一時預かり所にもなってるらしい

1時限目が終わり、次の授業まで10分
教職員棟に戻る時間はないので、本校舎内にも職員室がある
ここは、授業が行われている時のみに使用している
1学年当たり教員数は30クラス90人、1クラスに付き3人の
教師というのは不思議な感じがするだろうが
物語の進行なかで、追々説明する
その他、フリーの教師が150人ほど居る、その150人は
経済・金融・IT関連といった専門の教師だという
中にはパチプロ専門教師も居て、梁山泊のような教師
だという

ここで教育実習の事だが、教育実習というより
一日の授業の一連の流れを見せるのが目的らしい
そうでもしなければ、付いていけるはずもない
これだけ何もかも圧倒的な学校に、個性の強い生徒だもの

職員室に戻らず、マクドでパクつきながら次の授業の用意を
する、これが当たり前だという
江角先生は、ここへ来て4キロ太ったという
分からんでもない
「それじゃ、行くよ!」

教室には江角先生と俺の他に、安岡力也先生が居る
安岡先生は英語担当の先生だという
一つのクラスに二人の教師+教育実習、実に不思議な光景だが
それもすぐに解決出来た
ここでは、生徒が二つ、三つの学科のどれかを選択し、
授業を受ける事が出来るという
学校が決めた時間割の他に、生徒申告の時間割もあるという
一つの教室に、二つ、三つの教室がある感じだ

安岡先生の立つ教壇の上には、サントリーオールドの
瓶が置かれている、授業中に飲むのかと思いきや
「夏川、河辺、高橋、糸井!」
という声と共に、オールドの瓶が飛んで行く
4人の生徒は居眠りをしていて、その寝息を聞き分け
これまた精密誘導弾のように、生徒の間をすり抜け
4人の生徒の頭をコンコンコンと当たりながら
ブーメランのように安岡先生の手に収まるハズが
ガツンと俺の頭に当たり、その場に落ちる
「すまねぇ、ちょっと手元が狂っちまった」
ここの先生は、狙った獲物は逃さない正確無比の精度を誇る
ターミネーター集団か?

続く


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