あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第173話感想

2016-08-08 19:00:00 | 食戟のソーマ

 仕事が休みだったこともあって、朝イチで買ってきました今週のジャンプ。
 もうね。
 語りたくて堪りません。
 一言で言うならば
 ほっこりがいっぱいでした。(^^)(^^)(^^)

 すぐにでも述べたいのですが、取り敢えず今日は手を付けていた『ソーマ』感想の方からUPさせて頂きますね。
 ジャンプ感想の方は明日までにUP出来るよう頑張りま~す。





 週刊少年ジャンプ2016年31号掲載
 掲載順第7位
 第173話 【不平等】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いよいよ始まる進級試験。
 まずこの第一次試験は5人編成によるチーム戦とのこと。
 おおーー!!遂にきましたチーム戦!!

 で、創真と一緒のメンバーはというと
 アリス・黒木場・恵・吉野
 ほ~。恵以外のメンバーは創真と組むのが初めてな子ばかりですね~。

 セントラルの狙いとしては創真ら反逆者達は纏めて退学させやすいように、そしてえりなはセントラル側の学生達の班と一緒にさせて無事に合格させようとしている模様。
 なんとも露骨なやり方だこと。

 この時に、創真とえりなの目線が合っているのが良いですね。
 二人の目線の合致というと、私が思い出すのは第28話で朝食ビュッフェの課題が出された時。(単行本第4巻136ページ)
 今こうして見返してみると、二人の関係も随分と変わったものです。(しみじみ)



 この試験を取り締まるのは、広井というおばさん講師。
 どこかで見たような顔だと思ったら、第162話でえりなに話しかけていた、薊政権下の講師ですね。
 お題は「鮭」。
 広井が認められるレベルの鮭料理が出せれば合格とのこと。

 まずは「鮭」からスタートですか。
 北海道の食材としてまさに代表格の一つですが、黒木場と楠との食戟でも用いられたお題なだけに「またか」という思いは拭えないですね・・・。

 魚介のスペシャリストである黒木場や港町育ちの恵がいることから、「これは有利!」と吉野は希望を持ちますが・・・。
 案の定、そうウマい話ではありませんでした。
 反逆者である創真達は試験対策であった薊の特別授業を受けられなかっただけでなく、そのうえ・・・。

 広井の悪意に勘付いている創真の眼差しが良いな~v
 普段は天然気味だけど、大事なところで鋭い創真は本当にイケメンv


 配られた鮭に違和感を抱く創真。
 その違和感を黒木場は的確に察知します。
 なんと、創真達に宛がわれたのは最低レベルの品質である“ホッチャレ”という鮭でした。
 他の班の鮭は最上レベルのものだというのに。

 そのホッチャレというものはかなり食用には向かないらしく、創意工夫で安物の食材を美味しく化けさせる術に長けている創真でさえも難しいとのこと。
 これは珍しい展開ですね。
 創真の得意技が通用しない食材があるなんて。

 でも、そんな低品質な鮭でも捨てずにちゃんと後で食べようとする創真に尊敬するやら感心するやら。
 創真のこういう物事を無駄にしない姿勢本当に好き。



 そんな窮地に立たされた創真達を嘲り笑う、周囲の生徒達。
 ・・・・・・・・・・。
 ちょっとここは見過ごせない不快点です。
 広井だけでなく、他の生徒達まで創真達の落第を望むというのはいかがなものかと。
 それだけ薊の洗脳的支配が広まっていることを描きたかったのでしょうが、この部屋には秋の選抜の美作戦で創真から包丁を返して貰った生徒もいた可能性があるわけじゃないですか。
 それなのにこんな描写を入れてくるのは、あまりにもモブ生徒達の格を落とし過ぎだと思います。
 仮にもここまで生き残った生徒達なのですから、彼らの人間性を最低限は保持してもらいたいですね。



 広井曰く、創真達個人で鮭を入手してきても構わないが、旬をすぎているため合格レベルの鮭はもう絶対に手に入らないとのこと。
 あ~~~不快すぎて胸焼けしそう。
 アーンド
 ここの発言バカすぎる。



 あまりに理不尽なセントラルの仕打ちに絶望する吉野。

 ですが。

 創真はえりなから事前に受けていた勉強会で学んだ事から、何か対策を考え出した模様。

 えりなみたいに声高にリーダーシップを宣言するタイプもそれはそれでいいけど、やっぱり私は創真のように静かにリーダー性を漂わすタイプの方が好み。
 というわけで。
 創真がアリスと黒木場それぞれに問うシーンにめっちゃ興奮。
 魅せ方が上手すぎます。卑怯なぐらい上手すぎますよ附田&佐伯先生!!(o(><o) (o><)oo(><o) (o><)o)

 ラストカットもこれまた素晴らしい。
 黒木場もアリスも強者の箔を醸し出していながら、創真も彼らの“中心”として確かな存在感を放っているのが痺れる憧れる!!

 さて、創真達は一体どんな方法で活路を切り開くのでしょうか?

 

 


 

 

 きた。



 きた。



 きたよ。



 きましたよ。



 キターーー!!!チーム戦!!!(><)



 団体戦をずっと待ち望んでいた私にとって遂にこの展開がやってきました!!
 恵とはもとより、月饗祭編でタクミ・郁魅・イサミ・美作とも共闘した創真でしたが、今回遂にアリス&黒木場とも組むことに!!
 アニメのタイミング的にも丁度でしたね☆
 いや~~~彼らとも共闘することになるとは・・・(しみじみ)。





 ・・・と、素直に盛り上がりたいところなのですが・・・。





 セントラルの嫌がらせがあまりにもチープすぎて全然盛り上がりません。



 まあ、創真達がどれだけのアウェイに立たされているかという状況説明のためではあるのでしょうがね。(そのために、読者の視点役として吉野がチームに入っていたのでしょうし)
 こういう極端な悪役の登場は今に始まった事ではありませんし。
 所詮セントラルの講師陣は、低俗な地上げ屋や堂々と八百長をやらかす奴らと同レベルというわけです。



 敵があまりにも三下な分、逆に創真達の合格が確信できてしまう展開ですが、果たして創真達はどんな策を思いついたのでしょう?
 どうやら創真達はこのホッチャレは使わず、別の鮭を探しに行く模様ですが・・・。
 アリス・黒木場・恵と、北国育ちが全員チーム内にいる時点で既に心強いですね。
 特に恵や黒木場は漁業組合とコネクションがありますし、そこを中心に活躍してくれそう。
 吉野は・・・果たして?


 なにわともあれ、創真達のチームプレイに期待しましょう!! 

 

 



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