薔薇と日々の便り

小さなお庭ですが薔薇やお花が大好きで楽しんでいます。薔薇の事やたまに日々のできごと綴っていけたら・・・

薔薇の香り・・・

2011年05月03日 | 薔薇

昨日は暑いくらいだったのに、今日はまた少しひんやり・・・
おまけに雨なんて予報はなかった気がするけど時々小雨が降って・・・

こんなふうだと嫌なうどん粉病が一気に増えてきて、手で拭き取ったりしていますが
追いつきません・・・

曇って空気が湿っているので、初めて薔薇の香りが漂ってきました。
まだほとんど咲いていないのに、蕾がほころびかけているからでしょうか・・・
薔薇育ての楽しみはこの香りにもあります。
「なんていい香りなんでしょう!!」と独り言・・・
振り返ったら、新聞配達のお兄さんが笑っていました。

何色といえばいいのか、クリムゾンかしら・・・
少し紫がかった深い赤のユアインネルン・アンシュロス・シャール・フェンステンという
長~い名前の薔薇が咲きました。

この薔薇、難しい~!(私にとっては・・・)
樹が小さいし、うどん粉病になるし、咲くと綺麗だけど苦手です。

あとは咲きそうでまだ咲かないのばかりです。
マダム・ジョセフ・シュワルツは2輪目、3輪目が咲いて、ダントツ1番になりました。


モッコウバラが満開です。
枝垂れて咲くのが綺麗なのですが
家ではバシバシ切っていつもこじんまりと咲かせます。




一つ一つが可愛いお花・・・



ジキタリスも大きくなってきました。
薔薇の肥料が影響して、華奢に咲くのが好きなのに
太く大きくなってしまいます。



ERの小さなバラ、フランシーヌ・オースティンの白に合うようにと
思ったのに、クレマチスが先に咲いてしまいました。



他のお花・・・
ラークスバーと芍薬の蕾



ボケました・・・



大好きなオルレアとスカビオサ・パーフェクタ・アルバ



オンファロデス・リニフォニア
白いお花は緑の薔薇の葉にも
これから咲いてくる薔薇のお花にもよく合います。



昨年例のミミズが鉢にいて
殆ど綺麗に咲かなかった大好きな薔薇
スタンウェル・パペチュアルの蕾がいくつも色づいてきました。
咲くとパウダーピンクなのですが
蕾の時のベージュピンクに心奪われます。



一季咲きのオールドローズ
フェリシテ・パルマンティエの綺麗な飾り萼



もう何日かでいろいろ咲いてきます。


一番花が咲きました。

2011年04月27日 | 薔薇

風がとても強い日でした。
今日一番花が4種類も開きました。
マダム・ジョセフ・シュワルツ以外はフライング気味です。
でも緑の新葉の中に薔薇が咲いて色がさすと嬉しくなります。

香粉蓮
咲いたらうつむいてしまいました。


横から・・・



フライングのチャンピオン・オブ・ザ・ワールド
毎年早く咲きます。



マダム・ジョセフ・シュワルツ
デュッセス・ド・ブラバンの枝変わり
偶然通った人が「綺麗!」と言ってくれました。



バロンヌ・アンリエット・ドゥ・スノイ
大きな蕾でボーリングしそうだったのを
花びらを三枚ほどほぐしたら開いてきて綺麗に咲きました。
大きなお花です。


あとの蕾はまだこんな感じです。



姫ウツギが今綺麗です。





ネモヒラ・・・可愛い・・・



色の取り合わせが気に入っています。
左横は地植えのマッキントッシュです。
バラクキ蜂対策でアルミホイルを巻いています。


雨の中で・・・

2010年05月20日 | 薔薇

昨日は夕方から雨という予報だったのに早くから降りだして
あわてて軒先に入れられるものは入れました。
バラは避難させましたが、自分がびしょぬれになりました。

今朝見ると軒先のバラもびしょぬれ。枝が折れたのも・・・
やっといろいろ咲いてきたのにこの時期の雨は恨めしい~!
仕方ないのだけど・・・

ちょっと雨が止んだすきにバラの雨を払って、お掃除しました。
夕方からまた降るとの予報を知りつつ・・・やはりまた雨が・・・無駄骨・・
バラも雨の中、開いてこなければいいのに咲いてしまうのです。
雨の中、咲いたバラです。

ジャック・カルティエ



レーヌ・デ・ヴィオレット


トットちゃん、2輪目


ER ウィリアム・シェークスピア2000




シャンテ・ロゼ・ミサト


アブラハム・ダービーがインディゴに重なって・・・


パヴィヨン・ド・プレイニー


シャルトルーズ・ドゥ・パルム


ロードリー・オベロンも咲きだしてきました。


楽しみにしていたERヤング・リシダス
色がとっても綺麗。
なんだか、か細い枝で少しがっかり。
本家本元からのなんですけど・・・


ナエマの蕾・・・楽しみです。


びしょぬれのバラ・・・



最後にこれは大切な大切な挿し木苗のお花
まだか細い枝で咲かそうか迷ったけど
カットできずにいたら開いてきました。
無事に復活してくれるといいのですが・・・


一気に華やいで・・・

2010年05月18日 | 薔薇

風が強くて、ロードリーオベロンの10号鉢が倒れました。
伸びた枝を支柱を立てて巻きつけてあるので、風を受けてしまったようです。
幸いまだ蕾だし、根がびっしりなのか土はあまりこぼれていませんでした。

暑いくらいの陽気で一気に遅れていた開花が進んで庭が華やいできました。
ピエール・ド・ロンサールや一季咲きのオールドローズのシャルル・ド・ミルが
今日咲きだしました。

シャルル・ド・ミルとブラッシュ・ノアゼット


ピエールも今日やっと咲いて・・・








ERのエブリン


ER、グラミス・キャッスル


ER、チャールズ・レニ・マッキントシュ




ER、アブラハム・ダービー


ER、フランシーヌ・オースティン


Teaローズ、ミセス・BR・カント




Teaローズ、マダム・ジョセフ・シュワルツ
ディシェス・ド・ブラバン


Teaローズ、トリオンフ・デュ・ルクセンブルグ


Teaローズ、バロンヌ・アンリエット・ドゥ・スノイ


インディゴ


ラークスバー


みさき&みやこ

2010年05月16日 | 薔薇

夫の友人から午前中に電話があって、これからバラを見せてほしいとのこと。
南側のブロック塀をフェンスに変えるのだそうで、そこにバラをということのようでした。
夫の他の友人が我が家のバラの話をしているみたいで、それを聞いて見にいらしたのですが、こんなにいっぱいあるとは思わなかったと驚いていました。

似たようなピンクのバラ達を見て、どこが違うのかわからないと言われたのには
それはそうかもしれないと笑ってしまいました。
私はこだわりがあって、それぞれ違う品種なのですが、夫も同じようだといつも
言います。

少し離れた新興住宅地の花好きさん達からも「見に行っていいですか。」と電話が
あったりして、咲いているバラを見ていただくのはとても嬉しいことです。

また、去年お招きした友人夫婦のお宅に今年は夫と共にご招待を受け、とても楽しみです。
彼女のお庭がプロの手によってバラのお庭になったことによって、オールドローズを
認識して再びバラを育てる事になったのです。

別の日には彼女の近くで、素晴らしいバラのお庭のNさんのオープンガーデンに
彼女が連れていってくれることになっています。
Nさんのブログはいつも拝見しているので、とても楽しみです。

今年は花フェスタ公園にも日帰りで行こうと思っています。
いつもの年よりいろいろ予定が入って、庭のバラと共にこの季節を満喫できそう・・・

4月に新苗で届いたF&Gローズのみさきを咲かせました。
本来の咲き方でないかもしれないけど、やはり素敵です。



みやこも咲きました。
横の飾り咢の蕾はポートランドローズのミランダ


みさきとみやこ


他の今日咲いたバラ

エリザ・ボエル・・・大好き、いい香り・・


ミサト・・・すっごくいい香り


ルイズ・ダルザンも素敵に咲きました。
ミミズ被害で瀕死の状態だったのに、少し復活して・・・


もう一輪・・・


ルイーズ・オディエ


オディエとアプリコット色のジキタリス、イキシャ


メアリーローズ


アンジェラも咲いてきました。
このくらいが好き。
この色で満開になると・・・・



トットちゃんがやっと咲きました

2010年05月07日 | 薔薇

やっとトットちゃんが咲きました。いい香りです。
昨年の国バラ以来やっと我が家でこのお花に会えました。
バラを育てていて5月にお花を見られるのが喜びですが、また香りを感じることができるのも素晴らしい喜びです。







ウジェーヌ・ドゥ・ボアルネも咲きました。
夕方に撮ったので紫がかった色が出せません。
少し色が濃いところが紫がかっています。
なんともいえないオールドローズの香り・・・


ラ・レーヌ・ヴィクトリアも一度に3つ咲いていました。
毎年早めに咲きます。


庭植えのERセント・セシリアもバラクキバチに
やられてしまうので、アルミ箔を巻きましたが
枝が伸びたところを・・・敵もさるものです。




この愛らしい蕾は・・・アントニア・ドルモア
何年か前、あるHPで拝見しました。
その時は海外から取り寄せでした。
国内で手に入るようになっても、一季咲きだし
目を背けていたのですが、やはり会ってみたくなり
ついに・・・蕾の時から美人さん・・・



遅い初開花

2010年05月05日 | 薔薇

いつの間にか5月。あっという間でした。
葉のグリーンの中にバラが咲いて色が差すとワァ~きれいと思ってしまいます。
寒い日が続いて我が家では12日ほど遅い初開花になりました。
初開花といってもフライングの蕾がやっと咲いたというところです。
楽しみにしていたコンテス・ド・バルバンタンは蕾が黄色くなって落ちてしまいました。
お天気次第で、この何日かでワァ~ッと咲いてきそうです。

フライングのER、チャールズ・レニ・マッキントッシュ、12㎝くらいあります。





ヘルモサ


こんな感じで下の方のフライング花です。


HPのチャンピオン・オブ・ザ・ワールド
いつも早く咲きます。


明日にも咲きそうなトットちゃん


3本バラクキ蜂にやられてしまいました。
悔しいのでアルミ箔で防御してみました。
見てくれ悪いけど、しばらくこのままにします。


ウジェーヌ・ドゥ・ボアルネ


画像で出しにくいのですが
何とも言えない色です。


こっちも明日にも開きそうなラ・レーヌ・ヴィクトリア


ルイーズ・オディエ


モッコウバラも今、満開


これから毎日楽しみです。

 


嬉しい季節になりました。

2010年03月27日 | 薔薇

長い間ブログの更新が滞っていました。
その間も沢山の方に見ていただいていて、ありがとうございました。
何をしていたかというと・・・ミミズと闘って(苦笑い)おりました。

鉢土を掘って、数十匹から百数匹いたミミズを補殺しても、しばらくすると
また生まれているので、ミミズのいた鉢バラは去年の9月から根を洗って、鉢土と鉢は熱湯消毒し、新しい土で植え替えました。

気になって、まさかと他の鉢土も掘ると、どの鉢にも数ミリのやら2~3㎝のが
いるのです。
ハッと気が付いたのは、7月末に全部の鉢と庭植えのバラの根元に馬糞と腐葉土を
マルチングも兼ねて施したことでした。

結果、ミミズのいない鉢は数鉢だけで、百数鉢に大なり小なりのがいました。
一大決心で、全部の鉢バラの根を何度も何度も洗って、ミミズと卵胞が残らないように、土と鉢を熱湯消毒して新しい土に植え替えました。

ミミズのいた鉢のバラは根が黒くなって、鉢土はドロドロ、おまけに土と鉢はとても生臭い匂いがしました。
根を洗っていた時12~13㎝の大きなミミズが根の間から出てきて、ぞっとしたことも
ありました。

大変な作業をしていたので、植え替えは2月中旬までかかりました。
新しい土に植え替えたバラ達は、ミミズや根洗いで根がかなり傷んでいると思われますが、今のところ元気に芽が出てきて、毎日新芽を見るのがとても楽しみです。
バラが咲く時期が一番嬉しいけれども、新芽が伸びてくる今の時期も大好きです。

気持が悪い画像ですが、根もそこそこ回っていたけど中の根が真っ黒でおかしいと
思ったらやっぱり大きいのがいました。小さいのも何匹か・・・
2月5日の画像です。



シマがわかります。
これは上の画像とは別のミミズ


挿し木した苗の小さい鉢(10鉢ほど)にも馬糞と腐葉土を
置いたので、やはりミミズが生まれていました。
植え替えは一番最後になりました。
その小さな一鉢にいた1~1.5㎝のミミズ


根洗いしても細かい根の間に卵胞が一つでも残っていたら
また生まれてくるでしょう。
その時はその時でまた対処していこうと思っています。

気を取り直して、楽しみな蕾二つ・・・

去年の国バラでとっても素敵だと思って
(その時のブログはこちら
売り出されてすぐ購入した トットちゃんの蕾


ブログ友さんのところで初めて知って
久しぶりに心ときめいて昨年10月に家に来た
ブルボンローズのComtesse de Barbantanenの蕾


昨年10月にナーサリーパワーで咲いたお花


家の周りのパンジー








最後に去年の我が家のバラの画像で
作ってみました。





 


やっと綺麗に・・・フレグランス・オブ・フレグランシズ

2009年10月14日 | 薔薇

朝の内時々小雨が降りました。
毎日まだシマミミズと格闘しています。
一週間ほど前に数匹シマミミズが見つかった鉢にまた今日12匹ほどいました。
最悪だったのは大好きな部類に入るオメール(ティーローズ)の8号鉢に、掘れば1㎝から2㎝、小さいのは5㎜のミミズがいて、バラの根元にスコップが当たるとグラッとしました。
ミミズだけではバラがグラグラはしないので、「え~~っ!」と更に掘るとコロコロ太りの大きなコガネンが出ました。
我が家のバラにとっては今のところ二大害虫のシマミミズとコガネムシの幼虫が鉢の中で悲しい饗宴・・・
オメールの根がほとんどなくて、先日三越屋上で購入してきたバ○タルの値段が高~~い液につけました。(どうなることやら・・・枯れないで復活してほしい!!!)
更に驚いたことには、その鉢土に84匹のシマミミズがいました。
それ故か、コガネンは丸々特大が3匹だけ。

ダブルパンチのショックにまたへこみました。
・・・が、変なファイトがめらめらしてきて、根絶困難なシマミミズを絶対家から除去してやる~~~!と今は思っています。

ここのところのシマミミズとの闘いで、また発見したこと・・・それは根がびっしり上の方まで張っている鉢にはいないということです。
多分根がびっしりなので堆肥も根に吸収されるでしょうし、シマミミズの生息場所がないからなんでしょうね。

鉢バラにシマミミズがいることで、我が家の秋のバラはいつもの年に比べてさんざんですが、綺麗に咲いているものもあります。
一本杉状態で今春新苗で届いたフレグランス・オブ・フレグランシズ、やっと綺麗に咲きました。
8号鉢に植えていますが、最初成長せずにいておかしいなと思ったらハダニでした。
少し枝が伸びた後、また成長が止まって、これはシマミミズが鉢に生まれていたからでした。
そんな中でも新苗なのに二度ほど咲かせましたが、なんだか期待はずれのお花ばかりでがっかりしていました。

先日このバラを捧げられたFさまのブログで、木をしっかり作るといいお花が咲くことを知りました。
災難続きの我が家のFFですが、初めて綺麗に咲いてくれました。

フレグランス・オブ・フレグランシズ


横顔


9月に咲いたFF


ロードリー・オベロン


今、家で一番綺麗に咲いているのは
ERのハーロウ・カー




ティーローズのハンティントン・ピンクティーの四番花。
台風を避けて家の壁際の陽があまり当たらない所に
しばらく置いていたためか、淡いピンクになりました。


別のお花・・・中心がまきまきです。
咲き進むとクシュクシュに・・・


ウジェーヌ・ドゥ・ボアルネ
紫がかって綺麗な色、画像ではこの色は難しい・・・
とってもいい香りです。


大好きなマリー・デルマー
少し秋色です。


ERのセプタード・アイル


アブラハム・ダービー
いつも綺麗に、期待を裏切りませんね。


フェンスのガートルード・ジェキルも
9月からずぅ~っとポツポツ咲き続けています。

香りもふわ~っと漂ってくるようになりました。
ミミズ、まだまだ・・・がんばらなくては・・・


もう、へとへと・・・

2009年09月26日 | 薔薇

涼しくなって喜んでいたのに、今日はまた暑かった
家のバラの鉢は今大変なことになっていて、連日のみみずの駆除でもうへとへと・・・
多いもので、体長1㎝くらいの多分シマミミズが10号鉢に100匹以上いて、秋花の季節なのにそのまま放置して枯れるよりはと根を洗って植えかえています。

経験したくないことをしてわかったことがいくつかあります。
2年前のルイーズ・オディエの株元にこのミミズがうじゃうじゃ生まれていた時に知識があればこうはならなかったのに、知らないということは恐ろしいことです。

なにもシマミミズが悪いのではないのですが、バラにとっては特に鉢という限られたスペースの中では致命的です。
去年の秋、とても元気だったバラが秋のお花に向けて剪定をしてから新芽が出てこなくて、そればかりか枝枯れになってきて遂に枯れてしまったのがありました。
あの入手困難なレディ・エアルームのもそのうちの一つで、あまりバラを枯らしたことがないので、いくら株が華奢でひ弱そうでもどうしてなんだろうと思い続けていました。
今思うのはこのミミズが鉢に入り込んでいたのでは?・・・ということです。
去年の暮ころまでに一度に何鉢ものバラが枯れて、他のいくつものバラも根が張ってなくてそれもおかしいなと感じていました。
ミミズも何匹か鉢にいて、土にミミズがいるのはいいんだと思っていましたので、でも一鉢に何匹もいるのはよくないと庭に放したり、他のいくつかの鉢にも移しました。

この無知さがとんでもないことになってしまいました。
バラ鉢にとっては害のあるシマミミズをばらまいてしまったのです。
それと、ルイーズ・オディエの前に置いてあった鉢には移動して入り込んでいたのではないかと思います。
あれだけいたミミズがどこに行ったか・・・ということです。
生育が止まったようなバラが多くて、どうしてかなあと思っていました。
ERのジェントル・ハーマイオニーの春のお花はなぜか小さくて花びらも少なめでした。
ワイフ・オブ・バスのお花も小さくて、葉も黄色っぽくて何が原因だろうと不思議でした。
一番花をカットして追肥もしたのに元気がなくて、シュートが出てきたにもかかわらず20cm位で止まってしまいました。(ハーマイオニー)


根の周りの土に卵胞があるとまたたいへんなので
土を洗って活性液につけました。
一部枯れこんできています。

ハーマイオニーは10号鉢に植えていましたが、この鉢の中に体長1.5~1㎝のシマミミズ(多分)が120匹くらいいました。
鉢の中の堆肥を食べ、そのためにバラは栄養を取れず、しかもこのミミズの糞は土を腐敗させてベトベト状態にします。
根が伸びないばかりか、黒くなって腐っていました。
根が伸びたがらないから、葉も展開できません。
このミミズのいた土はとても生臭い匂いがします。
びっくりしたのはミミズのいたプラ鉢もよく洗って熱湯消毒してもすごい生臭さが消えません。

こちらは一番花が咲いてから葉が落ちたまま、ずぅーっと沈黙を続けていてそれでも株に元気さがあって頂芽優勢で短い枝を上につけました。
見るからに変な状態でしょう?
最初鉢の土を掘ってみてもミミズは2匹しかいなかったのですが、おかしいので掘りだしてみると10㎝くらいの大きなミミズが根元に入り込んでいました。
下の方の土はやはりベトベト。

 

元気のないバラの鉢には必ずいて、元気なバラの鉢も試しに見てみると何匹かいたりして、小さいと土にまぎれてしまうし、見つけて引きずりだそうとしてもすぐ引っこんでしまいます。
手袋をしては小さいミミズを掴みにくいので、素手で掴むのが平気になってしまいました。
シマミミズは雌雄同体で通年繁殖するそうですから駆除を完全にするのは大変そうです。
ルイーズ・オディエの根元には腐葉土と馬糞をおいたので、そのどちらかに卵胞があったのかもしれません。
運が悪いとしかいいようがありませんが今の時期に根を洗って植えかえるなど、バラにとってはどうなのかも気になっていますが、バラが元気になってくれれば、プラス思考で植えかえが早く終わると思えばいいのかもしれません。
もうすでに18鉢植えかえました。
糸のような白いミミズ(生まれたては白い)がうじゃうじゃいたら要注意です。
バラを育てているといろいろなことがありますね。

気を取り直して咲いているバラを・・・

マダムルナイー


マリー・デルマー




香粉連


みやこ


リゼット・ドゥ・ベランジェ
外側をかじったのはだ~れ


マドモアゼル・フランチェスカ・クリューガー


セプテンバー・モーン