はぴです。只今、花粉症に反応しまくり中です!^^;
マザーAsRock X370 Gaming ITX/AC(BIOSバージョン4.43beta)
メモリDDR4 CORSAIR CMK16GX4M2A2666C16(2666MHz動作A12-9800Eでは2400MHz動作)
*新RYZEN CPU(Pinnacle Ridge)対応の4.50 BIOS(2018/03/06)が公開されました。
当記事はBIOS 4.43での検証となります。ご了承ください。
このマザーのBIOS設定ですが・・・
Advanced - AMD CBS - NBIO Common Optionsというタブに
System Configuration項目があってですね。
Ryzen 5 2400GのTDPが変えれます@@
いわゆるConfigurable TDPが可能になっています。
しかも、35W、45W、65Wと3通りの変更が可能。
スペック的には確か45Wと65Wのはずでした。
というわけで、cTDPを変えてみた時のRyzen 5 2400Gの性能と消費電力を見てみたいと思います。
Configurable TDP設定はAMD CBSタブの設定なのでOC TweakerのOC Mode Change Switchは「AMD CBS Setting」を選択。
A12-9800Eに関しては消費電力の比較に使用しました。本来ならばA12-9800(無印)と比較すべきですね。
CINEBENCH R15での結果です。
cTDPの設定に比例して性能も変わっております。
A12-9800EはTDP 35Wを考慮しても半分以下。
AMDにとってBulldozerアーキテクチャは失敗作なのかも・・・
FF XIV紅蓮のリベレーターベンチの結果です。
cTDPに比例してそうといえますが、1920x1080高品質(ノートPC)ではcTDPの設定に影響を与えていません。
A12-9800Eと比較すべきではないのですがGPU性能もダブルスコアをたたき出します。
3DMARK SKY DIVERでの結果
cTDPの効果はそれほど無さそうですが、A12-9800Eとはダブルスコア。
消費電力の結果です。
cTDP 65WとcTDP 45Wの設定だとFFXIV 1920x1080設定時に125Wを示すcTDP 65Wですが、思ったほどの消費電力差は無さそうです。
cTDP 35Wに設定すると100Wを超えない消費電力になってきます。
A12-9800Eは80W程度の消費電力になりそれには敵いませんが、性能差が大きいことを考えると、Ryzen 5 2400GのcTDP 35Wはワットパフォーマンスは良さそうですね。
100W程度のシステムを組みたい場合にはこのRyzen 5 2400Gは魅力的なAPUとも言えます。
BIOS設定を調整すればA12-9800E程度の消費電力を実現できるかもしれません。
Ryzen 5 2400G(cTDP 65W設定)
CINEBENCH R15
Open GL 73.68fps
CPU-Multi 804cb
CPU-Single 142cb
Ryzen 5 2400G(cTDP 65W設定)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1280x720 高品質(ノートPC) 6649 とても快適
Ryzen 5 2400G(cTDP 65W設定)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1920x1080 高品質(ノートPC) 3803 快適
Ryzen 5 2400G(cTDP 65W設定)
3DMARK Sky Diver
Graphics score 11877
Physics score 9048
Combined score 11687
Sky Diver 11327
Ryzen 5 2400G(cTDP 45W設定)
CINEBENCH R15
Open GL 72.41fps
CPU-Multi 780cb
CPU-Single 148cb
Ryzen 5 2400G(cTDP 45W設定)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1280x720 高品質(ノートPC) 6659 とても快適
Ryzen 5 2400G(cTDP 45W設定)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1920x1080 高品質(ノートPC) 3826 快適
Ryzen 5 2400G(cTDP 45W設定)
3DMARK Sky Diver
Graphics score 11879
Physics score 9139
Combined score 11671
Sky Diver 11348
Ryzen 5 2400G(cTDP 35W設定)
CINEBENCH R15
Open GL 73.60fps
CPU-Multi 749cb
CPU-Single 146cb
Ryzen 5 2400G(cTDP 35W設定)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1280x720 高品質(ノートPC) 6573 とても快適
Ryzen 5 2400G(cTDP 35W設定)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1920x1080 高品質(ノートPC) 3813 快適
Ryzen 5 2400G(cTDP 35W設定)
3DMARK Sky Diver
Graphics score 11874
Physics score 8885
Combined score 10998
Sky Diver 11218
A12-9800E(TDP 35W)
CINEBENCH R15
Open GL 43.01fps
CPU-Multi 289cb
CPU-Single 71cb
A12-9800E(TDP 35W)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1280x720 高品質(ノートPC) 3513 快適
A12-9800E(TDP 35W)
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1920x1080 高品質(ノートPC) 1967 設定変更を推奨
A12-9800E(TDP 35W)
3DMARK Sky Diver
Graphics score 6180
Physics score 4185
Combined score 5615
Sky Diver 5714
AMD APUの本命はかなり性能がアップしてしかも低消費電力な仕上がりとなっておりますね。
cTDP 35Wではもう少し低消費電力であってほしいところ(出来ればA12-9800Eクラスの消費電力を!)。
あるいはTDP 35WなRyzen 5 2400GEなるAPUであればさらに低い消費電力になるのでしょうか?
Ryzen 5 2400GにcTDP設定が可能なことを考えるとTDP 35Wなる2400GEは発売されなさそう?
いずれにしてもConfigurable TDPなる機能を搭載したAMD APUはコンパクトなPCを作るうえではなかなかに面白いCPUです。
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みなさんご無沙汰しております。はぴです。
3月にもなり陽ざしに暖かみが感じられる季節になってきましたが、風はまだまだ冷たいです;;
放置中で大変申し訳ございません、ブログにはアップできていませんがいろいろ楽しませておりました。
Ryzen 5 2400G(Raven Ridge)!
AMDの自慢のシリーズ?でもあるAPUの新作が登場したんですよね。
私も手に入れて仕事の合間をみて弄りつつありました。
写真はAsRock X370 Gaming ITX/ACにて動作検証中の真っ最中~
トラブルとしては、Ryzen 5 2400Gに対応するBIOSが4.40でアップされているんですが、スイッチを押しても起動しないという症状が発生していました。
この症状が発生するとA12-9800など元のAPUに戻しても起動しなくなるというなんか致命的な症状が発生・・・
・・・その都度もう一枚もっているX370 Gaming ITX/ACのBIOS ROMを使用して復旧するという裏技で乗り切っていました><(なかったらメーカーに修理対応するところです;;)
現在のところベータBIOS 4.43を使用しています。
こちらのバージョンのBIOSでは正常に起動しております。
やはり出たばかりのRaven RidgeなAPUはどこか不安定なところがあるようですね。
AMDお得意のcTDP(Configurable TDP)も65W、45W、35Wの3種類の設定がX370 Gaming ITX/ACマザーでは設定することが出来ますが、65Wと45Wの設定ではそれほど大きな差が出ません。
35Wの設定で90W強の消費電力値となっていますが、A12-9800Eのような70W程度の消費電力には設定を弄る必要があります。
とはいえ新しいAPUはZENコアを搭載していてとても心躍るものに仕上がっています。
AsRock X370 Gaming-ITX/ACではRaven Ridge対応のBIOSに更新する前にブリッジBIOSと呼ばれるバージョン3.6に一度アップデートする必要があります。
もちろんこの3.6以前のバージョンのBIOSではRaven RidgeなAPUは認識されず起動もされません。
Raven RidgeはDDR4-2933までコントローラーが対応しているようです。
今回は、DDR4-2666で安定動作を目指しました。
内蔵グラフィックスはVegaコアをついに搭載!!!
CPU-Z付属のCPUベンチマークを計測してみました。
Bulldozer系列のA10-7850Kよりも大幅にCPU性能は向上しております。
シングルスレッドの性能も倍になっています。
個人的に気になるのは「Ultra HD Blu-ray」への対応でもあります。
4K HDRという機能が搭載されたテレビ・モニターもだいぶ出始めてきたことでもありますし、Intel製品で実現されているビデオ環境がAMD環境でも可能になるかどうか楽しみでもあります。
そのための確認ツールとして「Ultra HD Blu-ray Advisor」なるものが出回っているのですがその結果はこちら。
AMD環境としては「HEVC-10ビット/AVCコーデック(GPU)」なる項目が対応されたのみでした。
Intel SGXテクノロジーは無理ですね。
しかしこれに似た機能としてSME (Secure Memory Encryption)とSEV (Secure Encrypted Virtualization)というものが搭載されているようです。
これを利用した機能がAMD環境にも搭載される可能性はありますので楽しみです。
HDCP 2.2や高度な保護オーディオ/ビデオパスはSGXテクノロジーも含めてマザーボードの対応も必要でしょうから現在販売されているAM4マザーボードではHDMI 2.0対応も含めて不可能のようですね。
もうすぐ発表のあるX470マザーボードでは対応されてくるのでしょうか?
Windows 10では、HDR機能がオンにできます。
当然ながら現在のAM4マザーではHDMI 1.4規格上での対応ではあります。
モニタのリフレッシュレートも60Hzになるようです。
がRadeonでのHDMI 1.4ベースのHDR出力はフルHD(1080p)でのHDR出力らしいのです。
ちなみにPolarisアーキテクチャのRadeon RX 460ですと「Ultra HD Blu-ray Advisor」はこんな結果になります。
単体グラフィックスカードだけにHDCP 2.2(GPU/ディスプレイ)対応になります。
一世代前のBristol Ridge APU A12-9800Eだと「Ultra HD Blu-ray Advisor」はこのような結果に
全滅な項目・・・
もっともA12-9800Eに搭載されているGPUコアはR7グラフィックスと呼ばれることからVolcanic Islands世代の28nm GCNとなります。
Polaris世代のRX4xx、RX5xx世代よりも前のGPUコアです。
Carrizoコアの焼き直しとも言われていますがHEVCコーデックにもハードウェアとしては未対応みたいですね。
当然のことながらHDR機能も未対応。
当然ですよね。
現状のAM4マザーはHDMI 2.0対応のものもあるようですが、基本的にHDMI 1.4までの対応になっています。
Ryzen 5 2400GはおそらくHDMI 2.0(b)にも対応すると思われますのでHDMI 2.0(b)にもその周辺回路にも対応したAM4マザーが出てほしいものです。
次期マザーX470・B450を搭載したAM4マザーなら対応しそうですね。
来月のZEN+にも新AM4マザーも楽しみになっています。
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こんにちは、はぴです^^
今年もあっという間に過ぎ、はや年末になろうとしています。
寒さ厳しい冬もやってきて北風が体に凍みるようになってきました・・・寒いっす;;
AMD APUとくればKaveri世代のA10-7800シリーズがメインでしたが、今年はDD4メモリ世代のAM4マザーも登場しました。
主流はAM4マザーでDDR4メモリとなり、MINI-ITXマザーも登場しています。
さらにAMD APUシリーズの本命ともいえるRaven Ridgeは来年にも登場するとのことですが、その「つなぎ」?でもあるBristol Ridgeが登場しています。
AMD APU環境でのファンレス・ACアダプタ駆動を考えるにあたり経験則から
1.ファンレスはほぼ無理
Kaveri世代のAPUでは冷却ファンがないとCPUの排熱が間に合いません。APUとチップセットはかなり発熱します。
長時間動作にはKabiniコアのAM1マザーを使うのがベストです。
2.ACアダプタ駆動はそれなりに可能
cTDP設定のおかげで100Wを切る動作消費電力が可能です。これは意外に便利。
ならばファン付き・ACアダプタ駆動は今後のRaven Ridgeでも可能であろう。
というわけで、2017年末時点の最新AMD APUでのACアダプタ駆動を検証したいと思います。
今回、CPUにはBristol RidgeのA12-9800Eしかも35Wという低消費電力タイプ。
TDPが35Wと固定となっていて大幅な電圧や倍率の調整は出来ないみたいです。
マザーボードにはAsRock X370 Gaming ITX/ACをDDR4メモリにはCORSAIRのVENGEANCE LPXタイプCMK16GX4M2A2666C16をデフォルト2133MHzとXMP設定による2400MHzを検証します。
ストレージには960EVO 250GBを使用しました。
*A12-9800EをCPUに使用すると仕様からM.2スロットはPCI-Express Gen. 3.0x2とレーン数が減少します。
当初PCI-Express Gen. 2.0ですがx2レーンのCSSD-M2E512HLMEQを使ったんですが認識されずマザーの動作も不安定になるしOSインストールしてもそのまま起動しないなどおかしな症状が発生したので断念。
960EVOだと問題なく起動したのでそのまま使用しました。
AM4マザーともなるとM.2スロットがあるので、CPUとメモリ、SSDを取り付ければあとは電源コネクタを挿すだけで完了するのは便利ですね。
S-ATA等のケーブルが無くてもOSインストール出来る状態になります(生やさなくてよい?^^;)
M.2スロットはマザーボード背面にあります。
A12-9800Eを使用するとこのM.2スロットはPCI-Express Gen 3.0x2(16Gb/s)に制限されるのでSSD本来の速度は発揮されないので注意が必要です。
RYZEN CPUであれば、PCI-Express Gen 3.0x4(32Gb/s)と本体の規格で使用できます。
これ以外にA12-9800Eを搭載すると
拡張スロットがPCI-Express Gen 3.0 x8レーンに(RYZEN CPUではPCI-Express Gen 3.0 x16レーン)。
メモリはDDR4 2400/2133 ECC/NON ECC Unbufferedに対応(RYZEN CPUではDDR4 3466+/3200/2933/2667/2400/2133 ECC/NON ECC Unbuffered)。
となります。
CPUクーラーはA12-9800E標準に搭載されているCPUクーラーではちょっと不安かな?という程度の発熱があります。
X370チップセットや、VRM部も発熱があるので、冷却ファンがあった方が良いですね。
35WなAPUにしては発熱します。
今回PowerXpressの設定を弄ってみて検証もしてみたんですが、後述の消費電力でわかるように負荷時の消費電力の削減には影響があまり見られませんでした。
Windowsのアイドル状態では消費電力が下がりましたので一定の効果はあると思われます。
PowerXpress設定は、内蔵GPUと外付けGPUをシームレスに切り替える機能のことでノートPC等でバッテリ駆動の時には内蔵GPUを外部電源が接続されたときには外付けGPUを有効にする機能です。
外付けGPUを使用すれば効果的なのかもしれませんが、アイドル状態での消費電力削減には効果が期待できます。
性能は多少落ちるようですが大きな影響を受けるほどの性能低下は見られないので有効にしても損は無さそうですね。
Windowsは特に問題なくインストール完了。
CPU-Zの結果です。
アイドル状態だとクロックは1GHz割り込みます。RYZEN CPUを使い慣れてしまうとこちらはたまにやや引っかかる感じがあります。
CPUはBulldozerアーキテクチャであるExcavatorコアを搭載しています。
・・・まぁ、Raven Ridgeまでの繋ぎ・・・ですけど>w<
マザーボードはAsRock Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac
こちらは、Wireress LANがIEEE 802.11a/b/g/n/ac最高867Mbpsの接続をサポート。
下位のAsRock Fata1ty AB350 Gaming-ITX/acは最高433Mbpsまでの接続と差別化を図っております。
DDR4メモリは、DDR-2400までですがすんなりと認識してくれます。
OC出来れば、内蔵GPUも性能がアップするでしょうがメモリのOCには対応していません;;
内蔵GPUは、Radeon R7 Graphics
512基(8CU)のGCNプロセッサコアを持ち最大1108MHzのGPUクロックです。
CPU-ZにおけるCPUベンチの結果です。
A10-7850Kと同じ性能です。
しかし、TDPが95Wから35Wになってこの性能ですからワットパフォーマンスは良好ですね。
Raven Ridge・・・
さてさて、基礎的な体力測定を見てみましょう。
A12-9800E 35W Default設定 メモリDDR4-2133
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL 42.53fps
CPU(Multi Core) 292cb
CPU(Single) 92cb
A12-9800E 35W Default設定 メモリDDR4-2133
3DMark Sky Diver
SCORE 5661
Graphics 6083
Physics 4216
Combined 5632
A12-9800E 35W Default設定 メモリDDR4-2133
ファイナルファンタジーXIV 高品質(ノートPC)1280x720
SCORE 3427(やや快適)
A12-9800E 35W PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2133
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL 40.69fps
CPU(Multi Core) 284cb
CPU(Single) 84cb
A12-9800E 35W PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2133
3DMark Sky Diver
SCORE 5627
Graphics 6053
Physics 4183
Combined 5574
A12-9800E 35W PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2133
ファイナルファンタジーXIV 高品質(ノートPC)1280x720
SCORE 3430(やや快適)
A12-9800E 35W PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2400XMP設定
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL 43.08fps
CPU(Multi Core) 282cb
CPU(Single) 90cb
A12-9800E 35W PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2400XMP設定
3DMark Sky Diver
SCORE 5715
Graphics 6185
Physics 4157
Combined 5678
A12-9800E 35W PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2400XMP設定
ファイナルファンタジーXIV 高品質(ノートPC)1280x720
SCORE 3487(やや快適)
ZENコアを搭載する新型APU Raven Ridgeが登場していない現状でのAMD APUではBristol Ridgeが最適解となっています。
しかしながらその性能はKaveriコアを搭載するA10-7850Kのリネーム的な存在。
参考までのデータですがA10-7850KのcTDP 45Wに設定したときのシステムに似たものがあると思われます。
その素性ですがAM4マザー対応のCPUとして100Wを大きく切る消費電力となっております。
元々がノート用のAPUのためか消費電力が上がりすぎないような性格になっています。
全体的に80Wを超えない消費電力となっていてACアダプタ駆動するには十分な値となっています。
A12-9800Eの消費電力(W)
デフォルト設定 メモリDDR4-2133
Windowsアイドル 68.1W
CINEBENCH R15実行中 71.1W
3DMark Sky Diver実行中 73.6W
FFXIV 高品質(ノートPC)実行中 73.5W
PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2133
Windowsアイドル 59.1W
CINEBENCH R15実行中 71.3W
3DMark Sky Diver実行中 73.7W
FFXIV 高品質(ノートPC)実行中 72.7W
PowerXpress設定PX UPLPS Mode設定 メモリDDR4-2400XMP設定
Windowsアイドル 68.1W
CINEBENCH R15実行中 71.1W
3DMark Sky Diver実行中 73.6W
FFXIV 高品質(ノートPC)実行中 73.5W
PowerXpress設定を有効にするとアイドル状態での消費電力が10Wほど下がることが確認できました。
Raven Ridgeが待ち遠しいですがAM4マザーを今から準備しつつA12-9800で凌ぐというのもアリかもです。
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みなさんこんにちは、はぴです^^
夏模様の気温変化になってきましたが、暑かったり涼しいよりは肌寒かったりと気温の変化がまだ大きいです。
ぐずついた雨模様とかなんか梅雨っぽい雰囲気でもあります。
MINI-ITXなX370 GTNが話題です。
今回、改めてA10-7870KとGA-F2A88XNのMINI-ITXシステムで性能を測定してみました。
これと前回測定したRYZENのMINI-ITXシステムを比較してみたいと思います。
今回はA10-7870K + GA-F2A88XN-WIFIの測定結果を載せていますのでご注意ください。
A10-7870K + GA-F2A88XN-WIFI
CINEBENCH R15スコア
CPU 289 cb
CPU-Single 86 cb
実行中の負荷消費電力は111.2W
まぁ、比べくべくもないですがCPUパワーは・・・無いです^^;
今回A10-7870KをGA-F2A88XN-WIFIにXFX R7 240を装着しCrimson Driverをインストールしたら自動でDual Graphicsが有効になりました。
なのでそのベンチ結果も載せておきますが、Dual Graphicsを有効にしても無効にしても大きく変わりませんでした。
XFX R7 240シングル(Dual Graphics無効)
1280x720最高品質 2017 普通
XFX R7 240シングル(Dual Graphics無効)
1920x1080最高品質 1050 設定変更が必要
XFX R7 240+A10-7870K Crossfire(Dual Graphics有効)
1280x720最高品質 1989 設定変更を推奨
XFX R7 240+A10-7870K Crossfire(Dual Graphics有効)
1920x1080最高品質 1042 設定変更が必要
SAPPHIRE PULSE RADEON RX550 4G GDDR5 HDMI/DVI-D/DP OC
1280x720最高品質 6474 とても快適
SAPPHIRE PULSE RADEON RX550 4G GDDR5 HDMI/DVI-D/DP OC
1920x1080最高品質 3714 快適
GIGABYTE GV-NV1070IXOC-8GD
1280x720最高品質 9519 非常に快適
GIGABYTE GV-NV1070IXOC-8GD
1920x1080最高品質 8844 非常に快適
FF XIV紅蓮のリベレーターでの測定結果ですが、確かなことはPascal世代のGeforce 1070の性能はBulldozer系列のA10-7850KではCPUがボトルネックになって性能を引き出せていなません。
CPUの性能が良くありませんでしたね、Bulldozer・・・
RYZEN 1800Xでは同じGPUでも1.5倍程度の性能になることからコア数の違いはありますがこの差は大きいです。
A10-7850Kと比較するのであれば2コア/4スレッドあたりのRYZEN・・・ってありませんでした><;
4コア4スレッドのRYZEN R3あたりとの比較が妥当なところでしょうか。
XFX R7 240では今度はGPU性能がボトルネックになってしまって性能は同じ。
A10-7870KでもRYZEN 1800Xでも同じ性能値であることからどちらのCPUでもXFX R7 240ではもったいないようです(消費電力重視?)
RX 550での結果はRYZEN 1800Xの方が多少良さそうです。
解像度が1280x720ではRYZENの方が、1920x1080ではA10-7870Kの方が良い値を示しています。
消費電力についてはやはりRYZEN 1800Xが高めになっています。
ハイエンドなグラボであるGeforce 1070を搭載したときに、A10-7870KとRYZEN 1800Xでは高負荷時にほぼ同じ260W程度の消費電力を示しながらベンチ性能は大きく違います。
しかも300Wを大きく切る消費電力となっています。
CINEBENCH R15実行中の消費電力は、A10-7870Kが111.2Wに対してRYZEN 1800Xは179.2W、8コアなりに高いですね。
今までのAMD CPUではBulldozerアーキテクチャではCPU性能が低すぎてグラフィックスカードの性能も十分引き出せていませんでした。
RYZEN CPUではCPU性能が改善された分、グラフィックスカードの性能も十二分に発揮できるようです。
いままでのAMD製品と比較しても乗り換える価値のあるCPUに仕上がっていると思われます。
・・・あとはRaven RidgeですねRYZEN搭載のAPUでファンレス・AC駆動してみたいです^^
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はぴです。GW真っ只中でございます。明日からのGW後半は温度が非常に高い予報になっております。
皆様、熱中症にお気を付けください。
コンパクトでパワフルなPCにRYZEN投入です。
NEBULAケースへの取り付けをする前にいろいろ測定をしてみることにしました。
まずは基礎体力。
CINEBENCH R15スコア
CPU 1596 cb
CPU-Single 150 cb
実行中の負荷消費電力は179.2W
続きまして最近発表された「FF XIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を回してみました。
設定については「最高品質」解像度を1280x720と1920x1080の2種類に設定して計測。
KaveriなA10-7850Kシステムでも同じように測定して違いを確かめたいと思います(そのうち^^;)
今回は3種類のグラフィックスカードを比較してみたいと思います。
XFX R7 240 Core Edition (R7-240A-CLH4)
中古で置いてあったのを捕獲。緊急用・メンテナンス用として利用。
そういえばこれはUEFI BIOSでのブート出来ませんでした(当たり前^^;)利用にはマザーBIOSのCSM設定を有効にしておく必要があります。
1280x720最高品質 2010 普通
1920x1080最高品質 1051 設定変更が必要
RADEONの真打ちRX550
SAPPHIRE PULSE RADEON RX550 4G GDDR5 HDMI/DVI-D/DP OC
データーアシストさんにて販売されてたものを入手。
RADEONの500シリーズの中では新設計だそうなDisplayport 1.4とHDMI 2.0bに対応する65Wな低消費電力あたりが魅力でしょうか。
400Wの電源が要求されるんですがもっと低い消費電力の電源で動作してほしいところです。
あるいはVega世代の低消費電力なグラフィックスカードに期待したいところ。
1280x720最高品質 7001 非常に快適
1920x1080最高品質 3673 快適
MINI-ITXサイズでは最強クラス、ちょっと背が高いのが難^^;
GIGABYTE GV-NV1070IXOC-8GD
Pascal世代はワットパフォーマンスがAMDよりも優秀です。
ハイエンドに近いグラボなので排熱は「熱め」です。冷却も考える必要あり。
1280x720最高品質 15348 非常に快適
1920x1080最高品質 13070 非常に快適
やはりというかなんというか、MINI-ITXサイズで最強のグラボとなるとこのGTX 1070を搭載するGV-NV1070IXOC-8GDとなります。
後述する消費電力でも300Wを超えない程度で最強クラスでしょうか。
XFX R7 240はA10-7850Kの内蔵GPUに近い性能だと思われます。
高負荷時の消費電力を示します。
RYZEN 1800X定格、DDR4-2133MHzのメモリでGeforce GTX1070を使用しても300Wに達しない260W程度というのはAMD環境で良好な数値だと思います。
A10-7850Kでの再検証が必要ではありますがA10-7850KよりもCINEBENCHの結果よりCPU性能は向上しています。
消費電力も改善されています。BulldozerコアなKaveriよりもより低消費電力で性能が向上するZENコアでAMDが自信を持つのも頷けます。
RYZENはグラフィックスカードが必須となるので消費電力は100Wは優に超えてしまいます。
ACアダプタ駆動はちょっと難しそうですね(クロックを下げていけるかな?)
RYZENのAPUバージョンであるRaven Ridgeが登場すればファンレス・AC駆動なども楽しめそうです。
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