にじいろ安場in浜松

静岡県浜松市を中心に
「LGBTを含むセクシュアルマイノリティが暮らしやすい社会の実現」
を目指す団体です

彼の物語は僕の物語 「どこまでも続く、この空のように」を読み終えて

2016年05月25日 | おおはた君のちょっと豪華なひとり言w
書籍紹介文:
これほど純粋な恋があっただろうか──。「彼に僕を好きになってほしいと願う気持ちがなかったとは言えないが、僕は彼に見返りを求めることや彼を束縛することは、何か違うと感じていた。僕が彼の見舞いに行くのは、彼に僕を愛してほしいからではなく、僕が彼を愛しているからだ」。解き放たれた心から愛と想いが溢れだす。その人は僕の天使だった。天に帰った彼への最後のラブレター。
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何日かかけてこの本を読み終えた
何度か僕の瞳から涙がこぼれた
僕の物語だからだ
僕の想いだからだ
僕の体験だからだ

もちろん僕は大切に想う相手を亡くしてはいない
でも彼の気持ちは僕の気持ち
彼の想う気持ちは僕の気持ち

この物語を彼と共有できた事は僕にとっても
大切な一つの思い出となった

そんな物語だった

僕の人生において「本」「物語」は大切なものの一つ
彼らと一緒に冒険をして、彼らと一緒に泣いて、彼らと一緒に気を登る
そんな「本」という存在

一年に、いや何年か一度
「これ」という本に出会う
その「これ」と出会った時 僕の人生の一瞬一瞬が ときめき、きらめく
ページ、1ページ1ページを開く事の悦び
物語を読み進める事の悦び
本を開く事を楽しみにする時間
本を読み進めたいけど、読み進めば読み進める程、その物語が終わってしまう事へのジレンマ
何より僕がその本の登場人物となって一緒に物語を共有する悦び
それは時に物語の中の風の匂いや土の匂いも感じる
そんなひと時が何よりも僕にとっての「悦びのひと時」となる

そんな「これ」本がこの「どこまでも続く、この空のように」だった

セクシュアリティの本はたくさん読んできた
東京のパレードで一緒にブースを出展した
レインボーハート富山さんが販売していた本
そんな沢山ある一つの物語だろう、と紙幣を一枚手渡しして購入した本だった

僕の想いがそこには綴られていた
彼ほどピュアな想いではないかもしれない、それでも彼の想いは僕の想いだった
「想い、想いって」めちゃ、繰り返しているだろう!と自分でツッコミを入れたい
でもそれしか書けない、それしか書き進められないんだから仕方がない

ぜひみなさんも一枚紙幣を使ってこの本を手に入れて欲しい
そして彼の物語を共有して欲しい
どう感じるかは人それぞれ
僕と同じように思う人もいるだろうし、そうでもない人もいるだろう

そんな本だった
まず手にとってみて欲しい

あなたにとっても「あなたの物語」になる事を願ってw

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書籍購入はこちらから
http://www.amazon.co.jp/どこまでも続く、この空のように-硯-四十雀/dp/4286157881

レインボーハート富山さんの情報はこちらから
HP:http://rhtoyama.wix.com/rainbowheart-toyama
ブログ:http://ameblo.jp/rainbowtoyama/entry-11998027624.html
フェイスブックやツイッタもあります

著者:ヒロピーさんのブログ
http://ameblo.jp/hiropi-nonikki/

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