こんなのあるなんて思わないだろうけれど、あるようなのです。
剣道で、いろいろあるけれど、竹刀の素振りをする時に、竹刀を打ち下ろす時は『雑巾を絞るように』力を入れろと言われるそうです。
と言う事は、正しい雑巾の絞り方と言うのがあるわけですよね。
いろいろな人の絞り方を見ていると、大まかに2通りになります。
親指同士がつくように両手を横に並べて雑巾を持ってねじる方法と、親指と小指が近くなるように両手をたてにする方法です。
で。両方の絞り方を比べると、横に並べると両手の回転量が大きいですが、たてだと回転量が半分ぐらいになります。
ただ、横に並べた場合、雑巾を持った手が上を向き、そぼった水が腕を伝い降りてくることも多いですが、縦にすると下を向くので、腕に水が伝って来ることは殆どありません。
また、横に並べた場合はかなり力が要りますが、縦に並べた場合は、しっかり握って、腕を伸ばすようにするのであまり力が要らないです。
慣れが有るので、自分のやり方を変えるのは難しいですが、一度ためしてみる価値はあると思います。