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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『真田丸』最終回

2016年12月18日 | NHK大河ドラマ
NHK大河ドラマ『真田丸』 最終回


終わっちゃいましたねぇぇぇぇ。


1年を通して、真田信繁の話でありつつ、真田一族の話であり、
戦国の世から太平の世へと移り変わっていく時代を生きた人々の物語
でもありました。誰も彼もが魅力的で愛着がわきました。


序盤は、良かれ悪しかれあんなに輝いていた昌幸父上が、
中盤では息子達から「父は時勢を読み間違えている」と思われるところとか、
この石田三成では、あるいはこの大阪方では、徳川には勝てないだろうと
思わせるところとか、もしくは、この徳川だからこそ、
その後の太平の世はなったのだろうと「説明」ではなく「実感」させるところとか、
これぞ大河ドラマという感じでした。


先週、『真田丸』の直後の『NHKスペシャル』で、
作家の東田直樹さんが言った
「ぼくは、命はつなぐものではなくて、完結するものだと思う」
という言葉と、今日の最終回で内記が言った
「大事なのは、いかに生きたのかにございますゆえ」
という言葉がリンクして感じられて、感慨深く思いました。
信繁が本当に「生きたいように生きた」のは
最後の最後だけだったりはしているのですが、
内記の言ったとおり、伊達も上杉も、兄上も、
「あのように生きたかった」と信繁をまぶしく見ていて、
だからこそ真田幸村の名は後世に残ったのだろうと思います。


大阪方の真田の中で、最後どうなったかわからないのは
佐助ときりでしたね。
佐助は、信繁を介錯した後、
首を上田に持ち帰ったと思いますが(史実は知らん)、
きりは、自分で言ったとおり大阪城に戻ったのでしょうか。
もしそうなら、内記を見つけて昌幸の位牌を預かって、
沼田に向かっていればいいのに、と思ったりしてしまうのです。


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2 コメント

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終わっちゃいましたね (まっちゃん@富山)
2016-12-22 18:21:37
とうとう終わってしまいましたねー。
ふゆ。さんの感想見て、『そう!そう!』と相槌を打ってました。
佐助が55歳だなんて、こんなに最後になってそのネタ。笑っちゃいました。
最後に信之さんのシーン。話の中身としても素晴らしかったし、大泉さん、立派になられて…とも思ったラストでした。
上手く言えずにコメントを打ち込んでは消し打ち込んでは消しを繰り返してます。言いたいのは、面白かった!こんなに敵味方誰もが愛しい物語、見られて幸せでした!って事です。
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面白かったですね! (ふゆ。)
2016-12-23 11:01:02
まっちゃん@富山さん

いつもありがとうございます。終わってしまいましたねー。
そして、最後まで面白かったですねー。

本当に、感想はいっぱいあるんですけど、全部書くと収拾がつかなくなるので(^^;
これで切り上げておいた、というのが正直なところです。

明日再放送を見たら、また書きたくなるかも…!
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