歌詞泣き

高知を拠点に活動しているらしい矢野絢子さんのマキシマムシングル『てろてろ』を中古買いで発掘。

3曲目に収録されている『ニーナ』という曲。
12分にわたる曲というより唄物語。
老いたイス職人に作られ、亡き妻の名を付けられたイスの一生のお話。
「出来上がった椅子があんまり美しかったので、死んだ妻の名前をこっそり入れたのさ」

オチも仕掛けもたいしたものではないと思いつつ不覚にも、涙そうそう。
久しぶりの気持ちのいい唄泣きです。

ピアノがぴったっと止まって、ぽそり　っとやられると、ついぽろり。
してやられたり

デビューアルバムのナイルの一滴にも同じ曲が入ってるようですね。レビュー見てると、なんだみんな泣いてるジャン。