はぴの自作カフェ 2nd

子育てと仕事に勤しみながら自作PCを模索する漢の日常

AMD環境でファンレス・AC駆動を考える その5 A88Xチップセットの発熱対策!

2015-09-24 20:26:59 | ファンレス AMD APU

皆さん、こんにちは^^
はぴです。今週はお彼岸で墓参りしたりアルパカ牧場いったりとのんびりしてました。

さて6月頃に組み上げたファンレス・AC駆動のKaveriマシンですが^^;





ここ最近立ち上げしていたところ、放置しているとアクセスランプが点灯したまま吹っ飛ぶ!
という症状がほぼ100%発生することに気が付きました。

間違いないのは発熱・排熱が不十分なんだろうなと・・・だってファンレス(&AC駆動)ですし^^;

症状としては、
1.OSを立ち上げてしばらく放置しておく。
2.エクスプローラーでフォルダを開こうとする。
3.そのフォルダが開かない。
4.しばらくマウス操作のみ出来る、アイコンを開いたり出来ない、スタートメニューも無反応。
5.そのうち、そのまま固まる・再起動がかかる。
6.UEFI画面をみるとOSの入っているSSDが認識されていない。
7.UEFIデフォルト読み込み・しばらく放置するとまたSSDも認識され正常起動。




SSDが不良になったかと思い、SSDを交換してOSを入れ直しましたが同じ症状が発生しました。

・・・となるとチップセットの方かな???
と推測。このMSIマザーですとA88Xチップセットを使用しておりますが。

ビンゴっぽい@@
ヒートシンクを外しましたら熱伝導シートが綺麗に無くなっていました、高熱に耐えてきた結果ですね。

ファンレスPCですのでそもそもこのヒートシンクもアッチッチではありました;;





急遽データーアシストさんに向かい熱対策グッズを数点ほど購入してきました。





簡易的に冷えそうなこのアルミ製ヒートシンクをチップセットに接着することに^^





ものの見事にジャストフィットしました。





高熱で無くなってしまった熱伝導シートも同時購入したものを切り貼りして補修して取り付けます。





起動させます。
FFベンチマークを測定させますと、ヒートシンク付近で65.5度 APU放熱ブロック付近で43.4度を示します。
*参考温度です。厳密に測定しているわけではありません。

このアルミ製ヒートシンクの追加だけで今までのような熱暴走的な「吹っ飛び」は無くなりました。
おそらく

1.酷暑もありヒートシンクの熱伝導シートが無くなった。
2.そのためチップセットの排熱がうまく出来ず、チップセットの熱暴走。


というファンレスPCには大問題な症状が発生したものと思われます。
1個でも冷却ファンがあれば全然違うんでしょうが、ファンレスPCとして組んでいる以上避けて通れない熱対策ですよねぇ^^;

稼働させてしばらく様子見してみようと思います。

それよりもAPUのグラフィックコアの熱暴走がたまに見受けられます。
GPUクロックも下げたほうが良いかもですね><





・・・・・・A88Xチップセットの排熱対策を、もう少し頑張ってみました。

データーアシストさんで一緒に購入した熱対策グッズの中から・・・犠牲になる物をチョイス。


これなら加工しやすそうです^^





このMSI A88XI-ACに使用されているA88Xチップに使われているヒートシンクのサイズは30mm×30mm(出っ張り含まず)です。
熱対策グッズに購入した「汎用ヒートシンク」は40mm×40mmサイズですので、そのままではマザーの部品に干渉してしまいます。

サイズを小さく削る加工が必要となります^^;





精密な加工は時間的に余裕が無いのでザックリ適当に加工することにします。
ヒートシンクのサイズをペンでマーキング。

あとはグラインダーでガリガリ削りました。
アルミ製なので削りやすいですし・・・





穴の位置はポンチで軽く位置決めしておきます。
サイズはノギスを用いて対角線を合わせてマーキングしました。
多少のズレは・・・なんとかなるでしょう!?





グラインダーでガリガリ削った後・・・
雑ですがすみません>w<


部品に当たらなきゃOK?
というか肉厚のアルミを削る道具がグラインダー以外に見当たらず・・・

ハンドニブラ(kakuさんご提供)では”肉厚”すぎて刃に噛めませんでした^^;





穴の径は3mmでしたので最初2mm程度のドリルで下穴を開け、その後3mmのドリルで加工。
グラインダーで周辺を滑らかにしたあとはやすりでバリ取り。





サイズといい大きさといいピッタリ?です。





無骨ですが、冷えれば良いんです。

留め具のプッシュピンも見事に入りました。
厚みが肉厚になった分、バネも強くなりしっかり固定出来そうです。






付属の熱伝導シートを装着。
両面に保護シートがついているので、忘れないように外しましょう(?)。





これをファンレスPCのMSI A88XI-AC のA88Xチップに取り付けます。





アルミ製のフィンが熱を上方に排熱してくれそうです。




長時間稼働試験を行い、発熱実験を行っております。

「ディスプレイドライバの応答と停止」エラーがベンチマーク後に出る時があるのでもう少し設定を詰める必要があるようです。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kaku)
2015-09-24 22:18:02
こんばんは!

今年はあっつかったですからね~。
ファンレスは拷問だったかもですね…( ̄▽ ̄;)
でも完全無音は憧れます。
ハンドニブラはきっとどこかで役に立つと思います☆
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Unknown (はぴ)
2015-10-14 10:37:39
kakuさんこんにちは^^
ハンドニブラありがとうございます。
いろいろと使わせてもらっております。ケース加工には最適です^^薄さといいちょうど良い道具かも。

チップセットのヒートシンクかえてからは調子良くなりました。
まぁ、ケースの仕様上そもそもゲームなどの高負荷は無理だよって書いてあります。
このシステムでFFベンチなどまわすと途中で落ちますのでゲームPCには無理でした。

アイドル状態で起動させとく分にはこの夏場でも動いていましたのでAMDのAPUでもファンレス大丈夫そうです。
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