詩のブログ

読んで下さった奇特な方ありがとうございます

2005年04月01日 | 佳作
幾度かの

争いの度に

表面は剥がれ落ち

憎しみと

優しさだけが

激しく

穏やかに

君を包み込む


君は何処にいこうとしているのか

行けるはずのない

その場所は

現に君を力強く支えているではないか


行く当ての無い私は

ゆっくりと

剥がれ落ち

そして…
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