アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

中原淳一展にいってきました。

2009年03月31日 | お知らせ
3月29日 夜、東京に到着。翌日、仕事の合間をぬって『中原淳一展 愛する心』を観に行きました。(「観に行く」とタイプしたら、"美に行く"と出た!なんだかステキな誤変換だ)。

実は、『アンを探して』でも主人公の祖母・静香の青春時代の思い出のとして中原淳一のグッズを集めた大学ノートが出てきます。リサーチの最中、当時リアルタイムで中原淳一の世界を享受できた少女たちに焼きもちやくぐらいだったので、この展覧会、見逃すわけにはいきません。



中原淳一氏のライフワークだった人形の実物の展示はもちろん、『少女の友』『それいゆ』の表紙画の一覧(圧巻!)や挿絵、デッサン、中原淳一が訳したシャンソンの歌詞一覧、中原淳一が使用したグランドピアノ、仕事場の様子などの再現スペースもありました。

また中原淳一をリアルタイムに楽しみ、生涯感銘を受けた田辺聖子、美輪明宏などのインタビューを交えた映像上映などもあり、とても充実した展示内容になっていて感動しました。

観て行くうちに...。

こんなにも、当時、自らが出会った世界中の美しいものを紹介し、一流の作家を集め豊かな文学をつたえ、辛い時代でも装うことの楽しさを忘れないようにとパターンをデザインしたり、歌を翻訳したり、当時の「日本の少女・女性たち」に丹念に生きること、美しく生きることを様々な分野で影響を与えた作家って、後にも先にも、彼以外、いないんじゃないか...と、感じ入ってしまいました。

今、日本の「少女」達の未来のため、文化的な教養を高めるため、ここまで一生懸命訴えかけている大人っているのかな?と、なんか切なくなった一瞬でもありました。

展覧会は一切撮影禁止で展示内容をご紹介できないのが残念!でも、グッズ売り場の様子をスナップ。観ている女性たちからも、「あら~なつかしい、」「とっとけばよかった」(笑)などと、それぞれに少女時代の思い出に浸っているようでした。



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