デート・ウィズ・ドリュー

原題『MY DATE WITH DREW』
監督兼主役はブライアン・ハーズリンガー。自分の行動をドキュメンタリーにしてしまっているのでそういう意味で監督兼主役です。


ストーリー：『E・T』の頃からドリュー・バリモアのファンである、ブライアンは生活難の無職男。そんな彼がクイズ番組の最終問題で答えたのは「ドリューバリモア」。賞金の$1100を手にしたブライアンは思った。この金を生活費に使ったらまたいつかは灰色の日々が訪れる。ならば…。かくして「30日、$1100以内に憧れのドリュー・バリモアとデートする」という無謀な計画がスタートする。


馬鹿な企画ですし、深い含蓄なんかありゃあしないですよ。でもですね、だからつまらないと考えてしまうのは早計というものです。
ここに映されているブライアンという人間の爽やかさ、ひたむきさは見ていて元気になれますし、偽装パスを作って『チャーリーズエンジェル』のプレミアに潜入している時の緊迫感なんて下手なスパイ映画よりもよほど心を掴みます。
生きた本物のドラマなんですよ。ここにあるのは。
ビックリするくらいに起・承・転・結とれてますし。


アメリカ合衆国の国民性を見直してしまいます。こういうところは見習わないとね。他の変なとこ参考にしないでサ。

幸せな気分になりたい人にオススメ。


オススメ度：

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