新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2017…Zeep NagoyaでJACKSON BROWNE

2017-10-23 06:38:00 | 海外アーティスト
JACKSON BROWNEが…2年半ぶりに
それも…嬉しいことに
またまた名古屋にやってきてくれました!!









場所は
Zeep Nagoya







過去には
ここで…BOB DYLAN をみたことあったなあ…
立ちっぱなしで…きつかったなぁ…


「神様」が人の頭でまったくみえず…
それどころか…
そのころは松葉杖生活で…
立っていることだけでも…きつかったことを思い出す…




それと比べると…
今回のJACKSON BROWNEは…嬉しいことに2階の指定席…


座ってみていられる…笑

ありがたや!ありがたや!!!



さらには…


ボブ・グラウブ(ベース)
グレッグ・リーズ(ペダル/ラップ・スティール&ギター)
マウリシオ・リワーク(ドラムス)
ヴァル・マッカラム(ギター)
アリシア・ミルズ(コーラス)
シャヴォンヌ・スチュワート(コーラス)
ジェフ・ヤング(キーボード)


これら
バンドのメンバー全体が眺められる…
2階席だからね!!!




でね…
JACKSON BROWNEは噂では
69歳らしいんですけど

まったく年齢を感じさせない…
歌声に…
ギターを奏で…ピアノを弾きと
な、なんと2時間半…
歌いっぱなし!!
演奏しっぱなし!!!




私より…ウンと若い気もした

JACKSON BROWNE



69歳で…この演奏!!この歌声!!!
JACKSON BROWNEを観る限り…
世の中の定年制は
70歳でも…いや75歳でもいいんじゃないか!!
…と思えてくるほどの演奏の若々しさ…



それも…
決められたセトリどおりに歌うのではなく
随時、客席から聞こえてきるリクエストに応えて
歌ったりと…その自在性が凄い!凄い!!!



また…急に曲が変わっても
自然に対応できちゃう…
バンドメンバーとの阿吽の呼吸…以上の呼吸…




なんか…2年半前
愛知県芸術劇場でみたときよりも
ウンとウンとリラックスしてる感じがして…
さらには…お客さんからの声も取り入れて
その一体感…といったら…もう最高でした…



お客さんのリクエストに応えたり
あるいは…「その曲は、覚えてないよ…」と返したり…
もう…海外アーティストのコンサートを数多く見てきた中では
アットホーム感この上ない…




サポートメンバーでは
ジャクソン・ブラウンを水戸黄門とするなら

助さんは「グレッグ・リーズ」
ラップ・スティール、ペダルスティール、さらにエレキにアコギと持ち換え
多彩なほど…曲によってギターを替え

さらには
格さんこと…「ヴァル・マッカラム」のギターも
間奏のソロなど…鳥肌もの…
それだけではなく

ジェフ・ヤングのキーボードも
二人のコーラス隊も
ベース、ドラムのリズム隊も…
ジャクソンブラウンの演奏に溶け込んで…見事にひきたて…
もう…最高の心地よさでした!!!





演奏は
第1部…約1時間
第2部…約1時間
アンコール…約20分間と…それはそれはたっぷりと…



第1部…

の1曲目…

東京での公演と同じように
トム・ぺティ&ザ・ハートブレイカーズの「The Waiting」


でくるかと思いきや…



「Some Bridges」からスタート…




個人的には
急死したトム・ペティへの追悼…
トム・ぺティ&ザ・ハートブレイカーズ…聴きたかった…けど…
それが…残念と感じさえない程…
実に心地よい歌声…そしてバンドとしてのグルーブ感がたまらない…



「The Long Way Around」

これは
最新作の収録曲




そして
ピアノに移動して

「The Late Show」


これが…予定外の曲なのか
もう…大歓声で盛り上がり…
そんなに盛り上がったら…この3曲で終わっちゃうんじゃないかと心配したくらい…笑




「Looking East」


後半ののヴァル・マッカラムのギターとグレッグ・リーズのペダルスティールとの
絡み合うギター演奏は聴きごたえ十分で…それはもう鳥肌もの
実に…圧巻!!!




またまたリクエストが飛び交う!飛び交う!!



「Fuse!」って声がかかると
「覚えてないよ…」とジャクソン・ブラウン(笑)



…で演奏曲は


「These Days 」


続いても
リクエストが飛ぶ!飛ぶ!


まるで…即興リクエストライブであるかのように…
でも…演奏のクオリティの完成度といったらそれはもう最高でして…



「Red Neck Friend!」と声がかかると
「やってみよう」とジャクソン・ブラウン


6曲目は

「Red Neck Friend」


実に軽快はロックン・ロールで、盛り上がる!盛り上がる!!





そして
次の曲は飛び交うリクエストに応えなくて…笑



「Just Say Yeah」




ギターを途中で持ち替えて
後半は…ギターを弾かず…
唄に専念するジャクソン・ブラウン



でも…
ジャクソン・ブラウンが弾かなくても
助さんと格さんがいるから…
印籠を出さなくても…もとい…ギターを弾かなくても大丈夫…笑



「Your Bright Baby Blues」


まずはジャクソン・ブラウンのみギターを奏でながら歌い
途中から音が重なるようにバンドが入ってくる…この心地よさ



前半のラストは
ピアノで奏でる


「For A Dancer」




約20分弱の休憩をはさんで


第2部は



「The Birds of St.Marks」

から…


これまた
助さん格さんのギターが思い切りフューチャーされてて
1曲目にふさわしい曲…



で…2曲目は
アコーステックなサウンドで


「I'll Do Anything 」


はマイナー調の曲で…あがり気味のお客さんのボルテージをいったん整えて…


歌い終わると
お客さんから
「Crazy!」の声が…


即興でかワンフレーズ

♪Crazy~


…と歌いだす…ご機嫌なジャクソン・ブラウン



聴いた覚えのない曲だったけど
何の曲だったんだろう??
即興のアドリブ???だったかも…



で次の曲は



「Lives In The Balance」




そして
ピアノに移って


「Fountain Of Sorrow」



ピアノの奏でる旋律…
そして
歌声を聴いてると…
心象風景として広がる…のが…
映画でみた…古きよきアメリカの大地…
壮大なる自然の風景が浮かび上がってくる…


…と同時に…
日々の…出来事の中で…
こんな…ちっぽけなことに苛立ちを感じていたり
思うようにいかない…そんなことで悩んでいた気持ちが
ふーと軽くなり

…この心を大きく包んでくれる…


そんな演奏…

歌声は…
穏やかで…優しくて…
そして渋くて…



そして…
何よりも…強く感じられたのが…
唄っている時の仕草が極めて


自然体で…



ありのままの姿の…
飾らない…自然体のJACKSON BROWNEが…
演奏中…等身大の姿で
目前にいる!!




そして

アコギに持ち替え
14曲目は


「For Everyman」

後半の畳みかけるリフレインは圧巻!!!
もう…そのグルーブ感と言ったら最高…

ここまで…触れてきてないけど
ドラムのマウリシオ・リワークも…めちゃイイ感じで
存在感を十分に出している…


ベースといい
リズム隊が…しっかりした音を刻むことで
助さん格さん…そして黄門様が…
自在に…そのうえで心地よく歌ったり…演奏したりして
戯れている感満載で…



「I'm Alive」

…を演奏した後は



お客さんとのやりとりがあって
その返答は…


「 Gregg Allmanを…」
とジャクソン・ブラウン



これも…おそらく演奏予定ではなっかった曲



オールマン・ブラザーズ・バンドのカバー曲

「Melissa」





おそらく…
演奏予定曲じゃなかったと思われるのに

グレッグ・リーズのペダルスティール
ヴァル・マッカラムのギターが絶妙に絡まって
ジャクソン・ブラウンの
歌声を惹きたてる!惹きたてる!!!



そして後半は会場総立ち



ピアノへ移動し


「Pretender」


人生の悲哀や憂鬱、絶望の中からみられる一筋の光といったような歌詞が描かれている
…そんな心に滲みる一曲



そして

大歓声の後



「Thank you so musch NAGOYA! Thank you. アリガトーNAGOYA!」



と感謝の言葉を述べ、アコギをもち
ジャクソン・ブラウンがリフを弾き出すと、バンドの音が重なりあってくる…




「Running on Empty」



そう「孤独なランナ―」


最高のバンドサウンドにのって
引き立つジャクソン・ブラウンの真摯な歌声…





「孤独なランナー」のイントロで観客の手拍子に合わせて体を動かすジャクソン・ブラウン


こんなに楽しそうに
ステージを盛り上げているジャクソン・ブラウン
これまで見たことのないほど…ステージではご機嫌そのもの


お客さんは当然、総立ち


この曲でもグレッグ・リーズのペダルスティールとヴァルのファイアーバードが掛け合い、グレッグ・リーズのペダルスティール
ヴァル・マッカラムのギターが…色を添える!!
後半のギターのおなじみのフレーズのカッティングは
ヴァルマッカラム




で本編終了!!!



UNはおなじみ


「Take It Easy 」


人生は、思い通りにならないことが少なくない…
でも、肩の力を抜いて、ゆっくりいこう…



まだまだ…
これからの人生…
ときどきは立ち止まって
この唄を口ずさんで、心を落ち着けることが大切かも知れないな…



そしてそのままの流れで


「Our Lady of the Well」をメドレーで




モアUNは



「Doctor My Eyes」



「I Am A Patriot」




…と…2回もUNに応えてくれるほど
元気で…それも…ピアノを奏でるとき以外は
立ちっぱなしの
驚くべき69歳!!!

セトリも
リクエストに自在に応えるなど
本当に…凄すぎる69歳!!!



いやあ…
高齢だから
今回のライブが
JACKSON BROWNEのライブが「生」でみられるのは
最後かな…なんてライブ前は思ってたけど




69歳で…この演奏!!この歌声!!!
JACKSON BROWNEを観る限り…
世の中の定年制は
70歳でも…いや75歳でもいいんじゃないか!!
…と思えてくるほどの演奏の若々しさ…






高齢どころか
あと…5~6年は
高齢(こうれい)…もとい…
恒例(こうれい)となって
JACKSON BROWNEのライブが楽しめるんじゃないか…
なんて思ったよ!!




こんな近距離で…座ってゆったりみられた
JACKSON BROWNE
なんとも贅沢過ぎる夜…



大満足でした…


マイケル・ジャクソンと
ジェームス・ブラウンが
合わさった名前の
JACKSON BROWNE




マイケル・ジャクソンと
ジェームス・ブラウンが
まとめてみられたくらいの
感動があったことを最後に記しておく…


(マイケル・ジャクソンとジェームス・ブラウンを、まとめてみるなんてことは、今となっては絶対にあり得ない話ですけどね…それに匹敵するくらい???今夜のライブはよかったのよ!!笑) 



<第一部>
1 Some Bridges
2 The Long Way Around
3 The Late Show
4 Looking East
5 These Days
6 Redneck Friend
7 Just Say Yeah 
8 Your Bright Baby Blues
9 For A Dancer

<第二部>
10 The Birds of St.Marks
11 I'll Do Anything
12 Lives In The Balance
13 Fountain Of Sorrow
14 For Everyman
15 I'm Alive
16 Melissa (オールマン・ブラザーズ・バンド『イート・ザ・ピーチ』収録曲)
17 Pretender
18 Running on Empty


<アンコール1> 
19 Take It Easy
20 Our Lady of the Well 


<アンコール2> 
21 Doctor My Eyes
22 I Am A Patriot