神奈川県茅ヶ崎市東海岸南のピアノ教室〜 山口英里子ピアノ教室のブログ

湘南は茅ケ崎市在住のピアノ教師の気まぐれブログ。音楽のこと、日々のこと。教室概要はカテゴリーからご覧ください。

久々の

2016-05-26 | その他



ずっとお休みしていた趣味のお花。
ようやく行けました

卵が入ったアレンジ
もちろんフェイクです。
今回はその他の花材も全てフェイク。
造花なのにかなりナチュラルです。
最近の花材はすごいなぁ。

あー楽しかった


バッハ父子

2016-05-22 | ピアノレッスン、音楽のこと

今日は以前お世話になったミケーレ・ベヌッツィ先生のコンサートを聴かせていただきました

地元茅ヶ崎に新しくできたホール「スタジオベルソー」。居心地の良い空間でした

いわゆる大バッハと呼ばれるヨハン・セバスチャン・バッハと、
その長男ウィリアム・フリーデマン・バッハと
次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの
興味深いプログラム。


前半は繊細なクラヴィコードで
次男C.P.エマニュエル・バッハの作品を。


後半はハープシコード(チェンバロ)で
大バッハ、再び次男C.P.エマニュエルと
長男W.フリーデマン・バッハの作品。


Bizzi社製のハープシコード「グルマン/タスカン」↑


ベヌッツィ先生はいとも簡単そうに素晴らしい演奏をなさるので、古楽器と一緒にタイムスリップしたかのような錯覚を起こしてしまいます

このところバロック作品とモダンピアノの音質やタッチを生徒さんにどう伝えたらよいか悩んでいたので

帰る道すがら

そもそもバロックの作品は現代のピアノで弾くべきではない?

なんて、お友達先生と笑い合ってしまいました




バッハの家系図。
ヨハン・セバスチャンの子どもは20人とのお話でしたが、大辞典にも書ききれず?

いいないいな

2016-05-11 | ピアノレッスン、音楽のこと
連休も明け、レッスンの時間割も整い、
レッスンレッスンの毎日
夏のコンペの曲も全員決まりました。

私の連休はというと

モチベーションを上げるために県立音楽堂へ
かなコン本選を聴きに行き、
先輩先生方とランチをご一緒させていただいたり


発表会の記録冊子作成、
ショッピング、
友人と美術館にて鑑賞&ランチ、家族と映画、
間間でお勉強…という感じでした。


若林顕先生のコンチェルトのレッスン(2台ピアノ)を聴講

上野学園の石橋メモリアルホールでは
オーケストラでのコンチェルトステップも行われており、去年のコンペの入賞者記念コンサートを聴きました。


今井顕先生の(偶然にもお二人とも顕先生)
モーツァルト講座を拝聴

巨匠パウル・バドゥーラ=スコダが30歳の時に
音楽学者である奥様と纏められた大著が
愛弟子である今井先生が更にスコダとの膨大なやり取りを経て監訳。新版として蘇りました

モーツァルト演奏に欠かせない貴重な頼りになるバイブルです
勉強に終わりは無いです~

という訳で良い講座はなるべく足を運んでます。
お勉強してますアピールはたまにしか書きませんが


生徒さんたちも、GWに
大山登りました~とか
丹沢登山~
旅行~
友達とパーティ~

などなど楽しく報告を受けました
練習もきちんとこなして来るところも偉いです。


オルガン演奏体験の動画も観せて貰いました

ミューザ川崎でのオーケストラのコンサートを聴きに行ったKくん
ジュニア向けのコンサートでは、いろいろな楽器に触れ合えるブースがよくありますね。
オルガン(学校にあるオルガンじゃないですよ~)の列は30分も並んだそう。

↑追記:
(今学校では「キーボード」を使用とのこと
娘の頃は電子オルガン的な形でしたがそれも一昔前ですね

みんな上手な子ばかりだったそうです
Kくんもクープランのブーレを演奏
木のパイプの素敵な温もりを感じる何ともいい音色ですねぇ

いいないいな







18th 感想文~のイラスト

2016-05-04 | 発表会

発表会関連ラストです。

感想文にイラストを描いてくれたみんなのページの掲載です
(嫌だと思う人はすぐ消しますからご連絡くださいね




↑幼稚園年中(以下発表会時の学年)
自己評価の可愛い星判定。
ちっちゃな書き込みが可愛い過ぎます
通訳すると…
ステージマナーも演奏も、よく「できたできた」。
客席やロビーでのマナーも「はなまるぴ」。
ステージの満足度は「OK
自分は成長できた。得るものが「いろいろあた(あった)の




↑幼稚園年中
お兄ちゃんの真似をしてホールの平面図。
客席中央の撮影席ではパパがニコニコしています。
良く描けてますね~
「保護者様の感想」のページには笑顔のママが全てを物語っております。
お洒落なママは素敵なハイヒールを履いてヘアスタイルは編み込み



↑幼稚園年中
小学生みたいに大人びた絵です
子どもってピアノの椅子を描くのが本当に上手
よく観察しています。



↑小学1年
文章も気持ちがいっぱい溢れています。
カラフルですね~



↑小学1年
表紙、裏表紙にリラホールの綿密な平面図を2パターン
タイトルは「発表会の中」。道路を挟んで向かい側のビルまで見えます。
私の夫がロビー側でドア係をしてくれていた場所までチェック。
舞台そでの丸椅子の数も正確。私が座っていた椅子の形もしっかり再現。
アナウンス席にはマイクまで!



↑小学1年
Tシャツにプリントしたらいいなぁと思うようなイラストです
記念品の知恵の輪も描かれてます



↑小学1年
すごいビッシリ!
先生のようなコメントも書いてあって面白いですね。お母さんの影響かな?
作曲家ご本人の公開レッスンも受けて意識が上がりました。
頑張った成果が表れてよかったよかった



↑小学1年
お写真と発表会の記録、近々お送りしますね~
メルボルンで楽しみに待っていてください



↑小学1年
素敵なドレスと素敵なピアノ!
ふんわりしたドレスがよく似合っていました
良く描けてます



↑小学1年
「オーケストラの中でピアノをひきたいです」
いつか弾こうね
楽器も良く描けていてビックリ。
先日スコアリーディング入門編の本を見せてくれたKくん。
連弾は大譜表2段で4段だけど、
オーケストラ譜はこれが1小節よ~なんて話をして
スコアを見せてあげてから更に興味が湧いたそうです。
指揮者にもなれるかも?



↑小学2年
ヘアスタイルもワックスでキメ、お辞儀もキマッていました
もちろん演奏も
フラット6つの変ホ短調よく頑張りました



↑小学2年
1年半前の発表会の感想文と比べると、本当に成長著しいYちゃん
しっかり曲に向き合っている証拠です。
中学生並みの文章量です



↑小学3年
成功して本当に良かったです
終わってホッとしましたね



↑小学4年
たくさん観察できましたね
これからもたくさん練習頑張ってね~



↑小学4年
アナウンスのお姉さんが自分が子どもの頃に弾いた時より上手い!
と褒めてくれました
頑張った甲斐がありましたね



↑小学4年
素敵なデッサン
教室の中で一番集中力と底力のある人。
やっぱりクールですねぇ



↑小学4年
リラホールのレア情報
私も知らなかった!確認しなくちゃ!



↑小学6年
この方もクールです
中学に上がった4名全員が続けられることになって嬉しいワ
これからも色々な曲にチャレンジしていきましょう~





保護者様のページには、たくさんの暖かいメッセージ、またはメールをいただきましてありがとうございました。
これからもこれを励みに精進いたします



以上で発表会関連終了です。
お疲れ様でした~

18th 5位まで発表

2016-05-01 | 発表会
さてさて、
ようやく18th 発表会の記録がまとまりました

もう1ヶ月半も過去のお話となってしまい
すでに次に向けて気持ちを切り替えているみんなですが、あれこれやりながら楽しく振り返ることにいたしましょう。

みんなの感想文は誤字脱字だけ少々直しそのまま打ちました。

取り澄ました清書より、
リアルなその人が出ていてなかなか面白いですよ。
生徒さんたちに連休明けにお渡しする予定です。
お楽しみに



そして気になるランキング

我が教室の人気ランキングみたいになってしまいましたが…

素直に「素敵だなぁ」と感じた演奏者を皆に挙げてもらいました。

開票結果を発表します。




新中学2年Kくん
2位に大差をつけダントツのトップでした
皆が認める感性豊かな音楽男子
繊細な心理描写が得意なKくんは、控え目ながらもみんなのハートはガッチリ掴んでいるという魅力の持ち主。
本人は指が回り過ぎたと不満足のようでしたが、幻想即興曲の緩急、キマっていましたよ
私との連弾(第4位)もこなし、大活躍でした
お疲れ様~




そして続く2位は、新小学5年Kちゃん
不思議と人を惹きつけるチャーミングなKちゃん。
おしゃれなセンスも持ち合わせ、
ドビュッシーのユーモアをリズム感良く演奏しました。
えーッ!ウソーッ!とか言いそう
よかったねー
これからもがんばってねー




(2位と1ポイント差!以下僅差デス)
新高校2年Aちゃん
かれこれ10年以上のお付き合い
いつの間にか最年長。ソロのトリを務めました。
ゆったりとした曲調を得意とする彼女が、華奢でしなやかな佇まいでドーンと重たい課題のベートーヴェンに取り組む姿は感動的でした




堂々の第4位!新小学2年Kくん
彼の音楽に対する真っ直ぐな志は見ていて清々しいです
ただいま伸び盛りの小学2年生
チャレンジ精神旺盛のKくん
さらに突き進んでね~


そして同点4位に、
前述の新中2Kくんと私のシューマン。
楽しかったワ。皆さんありがとう




新中学3年Aちゃん
研ぎ澄まされた音色を持つ洗練された感性の持ち主のAちゃん
私個人の意見としては、最高の出来と評価しています
中2でドビュッシー後期の作品をあのように弾くには、かなりの技術と感性を兼ね備えていないと無理なのです







もちろん他にも素敵な演奏がたくさんありました
次はどんなステージを魅せてくれるのでしょうか。
また1年半後の発表会で皆さんに日々の成長を観ていただきましょうね

以上。
教室内トピックスでした

バロックの巨匠

2016-05-01 | 芸術鑑賞、アート
GWに入り行楽日和。よいお天気が続いています

今日は友人と上野の国立西洋美術館へ「カラヴァッジョ展」を観てきました。

38歳でこの世を去ってしまった天才の数奇な人生と貴重な名画を、カラヴァジェスキと呼ばれる継承者たちの秀作とともに展示されています。



日本ではあまり認知度が高くないカラヴァッジョ。
お恥ずかしながら私も知らなかったのですが、いかに天才だったかはどうぞ実際にご覧ください。

ポストカードや図録に印刷された質感は、お世辞にも同じものとは思えません

光と闇から浮き彫りにされる立体感、静物の瑞々しい存在感、人肌の色やその質感、リアル過ぎる表情、そして構図…

迫力です


演奏を聴くのと一緒。
いくらCDを良いオーディオで聴いたとしても、生に勝る空気感は得られませんよね


後の画家たちに多大な影響を与えたカラヴァッジョ。
破天荒な人だったのに、イタリアではユーロ前に紙幣にもなっていたそうです。


NHKでやっていた番組(テルマエロマエの漫画家ヤマザキ マリさんと俳優の北村一輝さんがナビゲート)を観て予習して行ったのですが、
ローマのポポロ教会にある巨大な作品も観に行きたい~

次にローマに行けるのはいつの事やら。。

ルネサンス以降、バロックの絵画に興味のある人に、オススメです
(メデゥーサも登場する斬首のブースもありますので、お教室のチビちゃんには刺激が強過ぎるかも。ご注意を~

カラヴァッジョ展

国立西洋美術館
~6月12日まで