東芝が危ない。連休明けに、第三者委員会の報告書が発表される予定。オリンパスは約1,100億円の不正だったが、今回は2,000億円を超えると言われている。今回は、架空利益の上乗せなので、当然利益が出ていなかった事業は、減損の対象になる可能性が生まれてくる。それにしてもトップが指示していた模様なので、問題は根深いし、組織がそのことをぐるみで黙認していたことになる。東芝と言えば、あの土光敏夫。メザシの土光・土光臨調などその経営手腕が有名な日本を代表する経営者だ。東芝はどこへ行ってしまったのか。それにしてもなぜだ。この程度の利益操作なら、と言っても想像できないが。もっと巨額の赤字を出して、回復している会社もあるのだから、隠蔽するのではなく、開示して、膿を出すのがトップの役割なのに、ベクトルを間違えてしまった。報告書は多分膨大になりそうだ。
写真は、毎日我が家の庭でくつろいでいる「パン」。この場所が気に入っている様子だ。
