さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

最高の思い出

2006年07月25日 | Meister作業関係(そのほか)
高2の時に夢見た鳥人間。
そのために東工大を受験し、Meisterに入り、パイロットにもなれた。

結果は、風に流されてテトラポットに突っ込み、機体大破、僕自身も踵骨を複雑骨折してしまった。

でも、まず命があってよかった。

そして、自分にはすばらしい仲間がいることを再認識できた。

搬送された病院には、OBから後輩まで、学年を問わず沢山のMeisterのメンバーが面会に来てくれた。
鳥コンを見に来てくれていた高校時代の親友は、その日、ずっとベットの横に付き添ってくれた。
翌日、早朝に新幹線で実家のある広島の病院へ移動する時、20人ほどが病院で出迎えてくれ、千羽鶴やメッセージの入った冊子をプレゼントしてくれた。
一日かけてみんなで作ってくれたものだそう。
そして、米原駅の新幹線ホーム。
みんなに見送られながら、新幹線は出発。
泣きながら手を振った。

みんなの気持ちがうれしくて、うれしくて、何度も何度も泣いた。
優勝するとかそんなことより、もっと大切なものを得ることができた。
これ以上の幸せがあるだろうか。

だから今、僕の心はとても晴れ晴れとしている。

でも、まだMeisterパイロットとしてやるべきことは、たくさんある。

まず、怪我を治してみんなに元気な姿を見せること。

そして、いままで僕が経験してきたことを、後輩をはじめとしてみんなに伝えること。

2度とこんな事故はあってはならない。

そのために、自分ができることをできる限りやっていきたいと思う。

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あるメンバーに
完全に自分の判断ミスだったよ。ごめん。
というと、

プラホから一生懸命飛行機を立て直そうとしてるのが見えて、本当にうれしかった

と返してくれた。
涙が止まらなかった。


また、事後処理に追われる代表に、

こんなことをしてしまった俺は、何をすればいい?

と聞くと、
こう返してくれた

常に笑顔でいること!

これから、手術にリハビリにと大変だけど、常に笑顔を忘れずに乗り切って生きたいと思う。

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