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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会は星稜と慶応がV。 大相撲はまたも混とんとしてきた。

2023年11月21日 | 複数競技 

明治神宮大会は昨日、
高校・大学ともに決勝を迎えました。

高校の部は星稜があの松井秀喜以来のV。
安定した戦いぶりと、
選手たちのどっしりと構えた姿は、
来春のセンバツ、そして夏の大会に、
期待が持てますね。

特に完投した佐宗投手は、
非常に安定感があっていい投手ですね。
北信越大会でも好投を続けていましたし、
この大会でも好投。

星稜は選抜では優勝候補の一角に上がってくると思われますが、
さて甲子園ではどんな戦いを見せてくれるでしょうか。

作新は残念ながら初優勝を逃しました。
しかしこの大会、
収穫も多かったと思います。

関東大会で爆発した打線は、
この大会では鳴りをひそめたままでしたが、
それでも準決勝では4点差を逆転。

相変わらず小針監督の、
強気一辺倒のバント不要の攻撃は、
新たな年、新基準のバットではどうでしょうか。

これまでと比べて「スモールベースボール」の重要性が指摘されていますが、
さて、どんな戦い方をしてくるでしょう。


大学の決勝は東京六大学VS東都の宿命のライバル対決。
昭和の時代から「宿命のライバル」として鎬を削る両連盟。

人気の六大学vs実力の東都

の対決は、
あたかも昔のセ・リーグとパ・リーグのよう。

今年は慶応と青学が頂上決戦にコマを進めました。

試合は息をのむような0-0の展開。
しかし8回に青学の連続エラーと四球で慶応が満塁のチャンスをつかむと、
2番本間も押し出しの四球を選んで先制。

そしてすかさず、
前日2アーチで復調なった主砲・広瀬が犠牲フライを打ち上げて貴重な2点目。

結局この8回、
ノーヒットで2点を先取した慶応が、
2年生エース・外丸の見事な完封劇で逃げ切り勝利。

夏の弟分、慶応高校の甲子園制覇に続き、
秋は兄貴分の慶応大が神宮を制して、
「今年は慶応の年」
というのを最後まで野球界に強烈にアピールして、
今年の最後の大会を締めくくりました。

さすがにしぶとく、
攻守にスキのない慶応は、
優勝に値する好チームでした。

今年の六大学は、
投打にキラ星選手をそろえる明治が圧倒的に強いのではと言われていましたが、
秋は慶応がちょっとしたスキを突き明治から勝ち点を挙げて、
早稲田をも破り優勝に輝き、
勢いに乗って全国の舞台も制しました。

やっぱり「慶応の年」でした。


さあ、
そして野球が終われば今度は相撲。

大相撲九州場所が、
なんだか昨年来から続いているのと同じく、
今場所も混とんとしてきました。

5日目の相撲で立ち合い立つ気がなく長いこと仕切り、
ワタシが激怒した豊昇龍。

なんだか世間の批判に敏感に反応しちゃって、
次の日から明らかに相撲がおかしくなってきて一気に3敗。
もしかして、結構気持ち小さいのかな?!

そして「横綱を狙う」とされていた貴景勝も、
早くも3敗を喫して横綱がどっかに飛んで行っちゃったのと同時に、
10勝するのも結構微妙になってきちゃった感じです。

唯一の2敗の霧島も、
何だか負ける時はあっさり行っちゃうんで、
今場所もまた、平幕優勝があるかもしれません。

いやっ

役力士で一人元気な力士がいますよ。
関脇・琴ノ若です。

昨日はキッチリ豊昇龍を仕留めて2敗。
1敗に先場所十両優勝して再入幕の一山本がいますが、
実質トップに立ったといってもいいでしょう。

あとは埼玉栄の先輩・貴景勝にキッチリ勝てば、
初の賜杯も見えてきそうです。
13勝で優勝なら文句なし、
12勝で優勝でも大関昇進のチャンスは十分と見ますが、どうでしょうか。

後は7休から出てきた前頭筆頭の朝乃山が、
土俵をひっかきまわしそうですね。
元々実力者ですから、
さて誰と当てられることになるのか、
ちょっと楽しみです。

それから2敗の好調、熱海富士も、
虎視眈々と狙いを定めている様子。

まさかないとは思うけど、
一山本がどこまで踏ん張りを見せるのか、
そのあたりも楽しみではあります。

誰もが強いし、誰もが弱い。
強さと脆さを同居させる力士だけが上がる土俵で、
さて、今場所は誰が突き抜ける?




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