島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

開拓小屋のキッチン

2012-12-29 | 住まい・建物

割り竹を並べた長方形の作業台を屋外に設置した台所。フローレス島あたりでもほとんどこの形。
食器を伏せれば水は切れるし、ちょっとした生ゴミは周りにポイっと捨てられる。
それにしても、このシンプルさ。日本のキャンパーでももっと物を持っているだろう。
なんだかすがすがしい。ちょっとうらやましい。じゃあ自分も家にあるもの全部捨てればいいんだけど、できない。やはりこれだけが絶対的な価値ではないからだ。

大きなお玉(というのか)は、ココナツの殻をいい形に切り取って、木の柄を竹を裂いた紐できれいにくくりつけてある。このタイプのお玉やひしゃくはジャワ製が多いらしく、ジョグジャカルタの市場でたくさん売っている。けれどこれは手作りっぽく見えた。柄の上の方がぺったんこになっていて、しゃもじのようにも使えそう。

手前の階段の下に、炉の端っこが見える。





写真/スラウェシ島西スラウェシ州(2008年)

◆気に入ったらクリックを!ほかのブログも見られます→にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村へ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チガヤ原のクンチュール | トップ | パサール 薬味系あります »
最新の画像もっと見る

住まい・建物」カテゴリの最新記事

  • RSS2.0