四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

習慣となるまで

2017-10-14 08:19:32 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『信仰者は、まず毎日ご宝前での朝夕のお勤めができるようになる。そして、ご命日に教会に参拝し、法座にすわらせてもらう。そこで仏さまの教えに自分を合わせていこうと努力するようになると、生活のすべてが「行」になっていきます。行とは、行動のことです。毎日の生活の中での自分の行動を、一つずつ仏さまの教えに照らし合わせて整えていけるようになるのが、在家仏教徒の行といえましょう。

 知識を学んだだけで仏教が分かったつもりになるのは、たとえば、ゴルフ上達法の本を読んだだけでゴルフができるつもりになったり、教則本を読んだだけで、楽器の演奏ができるつもりになったりするようなものです。まさか、そんなことを考える人はいないと思いますが、仏教の修行も同じです。

 宗教は知識を学ぶものではなく、生き方を身につけるためのものです。教えを学んだら、そのとおりに実行してわが身に体していく。繰り返し実行して、教えをしっかり身につけていく。その修行を見守る人が近くにいてくれると、それが容易にできていくのです。サンガの仲間がいることで修行が本物になっていくのですね。』

 庭野日敬著『開祖随感』より

 

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