涼しくなって喜んでいたのに、今日はまた暑かった
家のバラの鉢は今大変なことになっていて、連日のみみずの駆除でもうへとへと・・・
多いもので、体長1㎝くらいの多分シマミミズが10号鉢に100匹以上いて、秋花の季節なのにそのまま放置して枯れるよりはと根を洗って植えかえています。
経験したくないことをしてわかったことがいくつかあります。
2年前のルイーズ・オディエの株元にこのミミズがうじゃうじゃ生まれていた時に知識があればこうはならなかったのに、知らないということは恐ろしいことです。
なにもシマミミズが悪いのではないのですが、バラにとっては特に鉢という限られたスペースの中では致命的です。
去年の秋、とても元気だったバラが秋のお花に向けて剪定をしてから新芽が出てこなくて、そればかりか枝枯れになってきて遂に枯れてしまったのがありました。
あの入手困難なレディ・エアルームのもそのうちの一つで、あまりバラを枯らしたことがないので、いくら株が華奢でひ弱そうでもどうしてなんだろうと思い続けていました。
今思うのはこのミミズが鉢に入り込んでいたのでは?・・・ということです。
去年の暮ころまでに一度に何鉢ものバラが枯れて、他のいくつものバラも根が張ってなくてそれもおかしいなと感じていました。
ミミズも何匹か鉢にいて、土にミミズがいるのはいいんだと思っていましたので、でも一鉢に何匹もいるのはよくないと庭に放したり、他のいくつかの鉢にも移しました。
この無知さがとんでもないことになってしまいました。
バラ鉢にとっては害のあるシマミミズをばらまいてしまったのです。
それと、ルイーズ・オディエの前に置いてあった鉢には移動して入り込んでいたのではないかと思います。
あれだけいたミミズがどこに行ったか・・・ということです。
生育が止まったようなバラが多くて、どうしてかなあと思っていました。
ERのジェントル・ハーマイオニーの春のお花はなぜか小さくて花びらも少なめでした。
ワイフ・オブ・バスのお花も小さくて、葉も黄色っぽくて何が原因だろうと不思議でした。
一番花をカットして追肥もしたのに元気がなくて、シュートが出てきたにもかかわらず20cm位で止まってしまいました。(ハーマイオニー)
根の周りの土に卵胞があるとまたたいへんなので
土を洗って活性液につけました。
一部枯れこんできています。
ハーマイオニーは10号鉢に植えていましたが、この鉢の中に体長1.5~1㎝のシマミミズ(多分)が120匹くらいいました。
鉢の中の堆肥を食べ、そのためにバラは栄養を取れず、しかもこのミミズの糞は土を腐敗させてベトベト状態にします。
根が伸びないばかりか、黒くなって腐っていました。
根が伸びたがらないから、葉も展開できません。
このミミズのいた土はとても生臭い匂いがします。
びっくりしたのはミミズのいたプラ鉢もよく洗って熱湯消毒してもすごい生臭さが消えません。
こちらは一番花が咲いてから葉が落ちたまま、ずぅーっと沈黙を続けていてそれでも株に元気さがあって頂芽優勢で短い枝を上につけました。
見るからに変な状態でしょう?
最初鉢の土を掘ってみてもミミズは2匹しかいなかったのですが、おかしいので掘りだしてみると10㎝くらいの大きなミミズが根元に入り込んでいました。
下の方の土はやはりベトベト。
元気のないバラの鉢には必ずいて、元気なバラの鉢も試しに見てみると何匹かいたりして、小さいと土にまぎれてしまうし、見つけて引きずりだそうとしてもすぐ引っこんでしまいます。
手袋をしては小さいミミズを掴みにくいので、素手で掴むのが平気になってしまいました。
シマミミズは雌雄同体で通年繁殖するそうですから駆除を完全にするのは大変そうです。
ルイーズ・オディエの根元には腐葉土と馬糞をおいたので、そのどちらかに卵胞があったのかもしれません。
運が悪いとしかいいようがありませんが今の時期に根を洗って植えかえるなど、バラにとってはどうなのかも気になっていますが、バラが元気になってくれれば、プラス思考で植えかえが早く終わると思えばいいのかもしれません。
もうすでに18鉢植えかえました。
糸のような白いミミズ(生まれたては白い)がうじゃうじゃいたら要注意です。
バラを育てているといろいろなことがありますね。
気を取り直して咲いているバラを・・・
マダムルナイー
マリー・デルマー
香粉連
みやこ
リゼット・ドゥ・ベランジェ
外側をかじったのはだ~れ
マドモアゼル・フランチェスカ・クリューガー
セプテンバー・モーン