残念ながら

先日のNews を見ていると、
アメリカの調査会社が、日常生活の「幸福度」を調査したところ、
中南米が上位を占めECG心電圖、
最下位はシンガポールだったという結果が出ていた。

シンガポールは統計項目の４６％が肯定的という数字。
これが最低だったようだ雪纖瘦。
調査対象の１４８カ国の中には、震災を受けたハイチや
紛争地域であるアフガニスタンも入っているという。
そんな国を押しのけてのトップだった升學顧問。
日本は７２％で、肯定の比率が高い部類に入ったようだ。

世界は、貧困から逃れるために様々な取り組みを展開している。
シンガポールは、その取り組みに成功した国で、
競争力も世界トップ。教育水準も高い。

あげた項目が直接的に幸福に結びつくかどうかは、
疑問だが、経済発展に至るための代償は大きいものかもしれない。

安倍総裁も経済発展に向けた青写真を語り、
それに好感を持ったのか、株価が上がり始めた。
残念ながら、
日本がどのような姿になりたいのかの深化したビジョンではなく、
「とにかく今は」という経済優先の政策が進んでいきそうだ。


シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の中で、
ジュリエットが死んだと聞かされて、死を選ぼうとするロミオが、
劇薬を得るため薬屋の戸を叩くシーンが出てくる。
このシーンにだけ出てくる薬屋は、
貧困からの脱却をするための代償として劇薬をロミオに売る。
そのときロミオが口にする言葉。

「金だ。人の心には毒より恐ろしい毒、
この世の中では、毒よりも多くの人を殺す、、」

お金、すなわち「幸せ」とは限らない。