探偵はBARにいる2 85点

古き良き日本映画の独特な色合いやムードは相変わらず健在。
北海道はススキノを舞台に、独自の世界観で物語は展開していきます。
Part1もなかなか面白かったけど、個人的にPart2の方が完成度も高い気がします。もうずっと笑ってました。
ケミカルウォッシュのジーンズ。笑
筋書きも二転三転するし、アクションも満載。期待以上間違いなしの作品で大満足でした。

リッチーとの一日 90点

これは良かった！何度でも観たくなる。だって20分のショートムービー。
アカデミー賞の短編映画賞授賞作。
それも頷ける素晴らしい構成。
とにかくボーリング場のシーンが秀逸。ソフィアが可愛すぎ。
ストーリーよし、映像よし、音楽よし、短くても大満足です。

オブリビオン 70点

最近のトムさんの映画は期待を裏切らないが期待以上には満たない。
今回もきっとこういう事をしたかったんだろうなぁというシーンが満載。
まあSFなんで見る側がどこまで入り込めるかなんですが、今回は若干我に返る時があったかなぁ。コスプレのトムさんもいいけど、久々のモーガン・フリーマンもコスプレっててよかったです。

世界にひとつのプレイブック 80点

ブラッドリー・クーパーは「ハングオーバー」のシティボーイなイメージが強かったんですが、ここではかなり危なっかしくて情緒不安定な男。
でアカデミー常連の演技派ジェニファー・ローレンスは相変わらず演技が達者。おまけに父親役のデニーロさんもある意味ぶっ飛んでる。
でもそんなキャラクターたちに惹きつけられ愛しく思う。そんな作品でした。

横道世ノ介 95点

沖田監督の待ちに待った最新作！
若干いつもとテイストは違ったけど、これもまたよし。今回は沖田作品には必ず重要な脇役で出てる高良くんがついに主役。ナチュラルにのほほんとしてて好印象。ぴったりな役。
で、彼に関わるすべてのキャラクターも魅力的。無神経な友達、ちょっとクールな友達、絵に描いたようなお嬢様。ただただ大学生の日常をこんなにキラキラと、そしてグイグイと惹きつけられるのは、この監督ならでは。
三時間も見応えたっぷりなのにあっという間で、観た後の満足感もたっぷりな、今年一番の作品でした。